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何にも意味を求めない生き物になりたい。

人を見てたくさんの言葉が溢れた時代は終わり、その個人の機能にしか目がいかない時代がやってきた。
これは僕の中に流れる歴史の話だ。

何も起こっていないようで、絶えず何かが起こっている人の内面に、面白いと思える何かを見出す。それが得意だった時代。

もう人の内面を見ることはなくなり、
人の行動を見るようになった。

物語は表現ではなく筋を見るようになり、
かといって筋を分析できるわけでもない。
筋が成り立っているかどうかで、
快感があるかどうかで読む日々。

快感を優先した生活にするならば、
もう本はいらないんじゃないか。
お酒とご飯が、人間の全てであるような気がした午後1時、クールビズの僕。

早く、早く、色々なことを諦めて、
何にも意味を求めない生き物になりたい。

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