X(Twitter)とお別れ? Whispyについて簡単に解説 [2023/10/30]
はじめに
当記事は「Xの代替サービスでWhispyというものがあると知って調べたけど様々な意見があって良く分からない」という方向けに、現在公表されている情報を基に個人的な見解で解説しています。細かい情報はあえて記載せず、ざっくりとした内容に留めています。なお、当記事を作成している時点ではまだサービス内容が予告されているだけで、サービス開始時に内容が大きく異なる可能性があることを留意願います。
どういう組織が運営しているのか?
海外在住の方による個人開発のようです。日本語翻訳は日本の有志の方によって行われているようで、国内対応の担当者は現状ではいないと思われます。
そして最も気になる、そしてこれが議論の的になっている「Xとの連携」機能について
最初に結論を言うと個人運営で実現できるのかと言えばかなり厳しいだろうというのが当方の見解です。
Xの情報を自在に扱うためには「API」という専用の契約を行う必要がありますが、これが非常に高額で一般でどうこうできるようなモノではありません。また仮にXと契約しようとしても「Xから利用者を奪う」ことを明言している相手と契約を結ぶとは到底考えられません。
そうなるとおそらく、「とある手段」を利用して実現しようとしているのではないかと推測します。
とある手段の具体的内容はここでは控えますが、もしそれが本当に行われるとすれば決して推奨される行為ではありません。そしてWhispyによるXアカウントの自動操作や操作代行がXの規約違反と判断されると接続の強制遮断やアカウント強制停止等のペナルティが発生するリスクもあります。
ただこれが上手く考えられていると思うのは、Xアカウントが強制停止されたら今後はWhispyだけで続けていけば良いという考え方もできてしまうということです。ただしXアカウントが停止されると今まで築いてきたフォロワーや過去のポストは戻ってきません。
利用者にペナルティがなくてもWhispy運営とX運営の間でトラブルが発生するかもしれない等、リスクは色々と考えられます。
こう書くと やっぱりWhispy怖くて使えない。ぴえん!! となるかもしれませんが、あくまでXとの連携機能にリスクがあるというだけで、その部分さえ円満解決すれば個人開発のサービスにいちゃもん付けられるようなことは無いと思われます (利用者が大移動するほどの影響があれば別ですが、Whispy側がそこまで受け入れられる体制が整っているとも思えません)
以上です。繰り返しになりますが、まだサービスが開始されていない状況なので全てが個人的な推測でしかないこと、あくまで個々が判断するための材料提供の一つ、ということを申し添えておきます。
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