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Microsoft Accessの利用考察

私は、Microsoft Accessに関するWEBページを公開していますが、Microsoft Accessで1システムを構築するには時間と労力が必要です。
そこで、現状を踏まえた上で、1案を考えました。

Microsoft Accessは、マイクロソフトが開発したリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)です。Accessはデータベースエンジン、フォーム、クエリ、プログラミングインタフェースの機能を組み合わせており、ユーザーがデータベースを作成および管理するのに役立ちます。AccessはMicrosoft Officeスイートのアプリケーションの一部であり、主に中小規模のデータベースプロジェクトに使用されます。

Microsoft Accessを使用すると、ユーザーはデータを格納するためのテーブルを作成したり、テーブル間の関係を定義したり、データ入力や表示用のフォームを作成したり、データの取得や操作を行うためのクエリを作成したりすることができます。
Microsoft Accessは、小規模なデータベースプロジェクトにおいて利便性が高いと言えます。以下に、その利便性の特徴をいくつか挙げます。

  1. 直感的なインターフェース: Accessは、使いやすいグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を提供しています。データベースの作成、テーブルの設計、フォームやレポートの作成など、多くの作業を直感的に行うことができます。

  2. フォームとレポート: Accessは、データ入力用のフォームやデータの表示用のレポートを作成する機能が豊富です。ユーザーは自分のニーズに合わせてカスタマイズしたフォームやレポートを作成し、データの操作や表示を容易に行うことができます。

  3. クエリの作成とデータの操作: Accessのクエリビルダーを使用すると、データベースから必要な情報を抽出したり、データを結合したり、集計したりするクエリを簡単に作成できます。これにより、データの操作や分析が効率的に行えます。

  4. データの整合性とセキュリティ: Accessはデータの整合性を保つための制約や関係性をサポートしています。また、ユーザーアクセスの管理やデータのセキュリティ設定も行えるため、データの保護とセキュリティの確保が容易です。

  5. オブジェクトの統合: Accessは、他のMicrosoft Office製品との統合が強力です。例えば、Accessデータベース内のデータをExcelにエクスポートしたり、AccessのフォームやレポートをWord文書に組み込んだりすることができます。

ただし、Accessは主に個人や小規模な使用に適しており、大規模なデータベースや高度なデータ処理には向いていません。大規模なデータベースや複雑なビジネスプロセスを扱う場合には、よりパワフルなデータベース管理システムが必要となる場合があります。

前述したように、1システムを構築するには時間と労力が必要です。

近年は、基幹システムが多く売られ導入している企業も少なくありません。

基幹システム

  • 生産管理システム

  • 販売管理システム

  • 購買管理システム

  • 在庫管理システム

  • 統合基幹業務システム(ERP)

等ですが、データ入力に負荷がかかっている事は、いうまでもありません。
中小企業においては基幹システムは、1端末のみに設置することが多く、該当システムのデータ入力は、担当者のみ限られています。

Microsoft Accessでデータ入力のみを、行いそのデータを基幹システムに共有することでデータ入力の負荷が減少することが考えられます。
Microsoft AccessはWindowsパソコンで使用可能なため、データ入力端末は増加させることは可能と考えています。


accesと基幹システムのデータ共有

Accessの代わりにExcelでも可能です。RPA導入の第一歩となります。


集計表



概念図



Micro soft ロゴ



最後までご覧いただき有難うございます。m(__)m


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情報処理40年 クリエータとしてITに生きる
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