(71日目)好きではない言葉
誰もが「好きじゃないなぁ」という言葉の一つは持ってると思う。
使うの苦手だな、聞いたらイライラするな、感情はさまざまだと思うんだけど。
※
例えばぼくは、「好き」という言葉があまり好きではない。とくに恋愛関係で。
使うときどうしても「どれだけ?」という尺度が心の中に出てきてしまうから。
人と比べてしまうというのもあるかもしれない。
「わたしのこと、どれだけ好き?」
「んーと、これくらい?(手をいっぱいに広げる)」
「えー、そんだけなんだぁ… 」
こういうやりとり、年齢聞いた時に「いくつに見えますか?」って返される質問返しくらいなんだかモヤモヤする。
測られてる、試されているというストレスだろうか?
正解が自分にないというところもあると思う。
※※
どうしても好きという言葉を使いたくないなぁと思ってる僕は、好きという言葉以外で何かそういう気持ちを表現できないかなぁと長年考えていたんだけど、最近やっとそれらしい言葉が見つかった。
それらが、この言葉だ。
「ときめく」「惹かれる」
この言葉を使った時に余計な尺度が頭の中に浮かばない。
ときめく、惹かれるは自由なのだ。
どんな形でもいい。人それぞれでいい。
あくまで僕認定だけど。
※※※
僕は何をするにもあれ「ときめく」「惹かれる」という気持ちがその入口で欲しいと思っている。
それらを無視して「えいや」と飛び込むこともあるのだが(過去に行った中古マンション購入&リフォームなんかいい例)あとから持つこともある同等の感情はちょいと違った形になっていたりする。
なので、やはり入口に欲しいよな〜なんて思ったりする。
ただ、難点がある。
この気持ちを待つというのは僕にとってはとっても忍耐力がいるものなのだ。
つまり、なかなか出てくるものではないということ。
そうすると、モノを買うなり、恋愛するなり、すべてのモノコトの始まりが遅くなる。
というかほとんど始まらない。僕の中のカンチとリカはなかなか会えないのだ(古い
これを「こだわりすぎ」というのだろうか。
ただなぁ。
なんとも思わないモノやヒトと暮らしたり付き合ったり。
やっぱりしたくないよなぁ、と思う。
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