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慎太郎ロス:総裁選篇

総裁選が騒がしい。
そうなると、関連動画を見すぎる。
結果、慎太郎愛が止まらない。

石原慎太郎が2022年に他界したことは、日本の政治と文化の両方において大きな穴を残した、と後藤は思っている。
彼の一族が持つ影響力、そして彼自身が築き上げた独自のスタイルは、いまだに色褪せることなく語り継がれている。少なくとも、後藤のまわりでは。

そして、この慎太郎を送る「お別れの会」の発起人をつとめた安倍さんは、わずか一ヶ月で慎太郎のあとを追うことになる。
2022に、後藤は大事な人をふたり亡くしたのだった。

石原家の力と影響

石原慎太郎は、旧日本海軍の軍人であった父・石原潔の影響を受け、幼少期から国家観や国防に対する関心を深めた。

さらに、弟の石原裕次郎が映画界や音楽界でスターとして活躍したことで、石原家は一躍、文化的にも注目される存在となった。
この兄弟の成功は、家族全体の名声を高め、石原慎太郎の政治活動においてもその影響力を支える一因となった。ことまでは、後藤が書くまでもない。

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