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【4】言葉におぼれる。

こんにちは、ごぼうの乱切りです。

心の水面に言葉を浮かべて眺める  静かな恋の物語 / Aqua Timez

抽象的なのに情景が目に浮かんでくるような、素敵な表現ですよね。

言葉や情報は目や耳など知覚を通してどんどんと蓄積されていくもの。

①現代は情報の嵐

現代は生きているだけで情報がインプットされる。

電車に乗れば天井にズラリと広告が並んでいるし、Youtubeを見れている時でさえ数分に一度広告を目にすることになる。無意識のうちに自分にたくさんの情報が入ってきている。

ずーっと話し続ける人といるのは疲れてしまうのと同じで、自分も話をしないとどうにも疲れてしまう。それは言葉に溺れているからじゃないかなぁと思う。

②言葉におぼれる。

情報をインプットされ続けると疲れてしまう、一杯一杯になってしまうのはその情報を処理しきれていないからかもしれない。

その対策として、そもそも情報を積極的にシャットアウトすることとアウトプットすることの二つが考えられる。

③情報のシャットアウト

僕の場合は、まずテレビを捨てた。

あんまり面白いと感じる番組がなくてしばらくテレビを見ていないことにある時気づいた。使うのは気になる映画を見つけてレンタルしてきた時くらいだった。

ただそれもamazon primeやNETFLIXで代用できることになったので、ますますテレビの必要性が無くなった。なので引っ越しを機会にテレビのない生活を始めました。

もともと家にいる時は、テレビを垂れ流しにしていたタイプなので、少し寂しい気もするが静かな家での生活はなんとなく心地いいなぁと感じられるようになってきている。

④言葉を外に出す。

自分のうちに溜まった情報や溜まっている思考を外に出してみることかな、と思う。

例えばスマホのメモアプリでいい。そこに頭に浮かんだことをひたすら書いていく。情報や思考を言語化する。

どんどんと書いていき、もうこれ以上書けないと言うところまで書くと頭がスッキリする。

それは思考の舞台が自分の中だけでは無くなったから、パソコンに外付けのハードディスクを取り付けて容量を増大させたのとおんなじ。

自分の頭だけで処理し切れる情報は限られているから、使えるものを使う。

よく人に相談するとスッキリした、と言う話をよく聞く。それは自分の中で堂々巡りしていた悩みを言葉にして、自分の外に出すことができた。そういう部分が大きいのかなと思う。


空気を入れすぎた風船は破裂する。

たまには空気を抜いてあげることも必要なのかも。


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