今日から目指すGBLレジェンド講座

GBLに必要な知識が多すぎてコダックみたいになっているあなた!
想定しないポケモンが出てきてヤドンのように反応できなかったあなた!
わからないからテキトーでいいやとカイリキーのように戦っているあなた!

全員大歓迎!1ヶ月につきコーヒー2杯分でGBLレジェンドに一気に近づける夢のWebサービス・GO Battle Logを徹底解説します!

本記事はポケGOニュース様が紹介してくださった内容に補足する形で、実際に使用することで比較的楽にレジェンドに到達した立場から、1人でもGBLに興味を持ったトレーナーのために書いたものです。便宜上、専門用語を連発することから、慣れていない方は方はみんポケの用語集にてご確認ください。

また、本サービスを紹介するだけでなく翻訳も手がけて日本語で使用できるようにしてくださったことをこの場をお借りしてお礼を申し上げます。


そもそも、GBLレジェンドになるために必要な知識はGBL YouTuberのJPhayato様がステップ別に教えてくださっていますが、たとえステップ3までとはいえ、実際には表を含めるとあまりにも大変です!

ところが、GO Battle Logを使えば通常技回数の表を覚える必要なし!

シールド枚数ごとの対面結果を暗記しなくていい!
だからシールドの貼るタイミングがもっとスマートに!

同発で勝つために抑えておきたいこの表だって無視!
しかも通常リーグも特殊カップも完全対応!

したがって、お願いしたいことはGO Battle Logへ課金を除いてこれだけです

  • 相性を覚える

  • 自分と相手が今何回通常技を打ったのかを把握する

  • 起点を意識する

  • GO Battle Logの情報をもとに相手のゲージ技の交代受けを狙う

  • 自分のゲージ技を交代受けされないように立ち回る

  • CCTができるようにする
    「CCTってなんだ?」という方はここぺり様の動画をご覧ください。


■事前準備

  • ネット環境につないだPCまたはiPadなどのタブレット端末+キーボード
    GBLプレイ中の端末では使えません。より早くGO Battle Logに情報入力するためにはキーボードで文字入力できるハードが必要です。

  • バンドルカードまたはKyashのアカウント
    GO Battle LogはStripeという決済サービスを使っていますが、残念ながらPayPalは使えません。その代わり、バンドルカードやKyashのようなVisa加盟のプリペイドカードでお支払い可能ですのでクレジットカードをお持ちでない方も安心してご利用ください!

  • 英語表記にあまり抵抗がないこと
    後述しますが完全に日本語化されたわけではない点に注意してください。不明な点があればプレミアム会員であればDiscordを通して開発者のAaron氏たちへの質問はできますが英語オンリー!DeepLを使って翻訳する労力を惜しまないでください。


■私のGBL歴

  • シーズン9
    ダンデポーズが欲しくて始めるもののエキスパート止まり

  • シーズン10
    さらに泥沼化してベテランしか行けず

  • 調整シーズン
    スーパーリーグやハイパーリーグにおける伝説以外の頻出ポケモンでSCP2桁以内の理想個体の捕獲に専念

  • シーズン11
    PvPokeという海外のPvP情報サイトを知り、格闘カップのジャラジャラコンビのおかげでマグレジェンド到達!特殊カップの不安定さを解消するためにマスターリーグの戦力を可能な限り揃えることを目標
    重課金ができないのでマスターリーグで必須となるディアルガとギラオリは別格として、メガシンカやゲンシカイキなど強化した姿のあるポケモンに絞って全力。その結果、カイオーガ・グラードン・ミュウツー・ディアルガ・ザシアン・ギラオリをカンスト

  • 光シーズン(シーズン12)
    マスターリーグに伝説軍団の立ち回り方がわからず、ハイパーリーグの戦力不足が足を引っ張り再びエキスパート止まり…。シーズン最終盤でGO Battle Logの存在と出会う

  • 星シーズン(シーズン13)
    GO Battle Logを実戦投入
    無料期間の最初の1ヶ月は不明な点が多くてツールに慣れることに精一杯
    同発の勝敗・ゲージカウント・ゲージ技のダメージ量が把握シールドの発動タイミング・マスターリーグの立ち回りがわかるように。
    そして、レートが上がらない原因となっていたハイパーリーグ対策としてSCP300位以内の伝説ポケモンを確保&使いこなせることで勝率アップ、
    2度目のバトルデイでレジェンド到達!!


■GO Battle Logのここがすごい!

ここからはポケGOニュース様の動画と一緒に2023年3月時点でGO Battle Logがどのように進化したのか見ていきましょう。

1.日本語入力に対応!

動画の1:08より以前は「英語で入力する必要があり大変」だったのですが、

日本語に対応!!!

しかも技まで自動的に入力されています。これは便利!この技の自動選択はPvPokeにあるランキングから引っ張ってきたものです。こちらもポケGOニュース様が日本語化に尽力してくださっていますのでぜひお気に入りの登録をオススメします!

えっ、自分のマリルリはドロポン型だって?ご安心ください。技名も日本語に対応しています!

ゲージ技1個だけじゃ戦えないって?そりゃそうじゃ!じゃれつくでもれいとうビームでもご自身で入力すれば問題なく表示されます。なんだったらいわくだき型だって、ほら!

これで自分のポケモンと技を日本語で入力することができました。その上で、アローラやガラル、ヒスイなどのリージョンフォームについても触れていきましょう。アロガラやガラマなど私たち日本人トレーナーはリージョン+ポケモン名で表現することが多いです。これをこのまま入力すると

と、出てきません…。実は、英語では日本語とは逆に「ポケモン名+リージョン」と表記します。そのため先にポケモン名を書いてからリージョンを続ける必要があります。これはシャドウポケモンも同じことが言えます。
しかし、「マッギョガラル」とそのまま書いてもGO Battle Logは7文字の新種のポケモンと扱ってしまいます。そのため、以下のようにひと工夫が必要です。

そう、「_」(アンダーバー)を入力して区切るのです。面倒くさい?大丈夫です!後でもっと簡単に入力する方法をお教えしますので、もう少しだけお付き合いください!ここまでの話は、実際に入力した情報を画面に出力した時にどのように表示されるかぜひ知っておいていただきたいからです。


2. ローマ字入力でもっと素早く!

いちいち変換してひらがなやカタカナにするのはまどろっこしいです。それどころか後述するバトルモードで相手のポケモンを入力する時、もし出し負けたり明確に追えるポケモンがいない場合において、どのポケモンで対処すればよいのかGO Battle Logにリアルタイムで教えてもらいたいのにすぐに入力できないと致命的なミスにつながります。そこでぜひ身につけていただきたいのがローマ字入力です!

すごいのはこの方法であれば、原則として上記のようにmariruriと全部丁寧に入力する必要がありません。

mari
これだけでいいんです!もしあなたが各リーグによく見られるポケモンを大まかに把握できているようでしたら最後まで入力する必要がなく、GO Battle Logが自動的に補完してくれます。ガラマみたいなのはどうするのって?ほとんどのポケモンはポケモン名+al,ga,hiぐらいまで入力すればOK!

なんだったらガラマに至っては

mag…ここまで来ると「贅沢な名だね」と言わんばかりに省略できます!なお、マッギョやキュウコンなど原種よりもリージョンフォームのほうがよく見かけるものについては、短縮表現すると後者が優先されます。そのため原種を入力したい時は省略せずに表記してください。
そもそも頻出ポケモンが何かわからない方はみんポケの採用率ランキングをご確認ください。

最後にシャドウポケモンのローマ字表記を見ていきましょう。これも簡単、大文字のSをポケモン名(の短縮表現でも可)の最後につけるだけ!

もちろんリージョンフォームのシャドウポケモンだって、この通り!

技もローマ字入力できるかって?もちろんできます!通常技、ゲージ技ともにバリエーションが多いハイパーリーグのギラアナを例にしましょう。

そう、ポケモン名よりも絞りやすいので頭文字でいけちゃうのです!
ただし、これにも例外があって、ミュウツーのようにsだけでは「サイコブレイク」「シャドーボール」「サイコキネシス」のどれなのか絞りきれません。しかも、水御三家のように「ハイドロカノン」と「ハイドロポンプ」を覚えるパターンではそれぞれskとspでなんとか区別はできますが、sbではサイコブレイクかシャドーボールかはまだわかりません。そのため、残念ながら日本語版ではsaikobureikuと書かないとGO Battle Logには伝わらないのです。

デフォルトではミュウツーと入力すると自動的に少なくともサイコカッターとサイコブレイクが選ばれますので実戦では問題ないでしょう。そもそもサイブレを捨てたミュウツーなんてという
野暮な意見はNOでお願いします(笑)
気になる方は英語版に戻すとサイコブレイクは英語表記でPsystrikeですのでpsで解決可

3.自動パーティ生成機能を使おう!(有料)

ここまでの内容で動画の6:17までショートカットすることができました!
ところで、スーパーリーグにおいて「初手でラグラージを使っていたら毎回オーロットやに出し負けるのでヨルノズクに代えてみたら初手ランターンやトリデプスばかり」みたいな現象に心当たりはありませんか?…私は何百回も泣かされてきました(泣)

そんな出し負け裏負け連発の悪夢から少しでも解放されるためにもパワーアップしたGO Battle Logの自動パーティ生成機能をご紹介します。

英語が残っている点はご容赦ください(汗)
これまでのGenerate anti-meta teamsではセーフチーム 、チャージチーム、スパイスチームとGBLでは使わないシルフチームの4種類で、初心者でも扱いやすいセーフチームの使用が推奨されてきました。新バージョンではセーフチームがより細かく分類され、スパイスチームがよりわかりやすくなったことが特徴的です。

classic duo-core teams:スーパーリーグの古典的なパーティであるラグムドー構築のように、相性補完に優れた2匹のペアを組もうというコンセプトです。1匹目のポケモンを初手として運用しますが、環境変化に応じて1匹目と3匹目を入れ替えることもできます。2匹目は出し負けた時の引き先となります。対面を返せたら御の字ですが、それが無理ならせめてシールドアドが取れるように立ち回りましょう。引き先が倒れたら初手かラス1どちらか有利のほうに交代して起点にしていきます。

abc teamsabb teamsについては私の拙い説明よりもやっぴ様の動画をご覧いただくほうが確実ですのでぜひご参照ください。

charger teamsは健在です。ラグラージやリザードンのような高速チャージアタッカーを並べることが好きな方はぜひお試しください。

sim teams:現時点で特に多く見られるパーティに対して最も勝利を収めることができたパーティです。例えば、出し負けたら露骨に有利ではないほうに交代しましょう。また、交代でアドバンを得たならばその状態を維持するために圧倒的に不利ではないほうに交代します。
※スパイスチームをより使いやすくしたようなものですが、個人的には1セットだけならば通用するもののずっと使い続けると上手く行かないことが多いのでご注意ください。

a.i. teams:どれもしっくりこない!といった方に科学と魔法の間のような提案をするパーティで、「数十万回の対戦記録をもとに、どのチームが勝つ確率が高いかを予測するように訓練されている」そうです。
(silph teamsは割愛します)
※再び個人的意見で恐縮ですが、爆勝ちと爆負けが両方起こる博打のようなものです。

私自身の経験だけで言えば、GBL初心者の方が使うならばclassic duo-core teamsabc teamが比較的安定します。もちろん手持ちにもよりますので一概には言えませんが…。
ところで、Generate anti-meta teamsのボタンが3個あったことはお気づきでしたか?もしかして、「どれでもいいや、ポチッとな」で自動生成していませんか?それはもったいない!それぞれに意味がありますので1つ1つ見ていきましょう。

  1. all battlesからのGenerate anti-meta teams
    リーグ全体の対戦結果を通して優れたパーティを提案してくれます。全体的に揃えやすい主要ポケモンから選ばれることが多いので、比較的手駒が少ない状態でGBLに挑む人向けと言えます。

  2. trending teamsからのGenerate anti-meta teams
    直近の対戦データに基づいて最適なパーティを提案してくれます。この中で最も勝てるパーティではあるもののが、レアポケモンやタスク産限定どころか地域限定もお構いなしに要求してしてくるので手駒が揃っている人向けとなります。

  3. all battles (by role)からのGenerate anti-meta teams
    リーグ全体の対戦結果からタイプ不一致のカウンター族のように本来のタイプと役割対象が異なるポケモンに着目した提案をしてくれます。ラグラージとグライオンのように弱点こそ異なるものの、同じタイプを2匹並べるものが多いため好みは分かれるところです。

trending teamsからのGenerate anti-meta teamsに出てきたClassic duo-core teamsの1番上が最も強い!?…わけではないんです。自動パーティ生成で大事な点が多数ありますので覚えておいてください。

  1. 生成されたパーティは上から順におすすめではない
    とても大事なことですので1番上に書きました。忘れないでください!

  2. 生成されたパーティは勝率100%どころか勝ち越しすら保証しない
    2勝3敗で負け越すことはよくありますし避けられません。しかし、経験則から言えることですが、後述するバトルモードに従って動いて致命的なミスをしていないのに1セットで1勝以下の場合は作り直してみましょう。

  3. GO Battle Logで自動生成する時だけはスマホを使うと早く表示される
    PCで行うと1〜2分ぐらいかかるのでスマホからがおすすめです。

  4. 3匹のポケモンの右に「!」が付いているものは使うべきではない
    カーソルを合わせるとextra riskyと出るのでお気づきの方もでしょうが、いくら自動生成されたからとはいえくれぐれもご注意を。

  5. 特殊カップのパーティ自動生成について
    特殊カップは通常リーグと比べて環境が狭いためその分生成数に限りがあります。特にひこうカップやかくとうカップのような1タイプしか参加できないルールにおいては自動生成がほとんど機能しませんので要注意!
    (後述するバトルモードでは大活躍するのでご安心を)

  6. パーティ自動生成から除外したいポケモンは英語必須
    2023年3月時点でも日本語入力に対応していません。また、正確に入力しないと反応しないため例えばシャドウアローラキュウコンならninetales_alolan_shadowとしっかり書きましょう。

そしてパーティ自動生成機能を使って出てきた中から1つも組めなくても攻略サイトやYouTuberが紹介しているテンプレパーティさえ揃えられるなら立ち回りで勝てます!理想個体値度外視でも勝てます!
大事なことなので2度言いました。
例えば、GO Battle Logでマスターリーグのパーティ生成をすると頻繁にゼルネアスやレシラム、ホウオウなどを要求してきますが私自身は2023年3月時点でホウオウをようやくカンストできたぐらいです。それでもディアルガ・ザシアン・ギラオリFFDorカイオーガのテンプレパーティでレートを上げられました。今ではマスターリーグが一番得意です(笑)


ここからは、ある日のスーパーリーグにおいてtrending teamsからのclassic duo-core teamsで紹介されたパーティを使って具体的に説明します。(環境の流行り廃りやレート帯によって勝てるパーティは全然違うのであくまでもサンプルとしてご覧ください)

ジャラランガに特大パンプシンって…

出し勝ちからの裏勝ち、もしくはたとえ出し負けても相手の裏追いが不完全なおかげで返り討ちにして対面を返すことで逆転する。この2つがclassic core-duo teamsの勝ち筋となります。したがって、今頻出のポケモンの中で最も出し勝てるポケモンを探せばよいということになり、ここでは「レジスチルが出し勝ちが多い」ようなので、初手レジスチル、裏にブルンゲルとヨルノズクのパーティを使うこととしましょう。

「レジスチル…レイド産でOK?」
レジスチルといえばレイド産をそのまま使うか、交換で個体値厳選するかという大きな問題がありますが、それについてはバトルモードでお話します。

「あと、◯×の上にある4つのCoverage:Bとかって何?動画にはなかったけど…」
Coverage(対応範囲), Bulk(耐性), Safety(安全性), Consistency(安定性)はPvPokeが提供するGBLにおけるパーティの強さの評価指標です。Aが最高ですのでオールAに近づくほど強いのですが簡単にはできませんからあくまで目安としてお考えください。

このWebサイトの機能をひと通り説明するだけでも膨大ですので詳しくはみをつくし様の解説動画をご覧ください。

使うパーティが決まりましたら行ごとコピーした上で1番上にスクロールしてEnter your teamsにそのまま貼り付け!最適な技を同時に示してくれますのでそれに従ってください。


4.バトルモードを使おう!(有料)

これまでのバトルモードでは、次のことがわかるようになっています。

  • 通常技

  • ゲージ技

  • ゲージ技に必要な通常技の回数

  • 裏にいる可能性の高いポケモン

しかし、今は劇的にパワーアップしています!自分側は前述したレジスチル ブルンゲル ヨルノズク、相手側はシーズン14のスーパーリーグで人気急上昇のシャドウハクリュー チャーレム トリデプスを例に見てみましょう。

もはや飴400個組のような進化か!?ここにはGBLで勝つ上で必要な情報がすべて書かれていますので、細かいですが新情報を1つ1つ解説します!

(1)atkという数字
これは攻撃実数値です。シャドウハクリューのその値がいきなりatk:126ということに困惑するでしょうから、ここで個体値の話をしましょう。実はこのデータはPvPokeのバトルシミュレーターで使われている基本の個体値を参照しています。

ランク500以内とされていますが、実際には概ね個体値100位台と考えていただいて構いません。1桁や2桁ではなく交換でなんとか狙えそうな数字なので安心ですね!ちなみに前述したレジスチルの基本の個体値は6/11/13の118位ですので大親友交換で狙うことができます。無論、レジスチルの個体値については議論がありますが、基本の個体値=交換厳選で手に入れられる現実的なラインとするならば1つの目安にはなるかもしれません。

なお、「自分はランク1桁のものを持っているぞ!」とか「ブレイク個体だから基本の個体値ではちょっと…」という方もいらっしゃるでしょう。その場合は、自分のパーティを書く時に「ラグラージ 6/15/0」のように入力すれば反映されます。

(2)◯×について
縦軸はシールド枚数、横軸を1匹目・2匹目・3匹目とした時に、それぞれシールド同数で勝てるかどうかの結果を示しています。デフォルト設定では◯は勝ち、×は負けです。これを見て対面をとるかシールドを残すか判断する材料となります。もちろん相手側は基本の個体値ベースですので、ブレイク個体や1桁個体だと変わってきますが96%この結果を信じてOK

(3)赤と緑のライン
これはCMP(Charge Move Priority)、つまりゲージ技の同発勝負で勝てるかどうかを示しています。緑は勝ち、赤は負けを意味します。日本人トレーナーの間ではあまり聞き慣れないですが、海外では頻繁に使われる用語ですのでぜひ覚えておいてください。もちろん相手側は基本の個体値ベースですので(以下略)

(4)tとe
ターン数とエナジー獲得量を示しています。CCTをする上ではターン数さえわかれば十分かもしれませんが、ブルンゲルのようにブラフと大技を織り交ぜてくるポケモンだとターン数を数えるよりもエナジー獲得量に注目したほうがゲージ技の発動タイミングをより正確に把握できるので便利です。

(5)相手側のパーセンテージ
最大までスワイプした時に受けるダメージをパーセンテージで示しています。もちろん相手側は(以下略)

(6)自分側のパーセンテージと下線
最大までスワイプした時に与えるダメージをパーセンテージで示しています。(中略)これをもとに、スワイプ調整して相手のHPをギリギリまで残して通常技で起点にすることがより簡単にできるようになります。
また、技名の下にある下線は勝つために使うべき技を示しています。ブラフが決まれば強いですが失敗した時のリスクが大きいので、シールドアドが取られている時や残り1匹同士だけどブラフしないと勝てない場合以外は、ひたすら下線の技を放つことをおすすめします。(ただし、バブル型ブルンゲルやピジョットなどいくつか例外もいます)

よほどのプレイングミスがなければこのマッチングはレジスチル ブルンゲル ヨルノズクの勝ちです。とはいえ、いつもいつでも上手く行くなんて保証はどこにもないわけで…もしこんな出し負けをしたらどうでしょう?

ラグラージはレジスチルにとって一番イヤな相手

赤い丸に注目してください。セーフスワップは引き先として出すべきポケモンを示しています。もちろん、このパーティはclassic core-duo teamsから選んだものだから最初からそうするよ、とツッコミが入るかもしれませんが、もしGO Battle Logの生成パーティではなく、いわゆるテンプレパーティやYouTuberが紹介したものを使う場合にはこの提案は必ず役に立ちます

次に青い丸をご覧ください。クローザーはラス1として出すポケモンです。この形になるように立ち回っていきましょう。もし、画像のように初手のポケモンを最後に出すように提案している時は、引き先のポケモンがやられたら3匹目のポケモン(ここではヨルノズク)を出すことが正しい動きです。
とはいえ、出し勝った時に相手が交代してきた結果、クローザー以外では勝てそうにない相手が出てきたならば迷わずクローザーを出すべきです。そして、次の交代時間が来るまでシールドを使って守りましょう。

これらの知識は特にマスターリーグに挑戦していて伝説カンスト軍団がいるのに互角の試合を勝ちきれないでいる方に絶大な効果があります!経験上、引き先やラス1が間違っていることが原因です。レジェンドたちは「マスターリーグは立ち回りがすべて」と言いますが、それを細かく教える人はなかなかいません。GO Battle Logは生成パーティを用意できずともバトルモードがあなたを全力サポートしてくれます!

次に露骨に不利ではないが最終的に負けてしまう相手と当たったケースについて見ていきましょう。

vsガラマはきあいだまで効果抜群がとれるが…

GO Battle Logの提案は引き先として当初予定していたブルンゲルではなく、コアとなっているヨルノズクです。「これ、ヤバくね?」と思うでしょうが必ず従ってください。右上の想定される相手を見る限り、ランターンで追われなければまだチャンスがありそうだからです。

最後に厄介なシチュレーションを3つ紹介してバトルモードの説明を終わりにしたいと思います。いずれも相手の出方次第で、特に交代受けされると一気にピンチになりますが、セーフスワップの案内がない時は初手のポケモンで居座ることが求められますが、クローザー=初手のポケモンとなっている場合は即引きか交代受けか瞬時の状況判断が必須です。

シールド1枚同士という罠
もしシールド2枚使ってくると面倒なことに…
初手レジスチルをクローザーという難しい相手
GO Battle Log泣かせの抜群技ありミラー

■GO Battle Logのここがダメ

英語表記が残っていること、PayPalが使えないこと、すべての生成パーティが強いわけではないこと…これらはすべて些事です。それでも、たった1つだけ容認できないことがあります。
それはバトルモードの音声認識はないものと思ってほしいことです!もし、AI議事録みたいな専門用語をユーザー辞書で入力できる機能があればよいのですが、Webブラウザの機能を使っているせいで精度が悪いです。ChromeだろうがSafariだろうが…。だから、最初にパソコンかiPadのようなタブレット+キーボードを用意してくださいと言ったのはこのためです。

「Hey, siri! ディアルガの専用技を教えて」
「OK, Google ザシアンがスカーレットバイオレットで覚える技を教えて」
みたいに日本人トレーナーが聞きまくれば少しは改善するのでしょうか?


■おわりに

ポケGOニュース様の紹介記事に補足する形で長々書いてしましましたが、GO Battle Logの威力や魅力は伝わりましたでしょうか?偶然にもこの記事を読んでくださった方がGBLに少しでも興味を持ち、ひいてはレジェンドを目指していただけるようになると幸いです。

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