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【温泉地 Biz+】草津、城崎、玉造他ニュース(6/12週)

⏳この記事は約2,100文字です。約5分で読めます⌛

観光経済新聞「にっぽんの温泉100選」から、各温泉地が仕掛けるさまざまなビジネス(アイデア)のニュースを『温泉地Biz+』と称して取り上げています。
地域活性、地方創生につながっていくことを期待しています。

温泉地名横のランキングは、「にっぽんの温泉100選2021」のものです。

エリア別に一覧を掲載しています。

💧群馬|草津(1位)

ベンチャー企業が高速バスを走らせることが記事になっていました。

現在、バスタ新宿から伊香保、草津へ行く上州ゆめぐり号はJRバスの運営です。
ベンチャー企業だけに参入が難しかったようですが、新たな企業の参入は素晴らしいですね。

主な違いとしては次のものが挙げられるようです。
・料金 最安値は2,800円でJRの割引特割(3,100円)よりも安い。どちらも税込です。
・休憩 道の駅で20分の休憩を設定
※バス料金は下記のサイトで調べました。

道の駅で買い物をできるように休憩を設定していて、バスによる温泉地への集客だけでなく地元にお金が落ちる仕組みが組み込まれています。

休憩する道の駅は以下の八ツ場ふるさと館です。

温泉地までの新しい仕組みとして期待したいですね。

💧群馬|草津(1位)・伊香保(15位)・万座(27位)・四万(43位)・みなかみ18湯(51位)

温泉をイメージしたインクという面白い商品が記事になっていました。

ここ数年、万年筆やガラスペン人気が高まり、インクの色にこだわる人も増えた。
アサヒ商会の担当者は「中学生から40歳代くらいまで幅広い年代でのニーズがある。自分だけの色を求める傾向がある。温泉と絡めることにより土産需要も見込める」と胸を張る。
-出典:みんなの経済新聞ネットワーク

私はすっかりとペンレス生活になっており、こだわりはペンからキーボードへとすっかりと移ってしまっていますが記事には興味がありました。

”自分だけの色を求める”のはありですね。
ペンだけでなくウェブ上でもしかりかと思います。

以前、ブルーブラックの芯にはまったことがあり、多くのペンをこの色にしていたことがあります。
なにかのシーンで「黒じゃないとダメです」と言われて困ったことを思い出しました。

💧兵庫|城崎(11位)

城崎の伝統工芸の承継者を募集しているという記事です。

地域おこし協力隊として、約300年の歴史がある「麦わら細工」の技法習得に取り組むものです。

個人的には伝統を活かしながらも、若い層、海外のお客様受けをするデザインや用途にも応用できるようになるとよいかなと思いました。

媚びるということではありませんが、今の生活環境にマッチするものでないと飾って終わってしまいます。

飾るにしてもそもそもインテリアにマッチせずに飾ってもらえないかもしれませんしね。
あくまで個人的な発想です。

応募ページはこちらにあります。

💧島根|玉造(16位)

肌目線からの温泉分類をポーラ・オルビスホールディングスと島根県が検証したという記事です。

実際に検索できるサイトがこちらです。

美肌目的から温泉を選ぶサイトなので「美肌泉質」「肌キーワード」からの検索が主であり、温泉地名での検索はできないというわかりやすいサイトです。

次の記事でも「女性×温泉」の情報が出てきますが、女性へのアプローチ・コンテンツを強化したほうがよい時代な気がします。
かつての「団体向け」「大人数での宴会」から「美」「スイーツ」あたりでしょうか。

💧神奈川|箱根(5位)・湯河原(70位)
💧静岡|熱海(20位)・修善寺(37位)・観音(46位)・稲取(49位)・伊東(70位)・浜名湖かんざんじ(77位)・下田(92位)
💧山梨|石和(66位)・西山(98位)

温泉地からの情報ではないのですが、温泉客のターゲット分析という観点から取り上げてみます。

温泉旅行は全体的に女性が好む傾向に

旅行総合・温泉旅行行動率(全国、20~79歳、2021年)
   旅行総合/温泉旅行
全体 27.4%/19.7%
男性 24.9%/17.8%
女性 29.8%/21.5%

-出典:『DIME』記事

大きな差ではありませんが、今後さらに差がついていくかもしれませんね。

全体的に神奈川県民は疲労解消行動として温泉旅行へ行く傾向があるようだ

県別の温泉旅行行動率(全国、20~79歳、温泉旅行行動)
・総合
1位 神奈川
2位 山形
3位 埼玉
3位 北海道
5位 奈良
・男性
1位 神奈川
2位 長野
3位 北海道
3位 埼玉
5位 千葉
・女性
1位 山形
2位 神奈川
3位 福島
3位 鳥取
5位 新潟

-出典:『DIME』記事

なんと、男女とも上位5位に入るのは神奈川のみという結果です。
県内だけでなくちょっと移動しての温泉旅もありますので、小見出しの温泉地には神奈川県が隣接する静岡・山梨も入れてみました。

大分がおんせん県であれば、神奈川はおんせん好き県ですね。
その大分は旅行というイメージがないくらいに生活に含まれているからなのか、上位にはランクインしてきません。

男女別のデータも記事には掲載されています。
ご興味がございましたら、記事リンクからご確認ください。

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