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1994年12月23日、千葉県市川市本八幡でリハーサルしたテープが見つかったので30年越しに完成させた「Voo Doo Sleigh Ride」

多分1989年ごろから自然消滅してしまっていたHollywood 2000。久しぶりにスタジオに集まったのがこの日。
その間、世はグランジブーム。そもそも、自分がそのころ80年代末に考えていたバンドのコンセプトはジャンク(?)なブルーズバンド、Sonic Youth、Pussy Galore みたいなハードロック+ノイズな路線だった。グランジが出てきたときには嫌いじゃないと思った。もともといつも着ていたチェック柄のネルシャツはオタクの代名詞からトレンドになっていた。

経緯は忘れてしまったが、1994年集まった際に練習した曲にThe Bambiを名乗っていたころの「Call Me Tonight」があった。Sheena & The RocketsやNickey & The WarriorsやVirgin Rocks (実は、この手の音楽はそんなに詳しくは知らなかったけど) のようなバンドがやりそうな曲をイメージして作った曲だったが、かわいい女性ボーカリストに全く無縁なオタク男子箱庭パンクなのでもちろんボーカルはかわいい男性ボーカリスト「F岡先生」だった。

その時に録音したテープが見つかって、ちょっとNirvanaっぽくて笑えるし、後半転調してアイデア試行錯誤中のギターソロを挟んでもったいぶって終わるのだけど、

今回それに、ボカロに歌ってもらい、ギターソロ(といってもリフを短音でハモっているだけ)をオーバーダブして後半をバッサリカットして作ったのがこの曲、歌詞は全くのでたらめでそのでたらめな歌詞を表現する画像を組み合わせてリリックビデオにしてみた。

ジャケット画は使った鏡音リンとSugizoもパロディーにしたPiL Live In Tokyoの新宿の夜景、

Live In Japan / PiL

さらに ポーズと持ち物は Gottfried Helnwein の「Jana」をモチーフにした。

Jana / Gottfried Helnwein
Voodoo Sleighride / Hollywood 2000




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