【創業ストーリーvol.1】フードビジネスに変革を。Goalsが目指す普遍的な提供価値とは。
こんにちは。
株式会社Goalsのコーポレートチームです。
noteを開設しました!
当社のことを知ってもらえるような記事を増やしていきたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください。
当社の事業について
価値提供の最上級、フードビジネスの利益率向上にコミットしたい。
日本が世界に誇る産業の一つ 「食」。
フードビジネスに関わる企業の生産性・持続性を最大化する仕組みを創り、フードビジネスの利益率とスケーラビリティを最高水準にすることが、Goalsのミッションです。
現在、世界的に注目されている食品ロス問題。日本ではその多くが、製造・発注等の業務オペレーションにおける課題により発生しています。生鮮品を扱うことによる発注・在庫管理の複雑性や人手不足など、要因は様々あります。
私たちはそんな課題を解決すべく、最新のテクノロジーを搭載したAI自動発注・原価低減クラウドを皮切りに、フードビジネスの利益率向上に挑戦しています。
利益率向上、それは普遍的であるが故に掲げることは怖いです。
怖いけれど、それこそが価値提供だから、コミットする。そう言い切りたいと思っています。
創業ストーリー
note開設の最初の投稿は、Goals創業者である佐崎CEOと多田CTOのインタビューを通して、創業までのストーリーをご紹介したいと思います。
今回は、第一回目ということで、佐崎CEOのインタビューを掲載します。
Goals創業の背景
ー早速ですが、Goals創業の背景を教えてください!
顧客への提供価値がわかりやすいものを創りたいと思ったからです。
前職で担当していた製品は、エンタープライズ向けの今で言うホリゾンタルなサービスでした。
身近なフードチェーンから厳粛な金融企業まであらゆる業種・業態の数千の企業に、人事・勤怠・会計・SCMなどのパッケージシステムを提供していて、素晴らしい製品だと感じていましたが、業界横断型のソリューション故に汎用化が求められ、いちエンジニアとして顧客の課題解決の総量・提供価値が見えづらいという個人的な悩みがありました。
ものづくりをするからには、作り手自身が顧客メリットが提供できていることを明らかに実感できる製品をつくりたいと思いました。
そのためには、業界を横断するのではなくドメインを絞って行く必要があると感じていました。
業界横断の汎用性を切り捨てる代わりに、徹底的にその業界固有の業務課題を深ぼることをやろうと思ったんです。
ーその中で、フードビジネスに絞ったのは何故ですか?
フードビジネスに辿り着くまでには、前職での経験が長かったHRやEC・アパレルなどの小売など様々な領域を検討しました。
いくつかプロトタイプを作って顧客ヒアリングを実施する中で、最も反響が大きくて”面白い!””作ってほしい!”と声が上がったのが外食だったんです。
あとは賭けですね(笑)
後々思えば、祖父が食品製造業や農業・流通に関わっていたことから、業界の苦労は知っていましたし、縁があったのかもしれませんね。
ーなるほど、反響の大きさやご縁があった領域なんですね。
佐崎さんの考える、”普遍的な提供価値”というのは、どんなものなのでしょうか?
利益率の向上が答えの一つだと考えています。誰にも文句を言われない普遍的なメリットだからです。
現在、世界的に食品ロスの問題が騒がれており、日本も例外ではありません。
日本の食品企業は毎年352万トンの可食食品が廃棄(損失額11兆円/年と試算)されており、家庭廃棄<事業による廃棄という状況です。
この主な原因が「業務オペレーション」です。しかし、その業務オペレーション課題に手付かずな企業が多いのが世の中の現状です。
農林水産省の管轄で2019年から対策をしていますが、外食に関しては対策が遅れていて、国も解決のために事業者を求めている状況です。
”外食・食品産業の課題解決のインパクトの大きさ” × ”我々の得意分野の業務改善” × ”世の中の対策が不足している”という組み合わせで、食品産業の利益率向上を普遍的な価値と捉えて挑戦しています。
創業3年目に
ー社会課題に直接アプローチするようなチャレンジですね。
そんな中、創業3年目のタイミングでコロナ禍に突入しましたが、事業への影響はどうだったのでしょうか?
飲食・外食と聞くと少し不安に思われますよね。
実はちょっと追い風になったんです。
我々が手がける『HANZO』は原価低減の手助けをするクラウドです。
コロナ禍以前の外食産業は売上重視で、人材採用を強化しながら成長し続けていました。
しかしコロナ禍となり、外食産業には持続性が求められています。そのためには利益率向上を重視せざるを得ません。
いかにロスをなくすか、いかにオペレーション改善をして省人化するかということが必要になっているんです。
そういった背景から、利益率向上を目的とした我々のサービスへのご期待も大きく、現在はお客様をお待たせしてしまうほどの引き合いをいただいています。
また、SaaSスタートアップに特化した投資ファンド『ALL STAR SAAS FUND』からの出資や、株式会社インフォマートとの業務提携により、グロースの準備が整ってきています。
今は発注や原価管理のクラウドですが、近い将来、物流・製造といった領域にも手を広げ、業界の商流全体にまたがるボトルネックを改善するSCMクラウドサービスに発展していきます。
ゆくゆくは海外進出を
そして、ゆくゆくは海外進出を視野に入れています。
日本に限らず世界のサプライチェーン課題を解決可能なソフトウェアを目指しています。
日本にはたくさんの素晴らしいBtoBソフトウェアが存在しますが、商慣習や法規制の関係で日本国内でしか展開できないものが多いと感じています。
一方、私達が挑戦している発注量・生産量・在庫の最適化、それによるロスの削減といった考え方は、遠く離れたアフリカでも変わらないものだと考えています。
アフリカでも、飲食店で料理をしようと思ったら肉や野菜を発注するし、廃棄ロスの削減や在庫の圧縮は大きなメリットがありますよね。また、SDGsにも現れているように、海外では日本以上に食糧に対する問題が提起されています。
外食・物流・製造のフードサプライチェーンの課題解決は、世界でもまだまだ未発展な領域です。スピード感をもって課題解決を推進していきます。
Goalsで働く人
ーコロナ禍でも拡大し続けており、更には領域拡張や海外進出もと、盛りだくさんでワクワクしました!そんなGoalsでは一体どんな方々が働いているのでしょうか?
”本質的にどうあるべきか”を考えられる人が多いと思います。小手先の手段は最後に考える、ということを大事にしていて、例えばプロダクト開発だったら、ビジョンにピン止めするんです。
プロダクトの思想が何か、何を大事にしたいかといった本質から考えてデザインができます。開発のメンバー20名全員※ほとんどがフルスタックなので、上流から下流までデザインできるのは大きいですね。※2022年5月時点
あと、私はよく「まず10点を取ろう!」と声をかけています。
この10点というのは、目の前のことを何でもいいからやろうということではなくて、「100点のイメージがあっての10点」なんです。
だって、100点が何かわからないのに10点を計ることってできないですよね。かと言って、100点のイメージがつかないから何もしなかったら0点のままです。まず10点。スピードも質も大事ってことです。
4つのValue
まだまだアーリーフェーズなので荒い状態ではありますが、Valueの4つも浸透している感触があります。
やっぱり、前例がないことをやっているので結構辛いんですよ(笑)辛いから支えあったり、どうすればできるか考えるのって月並みですけど大事なんですよね。
最後に
ー最後に、ここまで読んでくださった方に一言お願いします!
ここまでお話した通り、Goalsには構想がたくさんあり、それらを叶えるための準備が着々と進んでいます。
ここからグロースを一気に進めるためには、Goalsのミッションに共感し、一緒に汗をかいてくれる仲間がたくさん必要です!
ご興味があればぜひ一度、お話だけでも聞きに来てください!
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