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年度更新・算定基礎届の時期です!

あっという間に2024年の上半期も最後の月に差し掛かりますね。
新年、決算、入退社ラッシュなどなど・・・ゴールデンウィークも過ぎ、ようやく少し落ち着いた会社も多いでしょうか?


しかし、そろそろ次の大きなイベント(手続き)の時期です。


労働保険 年度更新


労働保険料には労災保険料・雇用保険料が含まれます。
労災保険料は会社負担です。雇用保険料は従業員と折半なので、加入している従業員の毎月の給与から徴収しています。

この労働保険料・雇用保険料の清算と納付を行うのが年度更新手続きです。
今年度の申請期間は6月3日(月)~7月10日(水)です。

緑色、もしくは青色の封筒が労働局から届いたら、すぐに開封して中身を確認しましょう。


まだ届いていなくても、手続きの準備は進めておくとよいでしょう。

  1. 従業員全員分の賃金台帳の準備!

  2. 労働保険の対象になる賃金の確認!

  3. 労災保険にのみ加入している従業員・労災保険と雇用保険に加入している従業員の振り分け!

  4. 3の加入区分ごとに、毎月の支払総額の集計!

二元適用の会社は、昨年度中に完了した元請工事の領収書を用意しておきましょう!

ここまでやっておくと、あとは(ほぼ)届出用紙に記入していくだけです。


年度更新手続きの詳細はぜひこちらの記事をご覧ください。

申請が終わったら納付も忘れずに!


社会保険 算定基礎届(定時決定)


どうにか年度更新を終えてもまだまだ安心できません。
労働保険の次は社会保険です。

社会保険料は労働保険料と違って毎月従業員から徴収し、毎月会社が納めています。

算定基礎届(定時決定)とは実際の給与と標準報酬月額に大きな差が生じないようにするために、毎年行わなければならない手続きです。

今年の締切は7月10日です!

6月下旬ごろに茶色い封筒が日本年金機構から届いたら、すぐに開封して中身を確認しましょう。


算定基礎届も事前の準備をしておくとよいでしょう。

  1. 社会保険の加入者の洗い出し!

  2. 1の加入者の4月5月6月支給分の賃金台帳の用意!

  3. 社会保険の対象になる賃金の確認!

賃金台帳に出勤日数が記載されていない場合は出勤簿も用意しておくとよいでしょう。

算定基礎届の手続きの詳細はぜひこちらの記事をご覧ください。


受理されたら、給与の標準報酬月額の設定を忘れずに!


年度更新、算定基礎ともに大変な手続きですが、手続きの誤りや漏れのないよう、慎重に行っていきましょう。


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