映画感想第3回 大統領の執事の涙👔💧

1.まえおき

 今回は朝、好きなバスケチームの試合があったため、午後からのスタート。3回目の今回、行きついたのは大統領の執事の涙。黒人問題というだけでなく、オバマ大統領というところが気になった。彼はマイケル・ジョーダンがいたシカゴブルズファンで有名。映画はバスケとは全く関係ないが、見ておかなければいけない情報としてチョイスしました。
グリーンブックが入門編だとしたら、今回は応用編。さて、見終わってどう思うのでしょうか。

2.感想

 ひとつの授業を終えたという印象でした。ちょっと自分には上級編過ぎて感想を書くのは難しいですね笑
主人公は歴代大統領に仕えた執事セシル・ゲインズ。彼を囲む職場仲間や家族との想いが詰まった映画だったと言えます。特に妻と息子(長男)については彼にとって大きな存在だったと言えるでしょう。
 妻が酒に溺れている間、寂しかったことに気付いたのが結構後だったのは疑問が残りますが、長男のトロフィーを片付けてる場面では家を出ていくのかな?と思った程でした。最終的に2人が離れなかったのは良かったと思います。
息子との関係については、セシルが辿ってきた想いと白人を仕える執事であることと、様々あると思いますが、最終的に良好な関係になって良かったと思いました。次男の葬式に来れなかったのはきっと理解してもらえたのでしょうね、兄弟が話していたシーンも印象的でした。
 今回恐らく一番のポイントは、レストランで白人専用の席にあえて座って抗議した「ブラックパンサー党」が捕まり、その後移動していたバスがKKKに襲われ、人種差別を変えたかったジョン・F・ケネディ大統領が銃殺されるまでの流れ。これによって黒人差別に対しての動きが鈍化したのは言うまでもないですね。ただどう解釈してよいかは私にとって難しかったです。
 グリーンブックで言ったように映画の感想というよりは、黒人差別問題に対しての感想となってしまいました><
最後にセシルを演じたフォレスト・ウィテカーは全くの違和感もなく演じていて、年老いて足を引きずって歩く部分や空気感なんかは見終わってから素晴らしいと感じました。

3.ここから学ぶこと

 自分の教養がないことから感想も短く恐縮ですが、ここから学ぶことは恐ろしい環境下で育ったセシルでも8人の大統領に仕えるほどの執事になれたので、逆境に負けないように生きて行こう!という表面上のことではなく、人種差別のために闘った人たちがいることを肝に銘じる必要があるということ、でしょうか。
 でも抗議して闘ったから素晴らしいという考え方は間違っていると思っていて、解決するためにどうしてゆくか、それを様々な出来事を通じて考えることが大事だなと感じました。今回の映画はなかなか難しかったです。
 また、「白人に見せる顔」と「黒人での顔」の2つの顔を持ちなさいという教訓。黒人はそういう想いを抱きながら白人の前に立っていることも忘れてはいけないことですね。


お読みいただきましてありがとうございました^^

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