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20-お笑いを見て笑おうじゃないか。

こんばんは。


今日の雑談と導入。

僕は小さなことでも落ち込むことが多い。
所謂、バッドに入りやすい人間だ。

計画通りに物事が進まなかった、気が回らずに他の人に負担をかけた、話し方がキツくて嫌な気持ちにさせたかもしれない、などなど。

基本的には寝てしまえば忘れてしまう。つまり、寝る前まではバッドに入り続けてしまうことが多い。

ただ、そんなバッドに入ってしまった状態からの復帰方法が2つある。忙しくすること、そして無理矢理でも感情を変化させることだ。人間というのは変わった生物で、忙しいとちっぽけな悩みは消えるらしい。物理的に忙しくする、無理矢理にでもタスクを見つけて消化する。忙しいというのも偶には薬になるのである。もう1つの感情を変化させるについて。バッドに入っている状態は簡単に言えばマイナスの状態。なのでプラスに転化させるかより大きなマイナスにしてしまえばいい。プラスの状態は分かりやすい。面白い、楽しい、気持ちいいなどが該当する。より大きなマイナスにするのであれば体の変化が出るものがいい。例えば泣くとか、意図的に行うことはないがケガするとか。書いていて思ったが、あまりマイナスはおすすめできないね。

メンタルの維持は体の調子にも関わってくるから、常に気をつけたい。

閑話休題。

今日はこんな豆腐メンタルの僕が、心の調子を取り戻す1つのツールである、お笑いについて書いていこう。

お笑い。

多くの人がTVや劇場、youtube等で身近に触れているだろうお笑い。
僕も例に漏れず、触れてきた。多分だけど、最初はエンタの神様か笑いの金メダルだったかな。アンタッチャブルやアンジャッシュが出てくるとワクワクした。そんなところからお笑いに触れ始めた僕は、コントや漫才番組があれば、のめりこむように見ていくのである。

ちらほら番組などを見ていた僕はとあることを思った。
「漫才よりもコントのほうが好きかも」

この話は漫才を貶めるものでもなく、コントを祭り上げるものでもない。どちらも好きであるがどちらかと言えばという予防線を張っておく。

漫才の畳みかけは見ていて圧倒されるし、当然のことながら面白い。スタンドマイク1本で勝負するのもかっこいいし。ただ、僕には日常の一瞬を切り取って面白おかしく演じるコントの方が性に合っていた。

今でもコントの方が好きというのは変わっていないが、漫才も楽しめるようになった。きっかけはとある旅行だった。

大阪旅行

僕が大学1年の冬、大学は長期休みに入り、当時所属していたサークルの春合宿に向けて準備をしていた。しかし、佐渡ヶ島への春合宿は直前で中止されることになる。大雪で新幹線とフェリーがストップしたのだ。合宿費用がそのまま余った僕は、合宿中止の連絡を受けたその日に、宿も取らずに関西圏への2泊3日の一人旅をスタートさせた。

行くところも泊る所も何も決まっていない。
チケットを取ったのは京都行きの夜行バスのみ、途中で京都・大阪の旅行ガイドを買って予定を立てるという無謀ぶりだった。

1日目は京都で寺社仏閣巡り。宿も当日だったが京都駅のそばになんとか取ることができ、夜、翌日のプラン決めをしていた時に、ふと思った。
「大阪行って、お笑いの本場、見に行ってみる?」

そんなこんなで2日目は大阪に移り、お笑いの本場、NGKことなんばグランド花月に赴いた。勿論、事前にチケットなんか買っているわけもなく、朝一で窓口行けば買えるだろうと皮算用して劇場に向かった。結果は無事チケット入手。しかし席は1階席の1番後ろ。立見席のちょっと前というお世辞にもいい席とはいえなかった。ただ、今でも衝撃は覚えている。衝撃ではなく笑撃かもしれないが。舞台上の芸人の姿は小さいが、面白さはダイレクトに届くのだ。その回はテンダラーやかまいたち、笑い飯が出ていた。あと宮川大助・花子師匠も出ていた。その日は大助さんが療養だったから花子さんが一人で舞台だったかな。次々と繰り出される笑い。盛り上がる客席。そんな空気感の中で、僕自身も漫才もやっぱり好きかもと思ったのである。

そんな経験をした僕は、大学卒業後も数年に一度、関西圏を旅行し、1日は大阪でお笑いを見るという旅程を組んでいる。NGKのチケットがどうしても取れずで、大阪駅の近くにあったよしもと西梅田劇場に観に行ったこともあったな。

コント。

こんな風に漫才の良さを実感した僕だが、依然、コントが好きだった。
特に東京03。最近は、かが屋も好きだ。この2組のコント師について書いていきたい。

東京03

2003年、飯塚さんと豊本さんの組んでいたコンビに、トリオが解散になった角田さんが入った形で結成した東京03。
2009年にはキングオブコントの2代目王者にも輝き、今でも全国ライブのチケットは即完をたたき出すコントの王者である。僕が中学生のころからずっと好きなトリオである。

左から、豊本さん、飯塚さん、角田さん

近年はコントで培った演技力を基に様々なドラマにも出ているので、顔は知っているという人がいるかもしれない。

角田さんのボケ、飯塚さんのツッコミ、豊本さんの何ともいえない空気感。
これらが調和して日常を切り取っていく。言い方は悪いが、めちゃめちゃイケメンというわけでもないし、痩せていたり太っていたりするというわけでもない、どこにでもいそうな中肉中背の3人のおじさんだからこそ、日常がテーマのコントになると、ぴたっとハマる。

色々好きなコントは多いが、「万引き」のコントが思い出深い。
中学生役の豊本さんがコンビニで万引きをしてしまい、店長役の飯塚さんにバレてしまう。お父さん役の角田さんが豊本さんを𠮟りつけるが、実際は…というコント。初めて見たのがエンタの神様だったので、時間としては4分ぐらい。このコント、なぜ思い出深いかというと、僕が高校3年で部活を引退したとき、1個下の後輩が送別会でやったのだ。まあ、東京03には間など遠く及んでいなかったが嬉しかった思い出がある。

あとは、多くのコントで常識人役を務めることが多い飯塚さんが自分を解き放って大暴れするコントも好きだ。コント名だと、「市民の味方」や「蓄積」といったものだ。ぜひ飯塚さんの大暴れを楽しんでほしい。

上で紹介したコントのほかにも、毎月30日に過去のライブ映像からコントが1~2本追加されるのでたくさんのコントを見てほしい。

かが屋

2015年に加賀さんと賀屋さんが結成したコンビ。
キングオブコントでも決勝に2度進出している若手実力派。

左が加賀さん、右が賀屋さん。

僕はこの2人のコントをつい最近まで見たことがなかった。youtubeで東京03のコントを見ていた際に、おすすめ欄に出てきたから見始めたという、かなり受動的な理由だ。だが、見始めてすぐにハマってしまった。この2人のコントも日常を切り取るような身近なあるあるがテーマなので、東京03が好きな僕にはぴったりだった。このコンビのすごいなと思うところは、なんといってもどちらもボケ・ツッコミができること。一辺倒じゃないからコントの幅が広いし、様々な役柄・設定ができる。

僕が好きなコントは、「タクシー」や「アドレナリン」。

どちらのコントも、日常でありそうだなという瞬間を切り取っており、クスッと笑える要素に加えて、毒みたいなシニカルな要素も入っている。

他にもyoutubeでたくさんのコントが公開されている。毎週火曜と土曜に新作コントがupされるので興味がある人は見てほしい。

最後に。

僕は辛いことがあっても、お笑いで救われてきた。この毎日日記を読んでいる人もそうじゃないだろうか。お笑いは身近でパワーになる。こんな素敵なサイクルがずっと続けばいいな。

今日の最後。

今日はお笑いの紹介というかおすすめ芸人の紹介でした。
この頃は劇場に行くこともなくなってしまったので、また行きたいな。芸人さんの単独ライブも行ったことないから行ってみたい。行きたいところがまた増えた。

今日はおわり。

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