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06-漫画を読もうじゃないか、その1。

こんばんは。


今日の雑談と導入。

僕は、文章を書くのが得意ではない。いや、これでは正しく伝わらない。
僕は、相手に意図が伝わるように文章を書くのが得意ではない。

支離滅裂でとりとめのない文章は、いくらでも書くことができる。現に、僕のnote1記事にかける執筆時間は平均1時間30分だ。だいたい1記事あたり2500字前後で、考えたり調べたりしながらなので、1分あたり30文字ぐらい。仕事のメールはそこまで長く書かないし要件だけなので問題ないのだが、自分の思いの丈を書き表すようなものだとどうにも、冗長な文章になる。

だけど、僕はこういう文章が嫌いじゃない。むしろ、好きである。だって、自分のことを垂れ流すのが嫌いじゃないから。自分を知ってもらいたいと思っているから。

ほら、今日も支離滅裂でとりとめのない文章だったでしょ。

閑話休題。

今日は、こんな僕がnoteを書こうと思った、きっかけになる漫画を紹介する。知っている人、いるかも。

noteに興味をもったきっかけ。

僕がnoteを知ったのは、いつだったのだろう。
明確には覚えてないけど、ブログの新しい版かな?なんて認識だった。ガジェット系に興味があり、ちらほらnoteで記事を見ていた。その時は、アカウントすら持たず、その記事を読んだら終了ぐらい。

別の時間軸。
僕は、ある漫画に出会っていた。「左ききのエレン」である。

ジャンププラスで更新されていたリメイク版

多分、3年ぐらい前。4社目に勤め始めて1か月ぐらい経った時。AmazonというかKindleで15巻ぐらいが無料だったので読んでみた。みるみるうちにハマっていくことになる。

ここで、noteをちょっと見たことがある僕と、左ききのエレンに激ハマりしている僕が出会うことになる。なんと、原作者のかっぴーさんがnoteで、左ききのエレンを更新しているではないか。

そんな偶然から、僕はnoteというメディアに興味をもっていくことになるのである。

ある時というか2024年3月1日に、主人公のエレンがもう一人の主人公、朝倉光一に向けた言葉よろしく、「描けよ!」という言葉が頭の中に響き渡り、
僕の執筆作業というかnoteは始まったのである。
まさに、「はじまったら、はじまった時わかるよ」である。

左ききのエレン。

「天才になれなかったすべての人へ」

これがキャッチコピー。惹かれたよ、一発で。
天才の定義ってわからないけど、自分自身は天才じゃないってことはなぜかわかってる。作中で、主人公の光一が仕事の出来が不十分で詰められている際に、「俺はスタークリエイターになる」って言った後、上司に「スターを照らす側の人生もあるんだぞ」って言われるシーンがある。容赦ないよね。何とか、夢をあきらめきれずに、自分の可能性を信じたい若者にこの一言。でも、これが正しい。多くの人は、照らされる側じゃなくて照らす側の人生。
今回は作中序盤の一幕だったけど、社会に出て仕事をしていると感じる不条理や熱い気持ちみたいなのがギッチギチに詰まっている作品なのです。

簡単にあらすじ

日本最大級の広告代理店、目黒広告社に勤めるデザイナー、朝倉光一。身の回りにいる天才に翻弄されながら、自分が何者かになるためにもがく。そんな迷い続ける青年を中心とした青春・仕事群像劇。

名言クリエイター

この作品、仕事をしている人に刺さる文言が詰まっているのよ。何個か紹介したいと思います。

①サラリーマンやれよ

営業の流川が光一に言った一言。

分業をしている人なら、他の人がどんな苦労をしているかがわかりづらい。僕もそうでした。
何者にもなれなかったからこそ、何者かになりたい光一。クリエイティブをやりたかった営業の流川が言うからこそ、一言が重い。

②ズルいカードなんてあるか

光一の第二の上司、沢村さんの一言。

天才神谷の部下から、ピークが過ぎた定年間際の沢村の部下になった光一。
仕事をしていると、他人がもっているカードがうらやましくなる。「学歴」、「役職」、「人脈」、「金」、「若さ」など。
ただ、持っているカードを組み合わせるしかできない。持っているカードを増やすのか、見方を変えることでカードを作るのか。
主人公の光一は、「ガッツ」しかないといっています。

③この世界にがんばったで賞なんてないんだからな

大学でファッションショーをやった際にデザイナーから言われる一言。

これも、仕事をしていくと真理だなと。
クリエイターだけじゃないけど、仕事は成果物で勝負するしかない。常に胸に刻むべき一言。のちに、光一の口からも同じことが言われます。

④何かにならなきゃ退屈で生きていけねぇよ

高校生の光一

分かる。何者かになりたいのよ。スペシャルワンに。
でもそれって難しい。特に高校生で夢と希望に満ち溢れてたら、理解できないのも仕方ないよ。

⑤クソみたいな日にいいもんつくるのがプロだ

天才神谷からの一言

僕が一番大好きな名言。PCの壁紙にしています。仕事への矜持を感じる言葉。

最後に。

紹介したのは、主に第一部「左ききのエレン」からでした。
光一の高校生時代から美大に入学、目黒広告社に入社して案件を通して仕事を学び、人としての幅を広げ、闇落ちして、契機を迎えるまでの物語。ここから過去の上司との闘いの第二部「左ききのエレンHYPE」、新たな敵が登場する第三部「左ききのエレンDOPE」が続きます。今は、DOPEを更新中で、noteにも最新話がupされているので、ぜひ。
単行本は原作は32巻まで、リメイク版は24巻完結になっています。リメイクは美大生時代の話がちょっと厚めかな。どちらも好きだが、僕は原作派。
最後、宣伝になってしまった。

今日の最後。

今でも、原作版は定期的に読み返して気持ちを昂らせています。それぐらいのパワーがあるのよ。この作品。
ちなみに僕が好きなキャラは、沢村さん。渋いおじちゃんが軽口たたくのが好きなのよ。

今日はおわり。

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