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浅草エーラウンド2022 雑感

10月14日(金)~16日(日)にかけて浅草で行われたエーラウンドにエスペランサ靴学院の卒業生として参加してきたので感想などをまとめてみました。

浅草エーラウンドとは?

観光地・浅草の奥座敷、革靴の生産出荷額日本一を誇る「革のまち」である奥浅草エリアを中心に、普段は非公開の革靴づくりの現場などを巡り、モノづくりのDNAが息づく街の魅力を伝えるイベントです。

エスペランサ靴学院としての参加目的、目標

  • 浅草から大阪に移ったあとの活動内容や実績などの紹介。

  • 今年度生徒(48期生)の企画した製品の販売。

  • 来年以降浅草エーラウンドと協力して大阪でも同様のイベント開催を目指して動いているため、そのための勉強であったり運営の流れ等の把握。などなど。


個人的な参加目的、目標

  • シューフィッターの足型計測10人以上

  • GO!ON製品の認知度向上

  • 靴選びや足の悩みについての啓蒙活動

  • 遊びに来た方とのコミュニケーションを通して自分の知見を広げていく。

貴重な経験を通して、学校としても個人としても目標の8割程度は達成できたかと思います。

参加しての気付き

  • 靴が合っていないと感じている人は多い。

  • 多くの人は自分の足の特徴を知らない。もしくは自分の足に対して間違った認識を持っている。

  • 誤った考えで靴選びをしている方がとても多い。

→そして、上記のことについて、知る機会があれば知りたいと思っている人が想像以上に多い。

個人的に良かった点

・多くの人に出会えて話をすることが出来た。
→多くの気付きと改善点を見つけることが出来たので、これが一番大きいかと。
エスペランサ靴学院の東京時代の関係者の方々(講師をされていた二郎丸先生や東京校の卒業生の方々など)に多数お会いでき、話をすることができたのも個人的にとても良かったと感じる点でした。

個人的な 反省点

・他の参加事業所の方たちと話をすることが出来なかった。
→ほぼほぼエスペランサブースにいたため、他の事業所にお邪魔することが全然出来ませんでした。とくにものづくり工房にいけなかったのは貴重な機会のロスで非常にもったいなかったなと。。

お客様から寄せられた意見・改善点

・エリアが広すぎて全部回れない。
→徒歩で全て移動しようとすると数時間は歩きっぱなしになるとのこと。
15時くらいから遊びにくる方も多く、そういった方は行ける範囲内だけで楽しんだとのことでした。
また、地図に記載されている参加事業所のマークが大きいため、路地を1本間違えたまま歩いていて気付いたときには通り過ぎていたり、探し回ったあげく結局見つからないので諦めてきたという意見を多く聞きました。

例えば23番は道路沿いなのか路地に入ったところなのか分かりにくい。

・製品を買えるところが少ない。どこで何が買えるかがよく分からない。
→財布やカバンなどの革製品購入を目的に参加したが、革や資材は売っていても製品の販売が充実している事業所が少なく(もしくは探しにくく)買い物したかったけど出来なかったという方が何人かいらっしゃいました。

エスペランサブースに来られたお客様に伺った限りでは、上記のことを話される方が非常に多かった印象です。
当然、運営側の狙いや目的もあってのことなので、全てを修正しなければならないとかそういったことではないのですが、大阪で開催するときには、こういったことも踏まえてイベントを作っていけるとより洗練されていくのではと。。
とくにお金を使いたい人が使えないというのは、色々な意味で非常にもったいないので、そこは何かしらの対策をとってwinwinにしていけると良いのだろうなあと思ったり思わなかったり。。


と、なんやかんや書いてみましたが、総じて参加して良かったなと思える素晴らしいイベントでした。

以上。

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