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え、試合じゃないんですか?ワールドカップキャンプ地をやるぞ!と不思議な大号令。

RWC2019日本大会において、ウエールズ代表のキャンプ地として一躍有名になった北九州市。

その誘致に至るお話をFBに掲載していましたが、より多くの方に知っていただきたくnoteに転載いたします。


ウエールズ代表誘致のおはなし①

今から10年前。
北九州ラグビー協会の2代前の平木会長が私に言った一言。

「小田くん、ラグビーワールドカップ日本開催が決まった。北九州市は強豪国のキャンプ地を目指さなければならない」

と、この街にもたらされる効果を次々と並べて力説された。
まだミクニワールドスタジアム北九州も無く、ワールドカップがどんなものかよく分からんという頃である。

10年が経った今、改めて平木さんの先見性と的確な分析に驚かされる。
北九州市は強豪ウエールズを迎える準備が完璧にでき、今までラグビーに縁遠かったと仰る一般の方が「北九州の意地で公開練習はミクスタを満杯に」と意気込まれているのを人づてに聞いて驚き、地元の少年ラグビーチームには入部希望者が殺到している。(あるチームには今日4年生にいきなり6名来た。嬉しい悲鳴である)

ウエールズ一色で彩られた小倉駅と魚町商店街。

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試合開催地だと特定のチームに肩入れできないため、やりたくてもあんなこと絶対できない。ワールドカップ参加国を迎え入れるキャンプ地として北九州市はもはやぶっちぎりのトップランナーである。全国のラグビーファンのSNSでは、北九州すげーと絶賛されている。
誘致の過程はまたの機会に譲るとして、やはり10年前の平木さんの一言がなかったらと日々思う。

平木さんまだ健在。
若かりし頃は法政大学ラグビー部で活躍されたバリバリのラガーマン。スピードでならしたスクラムハーフ。
自分のことよりも、地域や仲間のことを思いやってくださる優しさにあふれた方。

というわけで、いよいよ2019年9月16日(祝)14時からラグビーウエールズ代表の公開練習です。観覧無料。

ちなみにこの公開練習は10年前語られた効果には入ってなかった。それぐらい普通ならありえないギフトということです。




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