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ラグビー普及の考え方を変えよう。

地方ラグビー協会の裏方で奮闘しているが、大小問わず様々な問題に直面する。

その中でも、目下一番頭の痛い問題は「競技人口の減少」である。

この問題の原因は、私たちラグビー関係者にあると私は思っている。

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身内ばかりで盛り上がってしまったり、自分の属するチームのことばかり考えてしまう傾向はないだろうか。

そのことにより、様々な弊害が起きる。

①ラグビーを新しく始める機会がない。

各スクールで体験会を実施したり、「随時募集」となっているので情報源が少ない。他スポーツのようにスポーツ用品店に募集チラシを掲げることも少ない。基本的に受け身ではないか。

子どもがウジャウジャいた時代ならまだしも、少子化著しい昨今に、こちらから子どもたちにラグビーに触れる機会をたくさん作る必要がある。しかも大々的に。

②中学、高校、大学と進学する度、競技を辞めるケースが多い。

ラグビーの楽しみを感じられなかったのか、それとも新しいスポーツに魅力があったのか、進学した学校にラグビー部が無かったのか。理由は様々だが、競技人口の一番多いのが小学生というのが、将来性を考えると不安になってしまう。

私は小学校〜中学校時代とラグビーが楽しくなかったので、高校では吹奏楽部に入ってチャラチャラするつもりだった。が、なぜか嫌だったラグビーをすることになった(笑)

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高校時代は結構マジで頑張った。でも弱かった。

大きくはこの2つ。

だから、「新しくラグビーに触れる機会を作り」、その子たちにラグビーの楽しさを感じてもらって「続けてもらう」という2つを強化していかなければならない。

そして、私達は子どもたちを大切にしなければならない。

新型コロナウィルスによる緊急事態宣言で、少年ラグビー界も大きな打撃を受けている。この3年、北九州市内のラグビースクールも活動を制限され、小学生低学年の競技人口は恐ろしく少ない。

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というわけで、今回私たち北九州ラグビーフットボール協会は、これまでの考え方を変え、北九州市内7つのラグビースクールによるミニラグビー合同体験会を、これまでとは違う形で、大規模に開催することにしたのです。

普段ライバル関係にあるスクール同士がスクラムを組んだのです。

まずこの企画の大切なことは「ラグビーを始める前提でなくても参加大歓迎」ってこと。

一緒に、北九州市で一番いい芝生の上で「ラグビーで遊ぼうぜ!」って感じにしました。

本年は2度目の開催ということで、昨年の反省点を活かし、未経験の子と、経験者の子をグループ分けし、未経験の子も気後れしないように工夫しました。

本年は以下の方々にご協力いただきました。

★築城昌拓さん(7人制ラグビー元日本代表)

★日本製鉄八幡ラグビー部
甲斐和行さん
長野一貴さん
古賀寛人さん
野田高陽さん
坂狩練さん
下條裕太さん
西林達也さん

★ルリーロ福岡
西村光太さん
井上柊人さん
屋宜ベンジャミンレイさん
川原勇大さん
黒川ラフィさん
三股久典さん
殿元政仁さん
金崎廉太朗さん
田代宙士さん
大隅篤己さん
米村淳平さん

★北九州市近隣のラグビースクール コーチの皆さん
小倉南雄志台ラグビースクール
鞘ヶ谷ラグビースクール
帆柱ヤングラガーズ
ヤングウェーブ
ヤングベアーズ
中鶴少年ラグビークラブ
京築ラグビースクール

★北九州市スポーツ振興課の皆さん


ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

もちろん来年も実施いたします。ご参加お待ちしております!

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