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昔なりたかったもの①お手伝いさん

皆さんは小さいとき、何になりたいと思っていましたか?私は小学校低学年くらいまで、家政婦さんでも、家事手伝いでもなく、本気でお手伝いさんになりたいと思っていました。

たぶん、小公女とか、少女パレアナとか、そういう世界観に憧れがあり、住み込みで、屋根裏が自分の部屋で、家のことをするだけでなく、そのお宅のお嬢さんに勉強を教えたりもする、そういうお手伝いさん。で、あいまに文章を書いていて、その文章がそのお宅のご主人の目に留まり、文壇デビュー的な・・・。

別に掃除が好きとか、お母さんのお手伝いが好きとか、そんな子どもではなかったんだけど、、ちょっと苦労しながら、人生を切り拓いていく人にきっと憧れていたんだと思います。

「ちょっと苦労」ってところがポイントで、それこそキャンディ・キャンディみたいにイライザとかにめちゃくちゃいじめられるとか、そういうのは想定していませんでしたね。まあ、キャンディ・キャンディだって、その分素敵な男の子に出会ったり、周囲で働く人たちはいい人だったりと救いはありましたが。

いまは、1時間単位で家事をお願いするといったことも普通にできるようになり、住み込みのお手伝いさんを雇う人って、相当特別な人たちかも。

今の子どもたちは、少なくとも「お手伝いさんになりたい」なんて夢は持たないでしょうねー。





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