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自主ライブの計画から当日まで

2023年10月9日@Player’s Bar R
My Favorite Songs 2

2回目となる自分企画ライブ。
今年の初めには核になる曲のイメージがあり、
こんなメンバーにトリオで演奏をお願いできたらいいなあ…と妄想していました。
その方々は、2人ずつの組み合わせはこれまでライブで見ていましたが、
3人が揃うライブを見たことはありませんでした。

そんな折、CHIKOさんというシンガーさんのバックバンドとして、その3人で飛騨ジャズフェスティバルに出演すると、ドラムの師匠である海野先生から聞いたのは2月。
そして折しもCHIKOさんのライブがBody and Soulで行われ、(この時のメンバーは海野先生以外は他の方々だったのですが)
妄想のセットリストにある曲の、そこで演奏されたアレンジが素晴らしく、
それを歌うためにはやはり意中の方々にお願いするしかない!!という思いが強くなりました。

とはいえ、自分企画でライブをする踏ん切りがつかないまま5月を迎え、
5月19日、飛騨高山へ向けて家を出る直前に、某所からライブの依頼をいただき、
そこではたと、「待っていては自分の思い通りのことはできない」という当たり前のことに気づくのでした。

高山、高岡、東京と、このトリオの演奏はやはり素晴らしく、
御三方それぞれに「自分のライブで演奏をお願いできないでしょうか??」とお話しをしたところ、
「空いていればいいですよ」と言われ、
7月に入り、9月、10月、11月の土日祝日の昼の空いている日を打診しました。
果たして、御三方と、ゲストとして来ていただく河波浩平師匠のスケジュールの合う日があるのだろうか。

このお返事を待っていた時は、思い悩んでも仕方がないのですが、かなり気持ちが張り詰めていました。

候補日は、10月8日と9日。
とにかく皆さんの空いている日があって良かった!!
そこから場所を押さえることになるのですが、当初考えていたところは既に予約で押さえられず、
友人から教えてもらっていた他のお店を急遽見に行き、音響のことは正直よくわかりませんが、雰囲気が良かったのでその店を押さえ、
より運勢の良さそうな10月9日に決めました。

そこから3ヶ月、ずーっと暑い日が続き、
とにかく歌って体に染み込ませて、色々なバージョンを聴いて、いただけるフレーズはいただき、
夏バテしたら行けないと、近所にあるピラティスのスタジオに週5ペースで通い、
黒にんにくを食べ、食事はバランスよく摂り、早寝早起き。
これまでもYoutubeを見ながら自己流筋トレはしていたけれど、やり方や効果にずっと疑問がありました。
お金はかかるけれど、逐一インストラクションをもらえるスタジオでのピラティスは格別で、
どんどん楽しくなっていき、歌の呼吸にも良い効果が出ていると感じています。

歌のレッスンで師匠にピアノを弾いていただいたり、時々セッションに行ったりして、iReal以外の相手と歌うことはあっても、アンサンブルを経験する機会がとても少ない。
それゆえ緊張状態で迎えたリハーサル。
みなさん好意的に受け入れて下さり、私もアンサンブルに混じることができて、予定より早くリハは終了(ただしソロ部分は1コーラスで省略)。
フィードバックを聴いて、みなさんの演奏の素晴らしさに感激しました(その場ではそこまで聴くことができてなかった。。。)。

本番は曲によってソロの長さも変わり、こちらもそれに合わせて対応するのですが、やはりそこの練習が手薄でちょっと不安。
それぞれのソロ終わりには、ソリストの名前もコールしたい。
今回はキメたい部分の多いセットリストだけど、そこは絶対キメたい。
ここのMCではこれを話して、あそこではあれを。。。などと考えていたら早朝に目が覚めてしまうようになり、
「楽に生き抜くための処方箋だと思ってください」とクリニックの先生に睡眠導入剤を勧められました。

ライブ前日に、生まれて初めて、5mgの錠剤を半分に割って、半分だけ恐る恐る飲んでみたら、結果は大正解。「眠れなかったらどうしよう」と心配することなく、ぐっすり眠れた満足感と言ったらありませんでした。「よく眠れているから良いパフォーマンスにつながるだろう」とポジティブに思えることも嬉しいことでした。

そして迎えた当日。
雑になってしまった部分もありましたが、今の自分にできることをやり切りました。

素晴らしい演奏で支えてくださった熊谷さん、薫平さん、海野先生。
歌唱指導はもちろんのこと、選曲、曲順、トータルでサポートして、歌ってもくださったなみへい師匠。
心より感謝申しげます。
最高に幸せな時間でした。

冷たい雨の中、お越しくださったみなさま、ありがとうございました。

あたたかくもてなしてくださったPlayer’s Bar Rのスタッフのお二人にも
御礼申し上げます。

1st Set
1. Lousiana Sunday Afternoon
2. How My Heart Sings
3. Devil May Care (1コーラスはドラムとDuo)
4. Love Dance
5. 光の街 (作詞:CHIKO  作曲:中林薫平)
6. A Time For Love
7. Butterfly

2nd set
 1.  Chan’s Song
 2.  Edith And The Kingpin
     (1コーラスはベースとDuo)
 3.  That’s All (なみへい師匠)
 4.  Nearness Of You (なみへい師匠)
 5. Dat Dere
 6. Afro Blue (中林薫平アレンジ)
 7.  I’ve Never Been In Love Before
 8. East Of The Sun

アンコール
 When I Fall In Love (なみへい師匠とDuo)







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