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「これは使える!みんなのナッジ」11月号:フェムテックで更年期のコミュニケーションの悩みを共有(よりそる)

【あらすじ】地域保健・産業保健の月刊誌「へるすあっぷ21」(法研)で2021年4月から連載が始まった「これは使える!みんなのナッジ」。青森県保健所・竹林紅所長と私が全国のユニークなナッジの実践を紹介します。

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 2021年の流行語大賞に「フェムテック」(Female(女性)の健康問題をTechnology(テクノロジー)で解決していくサービス)がエントリーされました。今回紹介する「よりそる」は、フェムテックの先駆け的存在です。

 更年期に関する問題は、男女のコミュニケーションがなかなかうまくいかない実態があります。「よりそる」は、この障壁を乗り越えるチャレンジをしています。中でも、「更年期あるあるスタンプ」は、更年期女性の辛さをシンプルに(Easyナッジ)、そして象徴的に(Attractiveナッジ)伝える設計となっています。

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 ナッジとテクノロジーを切り口に、更年期女性の健康という社会課題の解決に踏み出すことで、女性の活躍の場が増えていくと期待されます。


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