今なぜメンタリストDaiGo批判が起きているのか【脳科学】
現在You Tubeでチャンネル登録者数200万人近いユーチューバーのメンタリストDaiGoさんがあちこちで叩かれています。
それはDaiGoさんが動画で引用してる科学論文の誤読が多いという理由です。また、現役の医者や専門家等の知識人まで参戦して、批判に奔走しています。
これに対してDaiGoさんは、誤読を防ぐために自身も一人で論文精査を行うだけでなく、東大医学部とオックスフォード大学という超エリートの友人の助けを借りて精度を上げると提案しました。
しかし、批判や中傷動画はあとを立ちません…なぜでしょうか?
これには“シャーデンフロイデ(他人を引きずり下ろす快感)”という人間の特質が関係しています。
また、妬みの感情があるのでしょう。その妬みにも二種類あります。
“良性妬み”と“悪性妬み”です。
良性妬みはその感情を前向きに転換して、その人を越えてやろうという良い感情です。しかし、悪性妬みは妬みの感情にまかせて、その人物の足を引っ張ってやろう、引きずり下ろしてやろうという感情です。
悪性妬みの発生条件として、相手が自分の手が届きそうな距離にいるときに、妬みの感情が発生します。ユーチューバーはそもそも一般人であり、DaiGoさんもタレント活動よりYou Tube活動に力を入れております。また、自分は天才ではなく、いじめられた過去も暴露しています。
そうなると、なんだこの人は一般人じゃないかと思ってしまいますよね。
そこで、学識者や医者、そこそこのユーチューバーたちが批判や攻撃を始めたのです。
とはいっても…有名になればアンチや批判が増えるのは当たり前。想定内のはずです。
そもそもユーチューバーたちの目的を考えてみて下さい。あの手この手で再生回数を増やすことですよね。批判が批判を呼ぶとどうなるかというと、炎上します。
炎上すると人が集まるので、再生回数が伸びます。炎上マーケティングというやつですね。
みんなわかってやってるとは思うのですが、炎上するとビジネス的には双方利益しかありませんので、DaiGoさんもわざと反応してるのかなとも思います。
一過性のものなのですが、人間とは話題が無ければ攻撃や批判などで故意に話題を作る。面白い生き物ですよね。
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