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海外で人のやさしさに触れる

海外で大変なのは病気をしたとき


5月中旬のトロントは肌寒く、ホームステイの地下の部屋も寒く、地下のシャワーはアッという間に水になり、流しで汲んだ熱湯を水で冷ましながらなんとか体と髪を洗っていたら、案の定風邪をひき、その後咳喘息で1か月ほど苦しむことに、、、

ある朝、ほぼ満員の電車で通学していたら、咳が止まらなくなり、数分バックパックに顔をうずめせき込んでいた、やっと一息ついて顔をあげたら、そこに水のペットボトル、飴数個、飴の入ったケースを差し出す3つの手があった

驚いた!!

水も飴も持っていたので、その旨伝えると、みんな「いいから、これ持って行って!」と何度もいわれ、ありがたく頂戴した、涙が出そうだった、

水のペットボトルは新品だから安心してとまでいってくれた、20代の若い女性、自分が飲むために朝から用意していただろうに、、、

こんな風景は時々、ストリートでも見受けられた、

ホームレスは日常風景


町にはホームレスの方が多くいて、道端に座ったりねたりして、空き缶を置いてあり、実際にお金をいれる人も割と見かけた

コンビニなどの前では学生が自分が買ったホットドックや飲み物と同じものを扉の前にいるホームレスの人にあげているのも何度も見かけた
今目の前の人に自分が今できることをする
という感じだろう

ホームレスの問題はトロントでも大きいようだった、きちんと公的な援助がされているとも聞いたが、街にはたくさんのホームレスがいた、日曜には教会で食べ物を配ったり、本などが売られ収益をそういった活動に使ったいるようだった😊

自分が人を助けた時の現地の人の反応


あるとき電車からおりたたら、車いすの体の大きな男性とその妻と子らしき小学生ぐらいの女の子とおばあちゃんが、男性の車いすを押して電車に乗り込ませようとしているが重くてできないでいるところにでくわした

私は両親とも最後は車いすの介助をしていたので、車いすには少しは慣れていた、お手伝いしてなんとか一家は電車にのっていった

そのあと、ホームを歩いていたら、前をあるく若い女性が振り返り、
「助けてあげてくれてありがとう」
と言って去っていった
なんとハートウォーミングなことを言ってくれるんだ🔥

目の前の困っている人に自分ができることをする


またあるとき空いた電車に一人で乗っていたら、なんだかすごく変なニオイが!!自分から漂っている気がして持ち物や服などを何度も何度も嗅いでいた、
そうしたら、きれいなブロンドヘアの若い女性が近づいてきて、「あなたのニオイじゃないのよ、ほら、あそこに乗っているホームレスの人からに匂ってるから安心して」と言って教えてくれた、、、

日常的にあるkindness


バスは車いすの方やベビーカーの方が乗ってきたら、前方にある長椅子に座っている人は席を立って長椅子を畳み、その方たちのためにスペースを作ってあげるというのがルールのようだった、だから車いすの方も自由にたくさん乗ったり下りたりしていた、自転車もバスの前後に引っ掛けるところがあり、自分で自転車を引っ掛けてのってくる、時間がかかってもだれも何もいわない
気持ちいい

私は心に決めた、
日本に帰ったら、困っている人を見かけたら躊躇せず声をかける

目の前にいる困っている人に、今自分ができることをする!カナダの人から学んだこと

時々していたドネーションを決まったところ(浜田省吾さんの基金J.S.Foundation)に毎月するって!

2019年、over fiftyになってた

いいお話の次は、怖いお話も、、、
それはまた次回に、、、

写真はダウンタウンの駅、ダンダス駅、トロントの駅の名前は人の名前らしい


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