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オリジナル曲集。

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オリジナル曲を集めてみました。 ギターとベースは自分で演奏しています。 ドラムと鍵盤はAI+打ち込み 歌はボーカロイドさんです。 曲を聴いてくれた 全ての方々に感謝します! …
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#BGM

HAY FEVER(Niagara Explosion)

「Hay Fever(Niagara Explosion)」vocaloid English ver. The weather forecaster said last night It's almost time for that to fly I know because I have a good nose By the way, I have very good eyesight Oh yeah ! My sensitivity is good! Oh yeah ! Fever all day and all of the night! Hay fever! Long time no see!Hey hey hey! Hay fever ! Please be gentle!Hey hey hey! Hay fever ! Fever all day and all of the night! oh no no… Damn it ! Fever all night ! Niagara behind the mask Explosion behind the my eyelid The pain and suffering cannot be compared Is it okay? Can't compare ,it to anything, or yours Oh yeah ! My sensitivity is good! Oh yeah ! Feever all day all of the night! Hay fever! Long time no see ! Hey hey hey ! Hay fever ! Please be gentle ! Hey hey hey ! Hay fever ! Fever all day all of the night oh no no… Damn it ! Fever all night ! =訳詞= 昨夜 気象予報士が言ってたんだ そろそろアレが飛んでるって 分かるんだよ 俺は鼻が利くからな… ついでに言うとだな 俺は目ん玉も めちゃくちゃ利くんだよな… オーイェー! 感度良好だぜ! オーイェー! 一日中 一晩中 フィーバーだぜ! 花粉症ちゃん! 久しぶりじゃねえかっ! 花粉症ちゃん! お手柔らかに頼むぜっ! 花粉症ちゃん! 一日中 一晩中 フィーバーだぜっ! 勘弁してくれよぉ…チクショー! 一晩中熱っぽいぜ! マスクの裏側でナイアガラ 瞼の裏側でエクスプロージョン 辛さや苦しみってのは 比べられないんだよ ねぇ聞いてる?  比べられないんだよ 他の何とも あんたのソレともさ オーイェー! 感度良好だぜ! オーイェー! 一日中 一晩中 フィーバーだぜ! 花粉症ちゃん! 久しぶりじゃねえかっ! 花粉症ちゃん! お手柔らかに頼むぜっ! 花粉症ちゃん! 一日中 一晩中 フィーバーだぜっ! 勘弁してくれよぉ… チクショー! 一晩中熱っぽいぜ! =追記= ふと、気になった。 「花粉症」って英語でなんて言うんだろ?って。 調べてみると どうやら「Hay Fever」と云うらしい。 やだ…カッコイイ… と、いうわけで タイトル先行で曲にしてみました。 英語詞はいつものように Google先生に一任しております。 ふざけた歌ですが 真面目に作っています。(何に対する言い訳なんだろう…笑) この曲は GーCーAーDという4つのコードを ひたすらに繰り返すループ・ソングです。 循環コードの理論を 正しく理解してないので 自身の感覚としては 単なる繰り返し 故にループ・ソングと呼ぶわけです。 僕はこのループ構成がとても好きで これまでも「リピート」や「クローゼット」という曲で この手法を使用してきました。 ルート音をズラしてみたり 音に強弱を付けたりと 単調な繰り返しも 工夫次第で 案外楽しめるもんです。 いつもよりちょっといいコーヒーを飲んでみたり 知らない道を歩いてみたり 小さな雪だるま作ってみたり 昼間からビールを飲んでみたり トッピング全部乗せにしてみたり 探偵小説を読んでみたり 何の記念日でもないのに ホールでケーキ買ってみたり… 日々もまた 工夫次第で 案外楽しめるもんです。 良い一日を。

レコード

「レコード」 悲しいことはあるけど 悲しい人にはなりたくない 正しくなくていいけど できるだけ誠実でありたい 精一杯 できるだけ ホントかウソかなんてこと 別にどっちでも構わないし 楽しくやりたいだけなのさ その先も後もない その一瞬 その瞬間 窮屈な世界だと 誰かが愚痴をこぼす ボクはちっぽけだから 世界は広過ぎるぜ もしも世界が 明日終わるとしたら 今すぐボクは キミに会いに行くよ くだらない話でもしながらさ ゲラゲラ笑おう ビールでも飲みながら そして 嫌われ者の背中を 美しいと歌う あの人の レコードを聴こう 意味や理由じゃなくて 答えや価値でもない 必然に頷くよりも 偶然に驚いていたい もしも世界が 明日終わるとしたら めちゃくちゃ恐いし ビビっちゃうかもだけど 受け入れるとか 僕らしくとかじゃなく 強がるくらいなら 情けなさを認めたい もしも世界が 明日終わるとしたら 今すぐボクは キミに会いに行くよ くだらない話でもしながらさ ゲラゲラ笑おう ビールでも飲みながら そして はみ出し者の痛みを 優しさと歌う あの人の レコードを聴こう ただ笑っていたいだけさ 精一杯 できるだけ その一瞬 その瞬間

月が輝いている

月が輝いている(ボーカロイド) 少し冷たい風 夜を吹き抜けた なんとかなるさと 呟いて 歩く帰り道 人気のない街 見上げればそこには いつものように 今日も月が 今日も月が ほらね月が 今夜も輝いている 前向きな言葉 諦め気味に語る それでも僕はさ 僕ですよって 余白があればそこに 流れるメロディーのように 見上げればそこには いつものように 今日も月が 今日も月が ほらね月が 今夜も輝いている

ねずみの王さま

「ねずみの王さま」 作詞 へいた 作曲 ビリー。 両目腫らして 泣いてた 次の日にも 口笛ひとふき すまして 街にでる 化石のトンネル 通り抜けたら 双子の塔 レンガのビルとタイルのビルを 上からのぞく 金のおさかな おとぎばなしだ この街のあれもこれもが ちっぽけな僕は まるで ねずみの王さま へんてこな鐘が ゴーンとなったら おやつだよ 甘いケーキ コーヒー苦すぎ あんみつ おしるこ 殻つきピーナッツ たからもの隠すよ この街のあちらこちらに サンタになれない 僕は ねずみの王さま おとぎばなしだ この街のあれもこれもが ちっぽけな僕は まるで ねずみの王さま =追記= この曲は へいたさん作のクリスマス長編 「サンタクロースとねずみの王さま」とのコラボ作になります。 アコースティック・ギターを使った曲を 作りたい!と考えていたので 今回のコラボで 初めて挑戦させて頂きました。 エレアコを持ってないので 普通のアコギを使いました。 エレキ・ギターは録音する時にしか使わないので 普段、僕はいつもこのアコギを弾いています。 めっちゃ安物ですが笑 触る機会が多いので 手に馴染んでいる楽器でもあり 丁寧に弾けば ちゃんといい音出してくれるので 僕はとても気に入っています♪ そんな相棒を抱えて ギターホールの前に立てたマイクに向かって ポロポロと指弾きするという ダイレクト方式で録音したのですが これがまぁ、大変でした。笑 と言うのも 僕の住むマンションは わりとメジャーな街道沿いに面している為 環境音のデシベル数値がそこそこ高いんです。 しかも僕は一階に住んでいる。 録音の最中に救急車が通っちゃったり 選挙カーみたいなのが通ったり 近所の子供がキャーとかワーとか言いながら バタバタ走り去って行ったり 管理人さんの溜めの長いクシャミが聞こえたりと("へっ"が聞こえてから"くしょーい!"に行くまでに謎の"間"がある感じ) 何度も静かになるタイミングを見計らいながら 作業を進めなければなりませんでした。(スタジオ行けよって話ですが笑) とは言っても それらのハプニングは 僕にとって楽しいもので 大変は大変だったんですけど なかなかにスリリングでもあり笑 なんだかんだそれらを 面白がりながら作業を進めていきました。 失敗テイクには 救急車に向かって「おーっとぉ、ご苦労さん、はーい道開けてやってー(謎の上から目線)」とか 子供に向かって「黙っとけクソガキャー!転ぶなよ。」とか 選挙カーに「んーっ…誰っ!?」とか 管理人さんに「んーっ…クセ強めっ!」とか 色んな僕のツッコミボイスが収録されていました。(公開音源はもちろんそれらをカットしていますが…当たり前ですね笑) 余計な声を入れちゃったので その分、編集に手間が掛かりましたが笑 なんだか笑えたし とても楽しかったです。 その様にして 今を生きる 様々な人々の営み 生活のある場所で この曲は生まれました。(どんなまとめ方だよ!) そして この曲の 作詞&アートワークは へいたさんによるものです。 物語の構想を練ったり 書き進めたりと そんな忙しい環境にあるにも関わらず 最高に素敵な歌詞 そして 最高に素敵なアートワークを 用意してくださいました。 感謝です! 本当にありがとうございました! センキュー! センキュー! 物語へのリンク先はこちらです!(本日、18:00頃公開予定です) ↓ ↓ ↓ https://note.com/heita3rd/n/nfd2ce6b1f5f4 最初から読みたい方はこちら! ↓ ↓ ↓ https://note.com/heita3rd/m/mb26a42145542 明日もう一曲あるので もし良かったら 聴いてみてくださいねー🎶 ではでは。

フォーカス

フォーカス(ボーカロイド) 悴む両手 白い息 ありきたりな 妄想だけ連れて 落ち葉フミフミ歩く 冬の散歩道 シロクマは風邪を ひかないのかな? なんてこと 考えながら目指す 我が街の北極点 浮かぶメロディー 鼻歌に伴奏付けたら 日々は少し色付いて 確信なんてないし 時々うんざりもするけど たかがそれだけ たったそれだけと 誰かが嗤っても フォーカスし続けていく その場面は 他の誰でもなく 僕だけのもの ストレートなメロディーと ありふれた言葉で 特別じゃなくても 誰かのためにならなくても たかがそれだけ たったそれだけと 誰かが嗤っても フォーカスし続けていく この視点は 他の誰でもなく 僕だけのもの

クローゼット

クローゼット(ボーカロイド) クローゼットに あるはずの カーディガンが無い クローゼットに しまったはずの カーディガンが無い =追記= 歯医者さんに定期検診の予約を入れていて 夜だったもんで 流石にもうTシャツじゃ寒いなって思って なんか羽織るものと クローゼットを開けた時の 我が心の叫び。

THUNDERBOLT⚡︎LADY

THUNDERBOLT⚡︎LADY(VOCALOID English ver.) I'm a THUNDERBOLT⚡︎LADY I'm crazy about you Nite and day and playing R&R Oh please, say to me Let me be your girl Oh please,say to me Let me kiss your lip I'm a THUNDERBOLT⚡︎LADY I'm a THUNDERBOLT⚡︎LADY I'm a THUNDERBOLT⚡︎LADY tonight wow! THUNDER⚡︎BOLT! ! ! <訳詞> あたいはサンダーボルト⚡︎レディー あんたに夢中なのよ 昼も夜も ロックンロールしてる時も あたいはサンダーボルト⚡︎レディー あんたに首ったけよ 一日中 ロックンロールをプレイしながらも さぁどうか あたいに言ってちょうだい あんたの女にしてやるって さぁほら あたいに言ってちょうだい キスさせてくれと あたいはサンダーボルト⚡︎レディー あたいはサンダーボルト⚡︎レディー 今夜あたいは サンダーボルト⚡︎レディーなのよ ワオ! ⚡︎サンダーボルト⚡︎! === 偉大なるビートルズ師匠の歌詞を参考にしつつ(有り体に言うと若干パクっている) 直訳を得意とするGoogle翻訳先生にお力添え頂き 英語詞を書き上げました。 なので 文法的に正しいかどうかは 僕には分かりません。笑 この曲は へいた氏による今夏の長編作 「THE SUPER BUG MAKER」とのコラボになります!(本日18:00公開予定)↓ ↓ ↓ https://note.com/heita3rd/n/nb0b7c706c052 今回もへいたさんに カッコイイアートワークをご提供頂きました! センキュー センキュー!

DANCE DANCE DANCE

DANCE DANCE DANCE (VOCALOID English ver.) Listen carefully,This is my purpose I don't want anything else I just want to have fun now Would you like to dance with me? Because everything is a f××king world Find the fun yourself Would you like to dance with me? In this f××king world [訳詞] ちょいと聞いておくれよ これが俺の目的ってやつさ 特に何も望んじゃいねぇし 今を楽しみたいだけさ 俺と一緒に踊らないか? 何故なら 何もかもがクソッタレな世界なんだから 楽しみくらい自分で見つけなきゃ 俺と一緒に踊らないか? このクソッタレた世界で 「追記」 ボーカロイドさんに「Fワード」を歌わせるという暴挙に出る。 英語詞はGoogle先生の直訳英語なので 文法が正しいのかどうかはよく分からないけど 僕は音楽を「音」で聴くので 洋楽とか邦楽とかジャンルとか 関係なく聴けるし そんな感じで 曲の持つ勢いやノリが伝われば それでいいかなと思っています。(←The 適当) 雨の日が続いていますが 窓の前で  ただ頬杖をついて 止むのを待つばかりではなく いつかのジーン・ケリーさんみたいに 雨の中 ウキウキで 踊ってみるのも いいかもしれない。 あくまで比喩的な なんて言うか、例えであって 心持ちの話ですが。 あ、そうそう 雨の中で踊るなら 風邪ひかない程度にね。

ビリビリ⚡︎

ビリビリ⚡︎(ボーカロイド) ものすごいヤツ 刺激的なヤツ ビリビリビリビリ しびれちゃう あの日僕は聴いた 確かに聴こえた ビリビリビリビリ しびれちゃう 感電中 サンダーボルト 閃き 感電中 ライトニングボルト 揺らめき 深掘ると 煌きのメカニズム ものすごいヤツ 刺激的なヤツ あの日僕は聴いた 確かに聴こえた === 先日の「THUNDERBOLT⚡︎LADY」に続き 今作も へいた氏による今夏の長編作 「THE SUPER BUG MAKER」とのコラボ曲になります!(多分、本日夜公開予定!笑)↓ ↓ ↓ https://note.com/heita3rd/n/nc743f7e5edb6 そして、今回も へいたさん作のカッコイイアートワークをご提供頂きました! センキュー! センキュー!

灯台の幽霊

灯台の幽霊(ボーカロイド) まぼろし 海岸線上に 光る道標 航海の手掛かり 悪戯に 哂うカモメのメロディー 遮る道標 後悔の手触り 誰もいないけれど 独りぼっちだけれど 好きなことが 僕にはあるよ どこに届くかな? 誰に伝わるかな? 分からないけど ピカピカにしておくから なんとなくね ずっと 僕はここにいるよ いや どうだろう? 本当は分かっているのかもね 僕はここにいるよ きっと明日も明後日も なんなら 10億年先だってさ 僕はここにいるよ ここが好きなのさ 何も無い所だけど 退屈かもだけど いつでもここに 遊びにおいでよ 誰に会えるのかな? 友達になれるかな? 分からないけど ピカピカにしておくから 僕はこの場所で この目とこの心で 見える景色を ただ観ているだけなのさ 君も同じはずさ そんなに違わないさ 何を急いでいるの? 何を恐れているの? なんとなくね ずっと 僕はここにいるよ いや どうだろう? 本当は分かっているのかもね 僕はここにいるよ きっと明日も明後日も なんなら 10億年先だってさ 僕はここにいるよ ここが好きなのさ 「追記」 この曲は ここnote界に於ける ショート・ショートの魔術師! へいたさん作の物語「灯台の幽霊」とのコラボ作品になります。 主人公はタイトルにもある通り「幽霊」なのですが なんて言うかその… 「怖さ」が全く無いんです。笑 更には 一時の波乱を含みはするものの 物語全体としては 概ね 穏やかな雰囲気に満ちています。 ただ その穏やかさこそが「隠れ蓑」となり 「幽霊」であるという前提を 上手く打ち消しているようにも思えたりで 主人公と同様の「忘却」の魔法に 読書としての自分も掛かっちゃった!感満載な気分に包まれちゃうところなんかは もう、なんて言うか 技術だなぁ〜って思います。 へいたマジック! 信じる信じないに関わらず 「幽霊」とは 一種の「残留思念」という捉え方があります。 だとしたら どんな思念を基に 彼はそこにいるのだろう? そこにあったかもしれない「悲劇」さえも 全ては忘却の彼方。 「幽霊」であるというこの設定は この物語を起点とし その前後のストーリーを想像する上で 大きな「キーポイント」であるように思えたりもします。 謎に包まれた部分が多いことで その分自由度が高く 広く想像を巡らすことができる。 そこから曲を作るという作業は 一見、掴み所がないように思えたりもしましたが いざ始めてみると 思いの外 刺激的で 何より めちゃくちゃ楽しかった! 素敵な物語を そして素敵な経験を ありがとう! 是非御一読を!↓↓↓(本日7/18月曜日18:00より公開予定!400話達成おめでとう!!!) https://note.com/preview/n391f47e24d08?prev_access_key=9540d466a8b293acc6bff606a2ae5d31 この曲のジャケ画(アートワーク)は へいたさん作でございます。 いつも素敵なジャケ画をありがとう! センキュー! センキュー!! 最後に 今回の曲に関してですが この物語の「テーマソング」と言うよりは 一読み手としての 「一つの解釈」として受け取っていただけたらと そう思っています。 この曲に出てくる幽霊さんは 僕の想像であり 物語の主人公が持つ「性格」を決定づけるものではないからです。 物語に触れ みなさんなりの主人公像 または物語のその先を 想像して頂けたら幸いです。 きっと楽しいはず! ではでは。

僕が嘘つきにならない為に

僕が嘘つきにならない為に(ボーカロイド) 連れて行ってよ ロックンロール 夕暮れの帰り道 はしゃぎ合う 声が響く 春風吹くあの街並み 宝石の様な星空の下まで 本音を隠したジョークに 控えめな夢を そっと忍ばせた 感性が薄れゆく前に 耳を澄ますのさ ほら聴こえてくるよ 繋がっているよ どこにだって メロディーと共に 蘇るよ しがみつくためじゃなく 寄り掛かるためでもないさ 忘れたくないんだ 僕が嘘つきにならない為に 真夏の太陽 木漏れ日のひょうたん橋 賑わう交差点 夜のイルミネーション 不意に誰かに 呼ばれたような気がして 僕は振り返る きっと誰もいないと 分かっていながら 輝いているよ 今でもずっと メロディーはそこに 繋がっているから 必要なのさ どんな時でも 晴れ間の無い空が 続く日々でも 繋がっているよ どこにだって メロディーと共に 蘇るよ しがみつくためじゃなく 寄り掛かるためでもないさ 忘れたくないんだ 僕が嘘つきにならない為に === 『追記』 小学校 校庭 その端っこに 階段状に並ぶ鉄棒があって その裏側に 小規模な森があった。 その森の中には ゾウさんの形をした大きな遊具があって 鼻の部分を滑り台にして よく遊んでいた。 僕の頭の中に浮かぶ風景には そこで遊ぶ僕達の姿がある。 僕の姿がそこにある時点で これは僕の記憶ではないのかもしれない。 でも僕はそういう景色を見ている。 セコイアの葉を擦り抜けた陽光を浴びて はしゃぎ合う声を聞いている。 この歌を聴きながら 僕はそういう画を眺めている。 「思い出」という言葉を使わずに 思い出についての歌を作ってみたかった。 僕には好きな歌がたくさんある。 そして その歌を 聴いている時 口ずさむ時 必ず頭の中には「画」が浮かんでいる。 画は自分が好きだと認識している歌にしか現れない。 それはいつか見た景色だったり 誰かの表情だったり 見たこともない場所や風景だったりする。 その殆どが その歌を初めて聴いた時に 実際に見ていた景色や 当時の心境とリンクしているのだけど 不思議なもので その曲に纏わる自身のあれこれと 必ずしも一致するというわけではなかったりもする。 何の脈絡もない 理解不能な画を 思い浮かべていることも あったりで 更に不思議なのは その不一致に違和感を覚えることもなく 自然とそれを受け入れている自分に 大分時間が経ってから気付いたりすることだ。 「そういや、何でこの画なんだろ?」みたいに。 ただ、不思議ではあるけれど 不快なわけではない。 何故この歌を聴いていると この画が頭に浮かぶのだろう?と 考えを巡らせる時間は 僕にとってはとても楽しいことなのだ。 この歌を聴く時 僕の頭の中には この追記の冒頭に記した景色が浮かぶ。 作っていた時に 思い描いていたものとは 全く違うんだけど。笑 何故だかはよく分からない。 でも なんでだろう?って考えるのは楽しい。 それに 遠い記憶の中にある 自分の知る景色を この曲は 確かに映し出してくれた。 何だかよく分からないけど 接続成功!ってことで。笑 確信ではなく ただ何とな〜く そう感じたという事を ここに記しておこう。

レイニー

レイニー(ボーカロイド) 水銀灯          照らす帰り道       南風 向こう側      近付いてる 近付いてる 追加していくだけ 新しく 白熱灯 照らす部屋の隅 隙間風 向こう側 遠ざかる 遠ざかる 僕は変わりたいと   思わない 混沌からこんにちは! きレイニー かレイニーとはいかない そんな日もあるよな ていうか そんな日ばかりだけど 雨降りも永遠には勝てない      言葉追えない夜は 無心で音に乗っかって スウィンギン!!

もうすぐ夏

もうすぐ夏(ボーカロイド) もうすぐ夏 もうすぐ夏だ ボクの住むこの街に 今年も夏が来る もうすぐ夏 ギラギラ太陽 きっとドキドキしちゃう キミのその白い肌 夕焼けが 世界を染めた時 キミが一つ零した 水晶の様な涙の理由を ボクは探している もうすぐ夏 また夏が来るよ 冷めた季節の余韻 打ち消すほどに熱く 夕焼けが 世界を染めた時 キミが一つ零した 水晶の様な涙の理由を 見つけられなくても もうすぐ夏 もうすぐ夏だ 笑っておくれベイベー きっとうまくやれる きっとうまくやれる

月のうさぎ

月のうさぎ(ボーカロイド) 作詞 へいた 作曲 ビリー。 月の裏側で 銀のうさぎはねる 大人になると 見えなくなるけど そこにはうさぎ はねてる 信じるなら 信じるのなら 信じるなら 信じるのなら 夜空の月に うさぎ はねてるよ ほら 昔絵本で見た 君のうさぎはねる 嘘つきの君 夜空指差して 「うさぎがいる」と ほら話 もし君が そう夢で笑うなら そこにはうさぎ はねてる 君が 君が そう言うなら 君が見るその世界が消えるまで 僕が 僕が 信じるなら 僕が見るその世界が消えるまで そう言うなら 信じるなら 月の裏側で 銀のうさぎはねる もう君はいない 僕はひとりでも 月にはうさぎ はねてる はねてるほら はねてるよほら はねてるほら はねてるよほら 信じるなら 信じるのなら 信じるなら 信じるのなら 夜空に君とうさぎ はねてるよほら 月の裏側で 銀のうさぎはねる 昔絵本で見た 君のうさぎはねる === 追記。 前作「ミュンヒハウゼン」に続き 今回もへいたさんとのコラボになります。 今年の初め頃に曲の依頼を頂き それからポロポローン♪と アコースティックギターを爪弾きながら 少しずつ曲のイメージを形にしていきました。 何となくアコースティックなイメージで 曲作りを進めていたのですが 何分素人なもので アコースティックギターを録音する為の 手段や技術が無く(エレアコ買おうかな?) 今作の録音には なるべくクリーントーンに設定した エレキギターを使用しました。(結局ジャカジャカやってしまいましたが。笑) だから何だよって話ですが なんだかこれが 思いの外しっくりきたので 良かったなぁ という ただ、それだけの話でございます。 . . . . . . 。 と、まぁ、それはさておき 僕は大抵の場合、曲を先に作ってから 後で歌詞を当てはめていくという方法で歌を作っています。 なので、曲が完成した時点で この歌には まだ歌詞がありませんでした。 出来上がった曲に ラララ…と歌う仮のボーカルラインを乗せて 繰り返しそれを聴きながら 歌詞を考えました。 でも、なかなか浮かびません… そのくせ 歌詞が全然浮かばないってのに 新たなメロディーラインが浮かんじゃったりして 浮かんだからには作らなきゃとか思っちゃったりで あぁだこうだ あたふたしているうちに 歌詞のない曲が 2曲できあがってしまいました。 その内の一曲が 前作「ミュンヒハウゼン」になります。 僕は普段から ほぼ感覚で生きている人間なので 考えるということが あまり得意ではない。(←偉そうですみません。) 考えれば考えるほど もう、何も浮かばなくなってしまう時があります。 負のスパイラル こりゃ、まいったな… あっ…(電球マーク) そこで僕は思い付くわけです。 よし、へいたさんに歌詞をお願いしてみよーぅ!(THE他力本願!) 完全な無茶ブリです。 しかし まるで宇宙の様に広大且つ 春風の様に暖かな心の持ち主である へいたさんは 快くそれを引き受けてくださいました。(神か?あなたは神か?) ただ、こういったことを やったことがないので できればメロディーに乗せる 正確な「文字数」などを教えていただけると助かりますという 切実な要望に対し 最低な僕は 「多少字余りでも構いませんよ。」という シンプル通り越して もはや適当な返答をするクズっぷり。 にも関わらず 送られてきた歌詞を メロディーラインに当てはめてみると ほぼ、手直しの必要のない程に 完璧に近かった。 マジかよっ! こりゃすげぇ!と思いました。 でもそれ以上に 僕はすごく嬉しかったんです。 何故なら 手直しの必要がないほどの状態に仕上がっているということは それだけ、たくさん曲を聴いてくれた証だと思うから。 何度も何度も聴いて 一生懸命 歌詞を作ってくれたんだなぁと そう感じたからです。 こんなに嬉しいことはありません。 本当にありがとう! 一方 僕の方はと言うと やはり 何度も何度も物語を読ませていただきました。 僕はこの物語が大好きです。 「月のうさぎ」という 最高にイカしたこの物語に 少しでも相応しいメロディーを作れるようにと 何度も何度も読み返しながら 少しずつ少しずつ 曲のイメージを組み立てていきました。 何だか少し長くなり過ぎちゃったかなという気が しないでもないけれど 結果として イイ曲作れたなぁと そう思っています。 と、いうわけで 今作も 前作に引き続き 作詞とジャケ画はへいたさんが担当してくださいました。 んも〜サイコーっす! センキュー! センキュー! 更に 曲の公開と連動して へいたさん側のnoteでは 本日、4月16日 18時より 「月のうさぎ」の スペシャル・エディションが公開される予定となっています! こちらも是非! 曲と同様に楽しんでいただけたら幸いです。↓ ↓ ↓ https://note.com/heita3rd/n/ne4ffcd60d6d8