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オリジナル曲集。

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オリジナル曲を集めてみました。 ギターとベースは自分で演奏しています。 ドラムと鍵盤はAI+打ち込み 歌はボーカロイドさんです。 曲を聴いてくれた 全ての方々に感謝します! …
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#ギター

海を目指す

「海を目指す」 波乗りするわけじゃないし そもそも泳ぐ気もしないし だけど僕は独り海へ行く 酷く暑い夏の日に 規則的な音を立てて 進む列車にゆらゆられて あのトンネルを抜けたら きっとそこに海はある 間違っているのかな 時折不安になるけど 自分で考えた ずっと考えてきた ほらもうそこに ほらもうすぐに 海は見えてくる きっとそこにある ほらもう少し あともう少しさ 望んだ景色が きっと見えてくる 燦sun太陽が笑う このワクワクはもう 誰にも止められない パラソルとか借りちゃおうかな キンキンに冷えたビールもね 貝殻耳にそっと当てたなら 懐かしい歌 聴こえてくるかな 繋がっていくのかな 明日が怖い夜もあるよ 正しくなくていいから 楽しくあれと願うのさ ほらもうそこに ほらもうすぐに 海は見えてくる きっとそこにある ほらもう少し あともう少しさ 望んだ景色が きっと見えてくる あのトンネルを抜けたら. . . このワクワクはもう 誰にも止められない 止められない

マイフレンド

マイフレンド 冴えない夢を見た 夜更けの窓辺に 頬杖つく 覚めない夢は 未だ醒めぬまま 夜空に 道標 月明かり 幾千の 星の瞬きを 数えて 揺れる思いを 預けてしまえたらいいのにな 流れ星に乗せ 遥か彼方へと 星の降る夜には 何かが変わりそうで 戸惑うよ 上手く言葉にできなくてさ 星の降る夜には 何かが叶いそうで 頼りないメロディー 掻き鳴らす この両手で 不器用な心そのまま マイフレンド 飾らずに届けるよ今 マイフレンド 簡単な事でさえも 難しく考えてしまうよ 結局さ 分からないのに 難しく考えてしまうよ 揺れる思いを 預けてしまえたらいいのにな 流れ星に乗せ 遥か彼方へと 星の降る夜には 何かが変わりそうで 戸惑うよ 上手く言葉にできなくてさ 星の降る夜には 何かが叶いそうで 頼りないメロディー 掻き鳴らす この両手で 不器用な心そのまま マイフレンド 飾らずに届けるよ今 マイフレンド

かざぐるま

キューブ 4 (リズム+ベース+ギター+ボイス)=『かざぐるま』 「かざぐるま」 過ぎた夏の余韻は 冷凍庫の中眠る いつの日かまた ここで会おうと 約束を交わさずに 行間に秘められた 思いの在処はきっと 探るためじゃなく 出会うためにある 相応しい瞬間に 曖昧模糊 秋の風に揺れる キュビズムな心模様 僕は戸惑い そして歩いた 迷いながら それでも歩いた 抱き締めたり 放り投げたりで 断続的な継続さ グルグルと回る 僕は風車 高速回転  何色に見えるかな? 変な色だと 笑っちゃうかも 月明かりの下 古いダンスを踊ろう 六ペンスの宵 ゴーゴー ギャンギャン 盛り上がろう いつの日かまた ここで会おうと 約束を交わさずに 曖昧模糊 秋の風に揺れる キュビズムな心模様 僕は戸惑い そして歩いた 迷いながら それでも歩いた 抱き締めたり 放り投げたりで 断続的な継続さ グルグルと回る 僕は風車 高速回転 何色に見えるかな? 僕の色さ 変な色だと 笑っちゃうかもね =追記= 「キュビズム」という手法がある。 キュビズムとは、20世紀初め、パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックというパリにいた二人の画家によって創り出された芸術運動です。 モチーフがバラバラに描かかれ 色々な角度から見た同一のものを一枚の画面に描き込むという革新的な手法でした。 「キュビズム」という名前の由来は、英語にすれば「キューブイズム」=立方体主義となり、複雑な形をした人間やその他のモチーフを「立方体」という幾何学形態に分解した上で再構成して描くという様式のことを指します。 と 参考記事の概要文を ほぼ、そのままパク. . . 引用させていただきました。 参考記事はこちら↓ ↓ ↓ https://www.tricera.net/ja/artclip/blog913 「異なる視点から見た同じものを、一つの画面に描き入れる」 それを自分の作る「楽曲」に置き換え、落とし込んでみる。 ここで言う「同じもの」とは イメージされた曲の「完成形」であり 各パート(楽器)はそれを表現することを 目的として鳴っている。 完成形 つまり「目指すところ」という視点で 僕はそれを「同じもの」としました。    僕がこの数日を費やして やりたかったことは まさにそれで この一曲を分解し 「多角的」に表現してみよーということだった。 と そんな僕の企てに いつもの制作過程を 単に小出しにしてるだけなんじゃねーの?と そう思う方もいらっしゃると思います。 それについては. . . えーっと. . .その. . . あの〜. . . うぅぅぅ. . . おぉぉぉ. . . . . 。 . . . . . 。 よし。(え、何が. . .?笑) . . . . . . 。 しれっと話を戻してみる。 キュビズムの手法は 更にその一つ一つを「デフォルメ化」して「再構成」するという過程を含みます。 それを「楽曲」に置き換えるとすれば 僕はそれは「編曲」に当たるかなと思いました。 ギターをジャカジャカ弾きながら ふんふんふーんと鼻歌を唄い(この段階も録音しているが、ヤバ過ぎて誰にも聴かせられない. . .笑)練ったアイデア(構成)を バンドサウンドに変換して「曲」として成立させる作業(再構成) それが「編曲」です。 その際、更に細かく言えば 各パートごとにアレンジ(デフォルメ)が加えられます。 「曲」を構成する楽器 その一つ一つは それぞれ異なる動きをしていて 異なる音を発しています。 そして バラバラに鳴ってはいるけれど それぞれの楽器は 同じ一曲 同じ目的を表現するために 鳴っています。 それって 当たり前なんじゃないの?って 思うかもしれません。 ですが、その当たり前を 改めて意識し直してみると 何だか不思議な感じがするというか とても面白い気がするんですよね。 バラバラなことやってんのに 何でそれを「一つ」として認識できるんだろう?ってな具合に。 また 少し大袈裟かもしれないし そんな立派なものを作っているという自負もないんだけど(いいもの作りたいとは思っている) 分解することで 各トラック そのそれぞれが 僕にとって一つの独立した「作品」であるように思えてくる。 それもまた 個人的にとても面白い。 本当は一つ一つのパートのみを 個別に発表して 最後に全部組み合わせたものを 完成形(曲)として出そうかと考えていたのだけれど 段々と出来上がっていくという 「経過」が見える感じにしたかったので 一つずつ音を重ねていくという方法にしました。 そしてこれらは 僕が曲作りの際 常に聴いているものでもあります。 リズムトラックは ベースを弾き、録音するために聴いていて リズム+ベースのトラックは ギターを弾き、録音するために聴いていて リズム+ベース+ギターのトラックは メロディーをのせ、歌詞をのせるために聴いています。 僕はその過程で とてもワクワクするし 興奮しているんだけど そこまでとは行かないまでも 曲を作る、組み立てて行くというその過程を通して 一連の記事から 何かしら「高揚感」みたいなものが伝われば 嬉しいなぁと そう思い この一週間を通して 記事を発表してきました。 「曖昧模糊 秋の風に揺れる キュビズムな心模様」 これはサビの部分の冒頭の一節で 今回の曲作りは この一節から 始まりました。 そこが始まりだったから なんていうか. . . こう. . .そこから. . . "ファー"って広がっていくような 浸透していくような そんな感じにしたかった。(だから"ファー"ってなんなんだよっ笑) 上手くいかない時もあります。 ここ最近、曲作りをしたいなぁと思っていたけど なかなかいいアイデアが浮かばなくて 何だかなぁという気持ちを抱えることもありました。 上手く言えないんだけど だとしても 僕はそこに何かしら「原因」があるという気が全くしなかったので んじゃ、気分転換でもすっか!と 孫悟空ばりのノリで 何か違う事をしてみようと そう思い立ったのです。 「読書の秋」ということで 20年くらい前に読んだ サマセット・モームさんの小説を 読み返そうと決意するものの 数分で寝落ちし 撃沈してしまうという憂き目にあった僕は 不甲斐ない自身に対し 喝を入れるが如く クソッたれがっ! 秋は芸術だろコンニャロー!と 早々に「芸術の秋」へと精神をシフトしました。(発想の転換による逃げ) とは言っても 描くのではなく そこは「見る専」 ネットやら家にある画集を眺めたりして ふーんとか、ほーんとか、うへーとか、ムフフフとか ぶつぶつ言いながら 純粋に「見る」ことを 僕は楽しみました。 そして「キュビズム」というワードに出会います。 それが発端となり切っ掛けとなり 僕はこの曲の着想を得ることができました。 曲は今回で 完成となります。 ぼんやりとして曖昧で 掴みどころのない そんな思いや気持ちを 形にするための ヒントをくれた 偉大なる先人の功績に 敬意を表すると共に この一週間 一連の記事に立ち寄ってくださった 全ての方々に 心より感謝申し上げたいと思います。 ありがとうございました! 良い週末を🍀

DANCE DANCE DANCE

DANCE DANCE DANCE (VOCALOID English ver.) Listen carefully,This is my purpose I don't want anything else I just want to have fun now Would you like to dance with me? Because everything is a f××king world Find the fun yourself Would you like to dance with me? In this f××king world [訳詞] ちょいと聞いておくれよ これが俺の目的ってやつさ 特に何も望んじゃいねぇし 今を楽しみたいだけさ 俺と一緒に踊らないか? 何故なら 何もかもがクソッタレな世界なんだから 楽しみくらい自分で見つけなきゃ 俺と一緒に踊らないか? このクソッタレた世界で 「追記」 ボーカロイドさんに「Fワード」を歌わせるという暴挙に出る。 英語詞はGoogle先生の直訳英語なので 文法が正しいのかどうかはよく分からないけど 僕は音楽を「音」で聴くので 洋楽とか邦楽とかジャンルとか 関係なく聴けるし そんな感じで 曲の持つ勢いやノリが伝われば それでいいかなと思っています。(←The 適当) 雨の日が続いていますが 窓の前で  ただ頬杖をついて 止むのを待つばかりではなく いつかのジーン・ケリーさんみたいに 雨の中 ウキウキで 踊ってみるのも いいかもしれない。 あくまで比喩的な なんて言うか、例えであって 心持ちの話ですが。 あ、そうそう 雨の中で踊るなら 風邪ひかない程度にね。

スターライト

スターライト(ボーカロイド ) 明る過ぎる都会の 夜を抜け出して 星を観に行く なんとなくな気分で 思い付きで 冗談でいいのにさ 真に受けちゃったりで 調子狂っちゃうよなホント オレこんな真面目だったっけかな? トンネルをくぐり抜け 幾つかデカい山越えて 隣にキミがいたらなんて 妄想 宙に浮かして 今スターライト この夜が落ちてくるその前に 願い事を叫ぶのさ 誰にも言えない本気なヤツを 今スターライト このまま消えないままでいてよ そんなに強くないから 願うくらいが精一杯 妄想 宙に浮かしたまま 夢見心地で 油断した隙に流れ星一つ 自慢ではないですが 何一つ確信など無いのです ただ このグズグズな物語は ハッピーエンドな気がしている 今スターライト この夜が落ちてくるその前に 願い事を叫ぶのさ 誰にも言えない本気なヤツを 今スターライト このまま消えないままでいてよ そんなに強くないから 願うくらいが精一杯 妄想 宙に浮かしたまま 夢見心地で 油断した隙に流れ星一つ =追記= ボーカロイドさんがですね スターライトの『ス』をですね ちゃんと発音してくれなくてですね サビの出だしなのにですね タイトルなのにですね 因みにスターライトの最後の『ト』はですね 発音させるとちょっと不自然に聞こえるからですね 省略しているのですがね 完全にこれもう 「タライ」 って歌ってしまってるわけでして どうしよかなーと思ったのですが まあいいやってなったので後悔します。 いや 公開します。 梅雨ですね。

おやすみなさいのテーマ 3

おやすみなさーい。  

SE(効果音)を付け足して、無理矢理夏っぽくしてみた曲(インスト)

夏が好きだ。 実を言うと 春も好きだし 秋も好きだし 冬も好きなんだけども。 今この瞬間が 夏であるということが とても楽しい。

レイニー

レイニー(ボーカロイド) 水銀灯          照らす帰り道       南風 向こう側      近付いてる 近付いてる 追加していくだけ 新しく 白熱灯 照らす部屋の隅 隙間風 向こう側 遠ざかる 遠ざかる 僕は変わりたいと   思わない 混沌からこんにちは! きレイニー かレイニーとはいかない そんな日もあるよな ていうか そんな日ばかりだけど 雨降りも永遠には勝てない      言葉追えない夜は 無心で音に乗っかって スウィンギン!!

3-2-1-0

3-2-1-0 (ボーカロイド) 良くも悪くもない 夢を見る 目覚めた瞬間 喉はカラカラで 「3つ数える内に消えろ」と 低く不吉な声が呟く 3 、2 、1 、0 . . . ルラララルラララルララララ 今この瞬間こそが目的 ルラララルラララルララララ 手段じゃなく これこそが目的 だから 邪魔すんなっつーの 古いスタイルで 夜更けまでブギー 何一つ繋がって行かない気がしても 続いて行くのは必然なのか? きっと偶然さと 笑ってやるよ 3 、2 、1 、0 . . . ルラララルラララルララララ 今この瞬間こそが目的 ルラララルラララルララララ 手段じゃなく これこそが目的 だから 邪魔すんなっつーの

月のうさぎ

月のうさぎ(ボーカロイド) 作詞 へいた 作曲 ビリー。 月の裏側で 銀のうさぎはねる 大人になると 見えなくなるけど そこにはうさぎ はねてる 信じるなら 信じるのなら 信じるなら 信じるのなら 夜空の月に うさぎ はねてるよ ほら 昔絵本で見た 君のうさぎはねる 嘘つきの君 夜空指差して 「うさぎがいる」と ほら話 もし君が そう夢で笑うなら そこにはうさぎ はねてる 君が 君が そう言うなら 君が見るその世界が消えるまで 僕が 僕が 信じるなら 僕が見るその世界が消えるまで そう言うなら 信じるなら 月の裏側で 銀のうさぎはねる もう君はいない 僕はひとりでも 月にはうさぎ はねてる はねてるほら はねてるよほら はねてるほら はねてるよほら 信じるなら 信じるのなら 信じるなら 信じるのなら 夜空に君とうさぎ はねてるよほら 月の裏側で 銀のうさぎはねる 昔絵本で見た 君のうさぎはねる === 追記。 前作「ミュンヒハウゼン」に続き 今回もへいたさんとのコラボになります。 今年の初め頃に曲の依頼を頂き それからポロポローン♪と アコースティックギターを爪弾きながら 少しずつ曲のイメージを形にしていきました。 何となくアコースティックなイメージで 曲作りを進めていたのですが 何分素人なもので アコースティックギターを録音する為の 手段や技術が無く(エレアコ買おうかな?) 今作の録音には なるべくクリーントーンに設定した エレキギターを使用しました。(結局ジャカジャカやってしまいましたが。笑) だから何だよって話ですが なんだかこれが 思いの外しっくりきたので 良かったなぁ という ただ、それだけの話でございます。 . . . . . . 。 と、まぁ、それはさておき 僕は大抵の場合、曲を先に作ってから 後で歌詞を当てはめていくという方法で歌を作っています。 なので、曲が完成した時点で この歌には まだ歌詞がありませんでした。 出来上がった曲に ラララ…と歌う仮のボーカルラインを乗せて 繰り返しそれを聴きながら 歌詞を考えました。 でも、なかなか浮かびません… そのくせ 歌詞が全然浮かばないってのに 新たなメロディーラインが浮かんじゃったりして 浮かんだからには作らなきゃとか思っちゃったりで あぁだこうだ あたふたしているうちに 歌詞のない曲が 2曲できあがってしまいました。 その内の一曲が 前作「ミュンヒハウゼン」になります。 僕は普段から ほぼ感覚で生きている人間なので 考えるということが あまり得意ではない。(←偉そうですみません。) 考えれば考えるほど もう、何も浮かばなくなってしまう時があります。 負のスパイラル こりゃ、まいったな… あっ…(電球マーク) そこで僕は思い付くわけです。 よし、へいたさんに歌詞をお願いしてみよーぅ!(THE他力本願!) 完全な無茶ブリです。 しかし まるで宇宙の様に広大且つ 春風の様に暖かな心の持ち主である へいたさんは 快くそれを引き受けてくださいました。(神か?あなたは神か?) ただ、こういったことを やったことがないので できればメロディーに乗せる 正確な「文字数」などを教えていただけると助かりますという 切実な要望に対し 最低な僕は 「多少字余りでも構いませんよ。」という シンプル通り越して もはや適当な返答をするクズっぷり。 にも関わらず 送られてきた歌詞を メロディーラインに当てはめてみると ほぼ、手直しの必要のない程に 完璧に近かった。 マジかよっ! こりゃすげぇ!と思いました。 でもそれ以上に 僕はすごく嬉しかったんです。 何故なら 手直しの必要がないほどの状態に仕上がっているということは それだけ、たくさん曲を聴いてくれた証だと思うから。 何度も何度も聴いて 一生懸命 歌詞を作ってくれたんだなぁと そう感じたからです。 こんなに嬉しいことはありません。 本当にありがとう! 一方 僕の方はと言うと やはり 何度も何度も物語を読ませていただきました。 僕はこの物語が大好きです。 「月のうさぎ」という 最高にイカしたこの物語に 少しでも相応しいメロディーを作れるようにと 何度も何度も読み返しながら 少しずつ少しずつ 曲のイメージを組み立てていきました。 何だか少し長くなり過ぎちゃったかなという気が しないでもないけれど 結果として イイ曲作れたなぁと そう思っています。 と、いうわけで 今作も 前作に引き続き 作詞とジャケ画はへいたさんが担当してくださいました。 んも〜サイコーっす! センキュー! センキュー! 更に 曲の公開と連動して へいたさん側のnoteでは 本日、4月16日 18時より 「月のうさぎ」の スペシャル・エディションが公開される予定となっています! こちらも是非! 曲と同様に楽しんでいただけたら幸いです。↓ ↓ ↓ https://note.com/heita3rd/n/ne4ffcd60d6d8

気まぐれな夢

気まぐれな夢(ボーカロイド) 桜散らしの雨が去った後で 雲の切れ間から届く合図 行き先知れず気の赴くまま 雨上がりの道を歩いてく キミとボクが最後に交わした 言葉はなんだったっけかな? 忘れてしまうのは時に寂しいけど 時に救いだったりもするんだ 雨上がりの空気は新たな予感と ほんの少しの感傷秘めて 僕に気付かせようとする 変化と不変のバランスを 気まぐれな夢を見る 好きなことやりたいことも全部 分かっているはずなのにどうして ちゃんとがんばれないんだろう? 言い訳を捨てたのに 時間もないわけじゃないんだけど 自由なんだと理解するほど 僕は空っぽになる 橋を渡る途中で腕時計 忘れたことに気付いた 引き返すにはもう遠過ぎる 場所まで僕はやって来た 不確かな希望とか 不安を断ち切れるとしたら 今よりはマシになれるかな? なんて考えたりするけど 期限切れ?ボロボロな そんなガラクタばかりいつまでも 大切に感じてるこの思いは 嫌いじゃなかったりする 投げ出して逃げ出した 胸が張り裂けそうな夜でさえ スピーカーから流れてくる 音楽はとても優しかった 春の陽に照らされた 散歩道をただ歩いていく この歩幅でいい この調子でいい 感傷と予感に満ちた 気まぐれな夢を見てる === 『追記』 散歩が趣味でよく行くんです。 とは言っても、最近は色々アレなので たまにですが。 ノープランでフラフラと 行きたいところへ 行けるとこまで。 以前はゴールを吉祥寺に設定していたのですが 運動不足解消という目的を兼ねているにも関わらず、フラフラと吸い込まれるように ハモニカ横丁や井の頭公園に立ち寄っては ビール飲んじゃったりなんかして よし、帰りはバス! なんてことが続いてしまった為(←ダメ人間。笑) ここ数年は割と近い範囲を歩くことにしている。 だけど、それもまた楽しい。 色んなこと考えるんです、歩きながら。 正確には浮かんでくるという感覚に近いのかもしれないけど。 楽しいこと 嬉しいこと 嫌なこと 悲しいこと なんでも 色々と。 そうやって歩いている時に よく思うんです。 意外と色んなことが起こってんだなと。 基本前向きに物事を捉える質なのですが かと言って、ポジティブウマシカさんにはなりたくないので 不平不満はあって然るべきというか 必要なものだと思っているフシがある。 反動を得るためのバランス取りというか 二元論的な なんて言うか、そんなアレだ。 時々すごく堕落する。 毎日が単調に思えてしまったり 代わり映えねぇなとかボヤいたりもする 正直に。 つまんないことだって考えたりする。 だけど 気分転換がてらに こうして歩きながら 日々を何となく思い返してみると あれやこれやと 色々と浮かんでくる 全くもって意外に。 都度、気付かされることになる。 色々起こってるじゃねぇかと。 運動によって脳が活性化されるからなのか? 昔読んだアランさんというフランスの哲学者のエッセイで、やたらスポーツを推していたことが 思い出される。 歩くこと(運動すること)によって いつの間にか頭の中で 日々のモヤモヤや問いが 答え合わせされているような そんな感覚に包まれたりして 嬉しくなることがある。 前だけ見てても躓いちゃったりするし だから時々 足元を見てみる。 そこには地面があって そして続く道がある。 僕はそこを歩いている。 地道を行く 地道に行くのだ。 この歩幅でいい この調子でいい 感傷と予感に満ちた 気まぐれな夢を見ながら。 良い週末を!