ごんちゃん

日々の考え事のまとめがき

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最近の記事

失恋

今でも、たまに思い出す事がある。 失恋した日のことを。 19歳、秋 初めて彼氏という存在の人に面と向かって「別れよう」と言われた。 ちょっとだけ、言われるだろうなと思って会ってたから、「やっぱりな」ってどこか冷静な私もいた 「もう、私のこと好きじゃないの?」って聞いたら彼は目を見て頷いた。 不思議と涙は出なかった、引き止めもしなかった 10月の終わりの寒暖差の激しい夜だった 彼は玄関のドアを閉める前に、「寒いから風邪ひかないようにね」って言って私に一礼をして帰った 1人にな

    • 20歳、ポジティブが取り柄の私がパニック障害になる話①

      はじめまして、20歳の大学3年生のごんちゃんです。今日から少しずつ、私の実体験の話を綴ろうと思います。 まず、私はとんでもなくポジティブで、大概の人が第一印象を笑顔が素敵で明るいと言ってくださります。自分でも、ポジティブなところが長所で、それに加え人が大好きで、関わることも大好きです。そんな私が1年ちょっとの間パニック障害と診断され、治療完了するまでのお話をここに残します。拙い文章で誤解を生むこともあるかもしれませんが、読んでいただけると嬉しいです。 大学1年生の夏から話

      • 母からの手紙

        年明けに、成人した私に母が手紙をくれました。 手紙を開くと、幼い頃からよく見てきた母の整った字がつづられていました。 その手紙の中の一部にはこんなことが書かれていました。 ‘’お母さんは、あなたが産まれる前から、自分のしたい事やできなかったことを押し付けるのはやめようと思っていました。でも不思議な事に、自分のなりたかった自分があなたの中に沢山います。友達が多くて、ピアノが弾けて、勉強が好きで、周りに感謝が出来る……お母さんのできなかったことを叶えてくれているあなたがいま

        • からあげ定食

          「今日のね、給食のからあげ、私のところにみんなより少し大きいのがきたんよ!!」 そう友人が帰り道の第一声に今日一番であろう笑顔で伝えてきた。 あれは小学5年生くらいのことであったと思う。 大人になった今、からあげ定食を頼んでも、友人より私の方が大きいなど考えなくなった。それよりも目の前の話題に夢中である。 しかし、あの時の小学生の毎日では給食がなによりもその子の楽しみだったのである。からあげの数センチの大きさでその子の一日の期待と、その子のその後の一日のテンションは大きく

          20歳の主張

          先日、成人式を終えました。成人式で20歳の主張というスピーチを行いました。 ここに残しておこうと思います。 皆さん、大人になったなと感じた瞬間はどんな時ですか。ふと、そんな事を考えてみました。歳をとることが少しずつ億劫になることでしょうか。大好きなケーキを食べると胃もたれするようになったことでしょうか、私は、先日書類を書く際に十の位が二に変わった時に感しました。20歳の誕生日を迎えた日、母に「20歳になったんだね。すごいね。」と言われました。私の未熟な語彙力では「すごい」