無事、卒業&入学しました。+答辞

タイトルの通り修士課程を卒業し博士課程に入学しました。四月も10日過ぎ、落ち着いてきたので今までの備忘録と答辞をしとこうかと思います。

そもそも老年看護学に進んだのは消極的な理由でした。他の分野の実習では怒られ続けた私が老年の実習では教員、指導者に恵まれ、なんとかやり遂げることができ、ここの病院ならいけるかもという安直なスタートでした。実習先の病院に就職しても周りの同僚、先輩に恵まれ、物覚えの悪い私でも根気強く育ててもらいました。要するに運が良かった、綱渡りのような生き方ですね。

そんな私でも病院に入って看護に関しては初めてやりたいことができました。それは長期療養の生活の質を上げることです。喋ったり動いたりできない人は幸せなのか?というモヤモヤから、そういった人を幸せにしたいと思うようになりました。

なんやかんやあって大学院に入り、ここでも運がよいことに睡眠測定機器を使用した研究を行うことでやりたいことができ、気づけば博士課程に入学しておりました。今後はさらに研究の場が広がる予定なのでしっかりやっていきたいと思います。

こんな経歴なので優秀だから大学院に入った、ということではありません。むしろ優秀でポンポン仕事ができる人だったら大学院に戻ってなかったかもしれません。井の中の蛙大海を知らず、で終わっていたでしょう。(ちなみに浸透圧の関係で蛙は海では生きていけないそうです。でも井戸の中でも食べ物なくて生きていけないんじゃないかなと思ってます。)

看護において大学院で学ぶことはどうすれば人が幸せになれるのか、ということで研究はその手段だと思います。なので臨床で悩んだりモヤモヤしたりしている看護師or看護師の卵は一度、大学院の門をたたくと良いかもしれません。ちなみに当研究室は、ちょっと覗いてみるだけでも、いつでもウェルカムです。

最後に答辞ですがよく考えたら、まだしばらくいるので今後ともよろしくお願いします、くらいで筆をおきたいと思います。

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