VirtuaReal3周年記念配信【前夜編】
いよいよ今日(2022年05月28日)日本時間午後9時から開催される、VirtuaRealの3周年企画配信。私自身、リアルタイムでVirtuaRealの周年記念配信を見られることを非常に楽しみにしています。今日まで1か月間、企画を盛り上げる様々な取り組みが行われました。ユニットでの企画配信、視聴者からの質問返答動画、視聴者へのライバーイメージアンケート等々。先ほどまで配信されていた事前配信では、寄せられたファンアートを見たり、当日のプログラムについて話したりと、皆がワクワクしていたに違いません。
➜気になるプログラム
既に明記されているプログラムの一つに、歌関連の情報が解禁されている。出演するライバーユニットは、小海梓(小可学妹&七海&阿梓)やROZA( Roi & Aza )といったおなじみの組み合わせから、3周年企画を機に結成した勾勺千星(勾檀&勺&千春&星弥)、デビュー当時から活動を共にする11期生組(茉里&千幽&田野柴&伊深)やVirtuaReal LinkのJ.R.M.(Jinxy & Ruruna & Mori)など、様々である。
歌われる楽曲も中国(語)の歌が多くを占めるものの、J-popからは『ドライフラワー』(優里)や『前前前世』(RADWIMPS)、ボカロ曲からは『愛言葉Ⅲ』(DECO*27)や『Blessing』、K-POPから『TOMBOY』((G)I-DLE)など、耳なじみの曲を聞くことができるかもしれない。(あくまでプログラム名であり、上記の楽曲が必ず歌われるとは限りません) その中でも参加ライバーが一際多いプログラムがある。それは、
➜『七色回响』
2022年1月初旬に開催されたオフラインライブイベント「VirtuaReal 2nd Music MIX UP!!」で歌われ、「VirtuaReal社歌」であるこの楽曲こそ3周年にふさわしい楽曲といえる。タイトルを和訳すると、「虹の響」(または、「七色の響き」)。『Virtual to LIVE』と同様、「虹」がキーワードとなりそうな歌かもしれない。周年記念楽曲と言うと、私は次の曲を思い出す。
➜2周年記念楽曲『星海』
にじさんじは2周年の時「SMASH The PAINT!!」を企画し、各参加ライバー(ユニット)の色を前面に出した、ポップ調(明るめ)の楽曲を発信した。
VirtuaRealの2周年記念楽曲『星海』は、「VirtuaReal 1st Music MIX UP!!」の出演メンバーで歌われたバラード調(暗め/落ち着いた)の楽曲である。タイトルにあるとおり歌詞の所々に海や空の描写が散りばめられていたり、対になる表現が使われたりと使われる言葉のチョイスに感嘆する一方で、歌詞そのものを読むと3年目を迎えるライバーの決意を感じられる歌だと感じた。サビ(上記の動画01:20~)を厳密に訳して(逐語訳/直訳して)みる。
以下、私の個人的な解釈。
(『』内の言葉は歌に登場する言葉)
まずは、サビまでの内容。歌の舞台は、星が見える夜の海。様々な情報が錯綜するインターネットという『海』。海の中で生まれるものは大抵、海面に浮かぶまでに消えてしまう。何も言わないが大きな存在である氷山(『沈黙、巨大冰山』)は、海面(ネットの表層/目に見える大部分)にある。嘘やでたらめがいっぱいの海底(『謊言、海沟』)の様子に悲しさを感じる。私(ライバー)は海に手を伸ばして救い出したい。
ここから、サビ。誰もが星の光を見られる。この歌声はどこへでも届く。辛い日々も時が経てば花開く。私は『星』になってみんな(リスナー)の希望となります。
海=ネットという環境、星=スター=目指すところ/希望、とありきたりだが考えられそうな解釈が自分にはしっくりきた。サビの最後で「私たちはあの星の光になる、海を照らす」とは、「みんな(リスナー)にとって希望を与える存在になる」ということだろう。彼らの活動は見るだけで元気をもらえる、大きな存在になりつつある。『Virtual to LIVE』での「つながり」を意識した内容から、『星海』では文字通り「スター的な存在になって光で照らす」存在になっている。
『星海』から1年経ち、彼らのさらに成長した姿を見られることを、心待ちにしている。
➜(蛇足)記念配信前夜
記事のタイトルに「前夜」と書いてしまった手前、記念配信前日のbilibili動画の一部の配信を簡単にまとめてみる。
そして、一番の特大ニュースは、
Vox Akuma bilibili動画
チャンネル登録者数100万人突破
Luxiemメンバー全員がbilibili動画にチャンネルを設立したのが、2022年5月1日。各チャンネルの登録者数50万人を突破したのがその数週間後であり、中でもヴォックス・アクマは1ヵ月経たないうちに100万人を迎えた。NIJISANJI EN(男性英語話者)が日中両国で人気の存在であると言える。ちなみに、彼は今日(05月28日)日本時間午後10時から、bilibili動画で初めてのゲーム実況配信を予定している。
➜Twitterにも広がるVirtuaReal
さいごに、最近の気になる動向をご紹介。2022年5月になって、VirtuaRealのライバーによるTwitter開設や投稿が活発化している。つい昨日(2022年05月27日)、開設したのは 尤格yog 。昨年秋にデビューした十五期生の一人。私が一番好きな、彼の歌ってみた動画は『ねぇねぇねぇ。』(ピノキオピー)。他にも『泡沫の夜』(nqrse)や『神っぽいな』(ピノキオピー)をカバーしており、今後の動きも見逃せない。
(上記リンクは3つすべて、bilibili動画)
数日前に開設したのは、招き猫の吉吉kiti(キキ)と探偵の千春Chiharu(チハル)。
さらに、約2年ぶりに投稿を再開したのは、有加Plus(プラス)。
最近、新衣装を公開した阿萨Aza(アザ)もオススメ。