フルーツを食べなよ

今日は食料買い込みデーであった。
この日の特権として私は若干豪華な昼飯と夕飯を食べることにしているのだが、今日はそれにプラスしてゼリーなんかも買ってみた。

バカデカい白桃が入っているゼリーである。プリップリの大きさ。こういうのが200円以下で買えてしまうのだから現代文明は素晴らしい。

大きすぎてスプーンで食べるのにやや難儀した。別にスプーンの縁なりを使って食べやすいサイズにカットして食べればいいじゃないかと今更ながらに思ったが、こういうのは丸ごと食べるのがやはり流儀というものだろう。

デカい一切れを丸ごと口に含んで咀嚼し果汁を迸らせる、まさしく至福の瞬間である。
フルーツを日頃買わないだけにたまにこういうのを買うと心底美味しく感じるものだ。
しかし毎日食べてもきっとおいしいに違いない。本当に美味しいものというのは毎日食べてもきっとおいしい。

私も毎日これくらいの大きさのフルーツを摂取する生活を送りたいものである。
例えば、冷蔵庫を開ければいつでも桃の缶詰が入っているような、そんな生活だ。

朝には温めたパンを食べて、昼にもしっかり米を食べ、そのあとフルーツで幸福度を挙げつつ、夕飯でもやっぱりしっかり米を食べる。
そんな生活を毎日送りたいものだ。

シリアルをバリバリとそのまま食べ、水と一緒に錠剤をザラザラ流し込んで終わりといったような生活は確実に不健康だ。
フルーツを、フルーツを食べなよ。