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汎用非ヒト型メイドロボットとは

汎用非ヒト型メイドロボットとは、汎用的な非ヒト型のメイドロボットである。

汎用とは単体で色々なことができるということであり、非ヒト型とはヒトの形をしていないということであり、メイドとは雇用主の代わりに家事全般を行う女性のことであり、ロボットとは人間の労働を代行する機械のことである。

これらの特徴を図にしてみると、以下のようになる。

汎用非ヒト型メイドロボット

冗談である。こんなことにはならない。
ひょっとしたら「冗談じゃないの? こういうことを言ってるんじゃないの?」と思う読者が少なくないかもしれないので、これから私の理想とする汎用非ヒト型メイドロボットについて補足していくとともに、私がなぜ汎用非ヒト型メイドロボットという存在を欲し、概念として捏造とするに至ったのかを解説する。

まず、私は自分以外の人間と日常的に長時間過ごすことが非常に苦手なタイプの人間である。この特徴を持っている人は少なくないと思う。
そして、私は自分の世話をほとんどしてやることができない、当事者意識と気力に欠けた人間である。自分のやりたくないことを我慢すること全般(仕事、通学、勉強、家事など)がほとんど全くできず、そのことについて全く負い目を感じていない。いわゆる社会不適合者であり、現在は生活保護を受給することでなんとか生き長らえている。

そんな私がある日突然に思い付き、以来夢想し続けているのが汎用非ヒト型メイドロボットだという訳だ。

汎用非ヒト型メイドロボットは汎用でありメイドでありロボットであるので家事に関することなら何でもできる。
私の代わりに食事を用意し、部屋の掃除をし、Amazonで買い物をして届いたものを受け取り、書類やタスクを適切に管理する。願わくば最近流行の人工知能による投資で生活に必要な金銭を稼ぐこともしてほしい。
私にできない一切の作業を代行し、私の生命と生活を維持する。
要するに未来への夢と目鼻口手足がないドラえもんのようなだと思ってもらえれば間違いない。

そう、汎用非ヒト型メイドロボットは非ヒト型なので目も鼻も口も手足もない。
これは私の「最も効率良く労働や作業を行う形状がヒト型であるはずがない」という信仰に基づいている。
私は今後ヘッダーとアイコンになる上の画像を「メイドをデフォルメした箱」として表現したが、これは箱型である必要もない。
どのような形状が「汎用的に家事全般を行うロボット」に最適なのかは私ではなく機械工学屋が考えることである。
最近の懸念は「任せる作業が多すぎて結局ヒト型にするのが一番現実的なのではないか」ということで、アンドロイドのメイドさんが誕生してしまうことである。これは非常に困る。

汎用非ヒト型メイドロボットはロボットなので人間ではないし自我もない。
音声認識に応答するための機械音声を搭載し、より徹底したサービスのために日々の活躍の履歴を開発者の元に送りもするだろうが、人間を想起させるだけの知性は(たとえ将来的にそれを実現するのが可能になったとしても)搭載していない。
なぜなら、私は自分以外の人間と日常的に長時間過ごすことが非常に苦手なタイプの人間だからであり、そして、人間型のものには共感という現象を起こす可能性があるからである。
生活を共にするのだから存在にストレスを感じるようではダメだ。汎用非ヒト型メイドロボットは人ではなくモノでなければならない。
そしてモノであるからには、できるだけ共感の余地がないデザインだと良い。私は上の画像にメイド服らしき装飾をしているが、これも完全に不要である。メイドであるという意識を誘発する可能性があるからである(じゃあなんでメイドロボットという名前にしたのかというと、単に語呂の問題であったり、この記事とは全く関係ない私のメイドさんへの憧れのようなものがあったりするからだ)。
私のnoteのURL(つまりnoteのID)はgnhsrobotという文字列が含まれているが、これはGeneral-purpose Non-Humanoid Servant Robot、すなわち汎用非ヒト型従者ロボットであり、メイドという「女性性」すら本来は不要なのだ。


と、いうわけで、今日の記事は「汎用非ヒト型メイドロボット」という勝手な造語に関する解説のようなものだった。
今日は市役所に行く用事があって、珍しく早起きしたのでたまには午前中に活動してみるかなと思い、市役所が開くまでの時間を使ってこのメイド箱を描いたのである。ペイント3Dをド素人が使って描いたのでお粗末極まる出来だが、デフォルトのままだったアイコンとヘッダーを埋めておくにはこれで十分だろう。

汎用非ヒト型メイドロボットについてまだ語りつくせていないし、その割には余計なことを書いて記事の構成を乱したりもしたと思うが、今日のところはこんな感じにしておこうと思う。
このアイデアに賛同してもらえる全ての人に、私のnoteのフォローとシェアをぜひともお願いしたい。
あと欲を言うならサポートも。汎用非ヒト型メイドロボットが必要なくらいに、私は本当に自分を世話することができないのだ。

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