男性脳、女性脳?目標志向型か臨機応変型で解決？仕事の進め方がわかれば指導の仕方も変わる！

どうも、株式会社ロジック・ブレインコンサルティングパートナーの園池です。
HRテックの性格分析アプリであるロジック・ブレインアプリケーションの機能を紹介していきます。

第一印象ってとっても大切ですよね。第一印象で全てとは言いませんが何分かで決まるとか色々な話が耳に入ってきます。
有名なのがメラビアンの法則かな。

”メラビアンの研究の中で提唱された、メラビアンの法則というものがあります。これは「第一印象は出会って数秒で決まる」ということと、初対面の人について、言語、視覚、聴覚で矛盾した情報が与えられたとき、どの要素を優先して判断しているかを調べた結果、「視覚が55％、聴覚が38％、言語が7％」になったというものです”
ねとらぼアンサー・臨床心理士みらーのメンタルアドバイスより

企業でも上司と部下の関係で第一印象というのは大切ですよね。今だと採用という分野でフォーカスすると魅力的な部分が見えないと募集をかけても人が来ないという現象、売り手市場というやつで多くの企業さんが採用で困っているという話をよく聞きます。

上記の原因は色々あるのですが…その解決方法のお話もおいおいお話しさせていただきます。

今回はそんな話ではなく、男性脳、女性脳ってそもそも本当にそうなのかなというお話です。

男性だからこうだとか、女性だからこう考えるんでしょというのは果たして正しいのかということです。女性でも男性のような考え方をする人もいますし、今なんて男性が女性のようにきれいになりたいとか、ヒゲが濃い人は脱毛に通ったりとかしている時代です。そもそもそんなものはなくて育ってきた環境による部分も大いにあるということもあるのですが、今回はそこは触れません。

なぜこれをテーマにしたかというと、ある本に男性の上司の方々に研修をすると、「よく女性社員とのコミュニケーションが難しいという相談がよくある」という一文を読んで、そうじゃないと考えているからです。
筆者の方も「女性思考の高い男性もいますし、男性脳思考の高い女性もいるので、男女と性別で分けるのではなく、ここでは男性脳と女性脳という言葉を使いますね。」としているのですが。また男性脳と女性脳では、初対面で上司に求めるものが異なるというのも違うということなのですが・・・

ここで１つ言えることはそもそも上司の方々が変に女性という性別を意識しすぎなんじゃないの？ってことなんです。
でもこれは仕方のないことで今の時代はやもすればパワハラだ！セクハラだ！とか言って炎上するなんてことがありますから。難しいという声が上がるのも当然と言えるのですけど…

求めるものって男性脳か女性脳かではなくその人の大切にしていることなのではと考えるからです。上司の方に求めるものって会社に求めるものと同じだと考えると、そもそもの考え方自体がおかしいのかなと。
海外の研究結果では男女の脳に性差の違いはないと出ています。

またある本では男女の対話スタイルには、ゴール(結論)指向問題解決型の「男性脳」とプロセス(過程)指向共感型の「女性脳」という違いがあるという。
この違いをわかろうとしない結果、ほとんどの男性が女性を怒らせてしまう。「検討する」は、男性は比較すること、女性は感じ尽くすこと。「カワイイ」は、男性は字の如く「可愛い」、女性は「心が動いた」ということ。だが、男女の脳の性差を認めたうえでの言葉や気遣いが互いへの信頼醸成につながると説く。女性に接するとき「とにかく共感」が大事だとも。
この本のレビューで男女の脳の違いを持ち出し、男女の違いを強調するのはいかがなものかと考えます。（アマゾンのレビューより）

長々と論じてしまいましたが、要するに仕事で相手のタイプがどのような思考性であるのかわかれば仕事で大いに役立つということです、最近は部下が育たないという上司の声、上司と合わないという部下からの声をよく耳にします、そもそも仕事の進め方が違うからです。まあ、原因はこれだけではないのですが、今回は思考性に絞ってお話をしています。

下の図はロジック・ブレインが独自で集めたデータから導き出し思考性を分析した目標計画型と臨機応変型の解説です。人にはそれぞれ思考性があり、程度の差こそあれ２つに分類できます。

目標計画型は一直線に目標を決めたら突き進まないと、仕事がはかどらないタプです。わかりやすくいうと男性脳タイプということになります。
的はどこと言われると、中心を指す傾向があります。

臨機応変型は目の前のことから片付けていくタイプです。まっすぐ進むことはありません。こちらは女性脳タイプということですね。
的はどこかと言われると全体を指す傾向があります。

さらに偏りがないバランスタイプもあります、私自身がこのタイプになります、でも臨機応変型が出やすいです、これは私の戦略の部分によります。またなぜそうなのかもお話もさせていただきます。

目標計画型か臨機応変型かわかれば男性も女性もないので、男性上司が女性の部下の方に気を使うこともないですし、仕事でもなぜ自分が言っているのに考えてもいない行動をとるのかが理解できますし、上司がわからない、部下がわからないっていうストレスが少なくなります。

大体のコミュニケーションがうまくいかないのは相手と自分が同じ考えをしていると勘違いしていることがほとんどです。
わかりやすい例え話をすると、ツバメの課長と犬の部下がいたとしましょう。ツバメ課長が部下である犬に「明日飛ぶからな、その心づもりで」って言われても、犬は飛べません、走ることならできます。
ここなんですよね大切なのは。【違いを認めて受け入れること】ができれば、わかれば人間関係はスムーズにいくし、相手がどんな考えで強みがなんなのかがわかってきます。

今回はここまでにしておきます。最後までお読みいただきありがとうございます。