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AtCoderのAGCがunratedになってしまいました

2020/5/23(日)に開催されたAtCoder Grand Contest (AGC)に参加しました。
AGCは毎週開催されるABCとは異なり、rated上限のない上級者向けのコンテストです。
そのため、ABCであればif文等が書けるだけでACできるA問題でも、AGCでは難問となっており、E問題やF問題となると解説pdfを見ても解説放送を見ても全く理解できません。
そんなAGCですが、私はAtCoder登録当初から毎回参加しています。
確かに低レート帯の人間には難しい問題が並ぶAGCですが、逆に1~2問でも解けるとパフォーマンスが高くつき、レートが上がることが多いのです。
私の過去の参加コンテストとパフォーマンスを比較してみると、ABC・ARCでは回ごとにばらつきがあるのに対し、AGCでは毎回安定して1600前後のパフォーマンスが出ています。

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また、1問あたりにかけられる時間が長い(ABCは通常100分に対し、AGCは通常150分)ため、普段ABCでは時間が足りなくて焦ってしまう私にとってAGCは好きなコンテストでした。

しかし、2020/5/23のコンテスト後、AGCのrated対象が2000~となることが発表されました。
理由は「難易度帯の問題により、あまりにもレーティングのブレが大きい」ためのようです。

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このお知らせのきっかけとなったAGC044のレートとパフォーマンスの関係を見てみると、確かにパフォーマンスに大きなばらつきがあることが確認できます。

Rplotレート毎のパフォーマンス(AGC)

~2000のレート帯に0完(提出はしたものの一つもACできなかった)の参加者が多いため、0完にも関わらず600以上のパフォーマンスが出てしまっています。
ちなみに、直近のARCでは最低パフォーマンスは-500程度となっています。

レート毎のパフォーマンス(ARC)

こう見ると、AGCの最低レートが2000となってしまうのも仕方ないかなと思います。


これからunratedのAGCに出場するとしても、やっぱり緊張感が足りなかったりするので、しばらくはABC、ARCに出場してAGC出場権を得られる黄色帯を目指すのみですね。
強さが欲しい。。

※2020/6/2追記
AGCのratedが1200~となりました。
感謝。

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