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つるセコ2022年

2022年を振り返ってみたらどうなってしまうのか。ちょっとだけ振り返ってみた。


■生活

今まで考えもしなかったようなことを意識した年だったと思う。戦争を身近に感じたことが発端だったかもしれない。

電気代・ガス代が値上がりして、見たことない額の請求が来た。電気やガスを節約しようと意識したのは初めてだった。

夏は、サーキュレータを買ってエアコン代を節約。冬は、風呂の設定温度を下げ、追い焚きは1回まで。節水できるシャワーヘッドにも変えた。家で暖房は使わず、ヒートテックとウルトラライトダウンでなんとかする。待機電力を減らすためにコンセント抜いたり、常時起動のガス給湯器や換気扇も電源を切るようにした。

こんな貧しさを感じる、つるセコな生活をする日が来ると思わなかった。

モノを手放すことにも注力した年だった。レトロなものが好きで、レトロな本やおもちゃを集めてきたんだけど、持っていておもしろいか?という基準で考えて、おもしろくないものは手放した。まじで今まで何のために集めてきたんだよ、って思ったけど、ゴソっと収納スペースが空くと気持ちが良い。

思い出があるから・・、っていう理由で持ち続けてしまうものは多いけど、「持っていると何があるんだったっけ?」という鬼の思想で、手放していった。初めて関東に出てきて一人暮らしを始めたその日から部屋にあったもの、大学時代に何百時間も掛けて実績解除したゲーム、いまはもう無い店で買ったもの、など。ゲームや本など、売れそうなものは売ったけど、「1円です」とか言われても、良いですよ!って思う。処分にかかる金や時間を考えたらそれで良い。粗大ごみも初めて捨てたし、処分に金も時間も使いまくった。かなりのものが部屋から無くなったけど、無くなったことで困ったものは一個も無い。無くなったら無くなったで、思い出すこともない。

そして、モノを手放すことに注力したことで、モノを買わなくなったことに気づいた。10年以上続けている家計簿を見ると、2022年は例年に比べて支出額が100万円くらい少ない。今、惨めにも10年前の貧乏若手時代と同じ水準で生活してるらしい。じゃあ100万ほど貯めたのか?っていうと全然ちがくて、全部自動で投資に回っている。銀行口座には常に10万円くらいしか入っていなくて、支出を減らすことで何とか生きた年だった。今年は投資も絶不調だったんじゃないかと思う。見ないことにしてるから、実際どうなっているのかは知らない。


■ゲーム

今年遊んだゲーム

  • TRIANGLE STRATEGY

  • ソニックフォース

  • LIVE A LIVE

  • ソニックフロンティア

  • ロマンシングサガ ミンストレルソング リマスタ

  • (retro)DEEP FEAR

  • (retro)BURNING RANGERS

こうやって並べてみると意外と少ないと思った。今年発売されたゲームだけだと、TRIANGLE STRATEGY、LIVE A LIVE、ソニックフロンティア、ミンストレルソングリマスタの4つのみ。この中から、今年のベストゲームを考える。「TRIANGLE STRATEGY」です。

シミュレーションRPGとして見ると、そんなに良い出来とは思わないんだけど、何ていうか、「今のゲームってこういう感じだよね。」って思ったゲームだった。メッセージ性があるっていうか、適当なことをしてないっていうか、ツッコみどころがないっていうか。今、ミンストレルソングリマスタを遊んでいるところなんだけど、これのもとは17年ほど前のゲーム。おかしいだろ、ぶっ壊れてるだろ、雑すぎるだろ、とツッコみながら遊んでいる。

「TRIANGLE STRATEGY」にはあまりそういうノリが無い。戦争をテーマにしているからってのもあるけど、スキがなくて、笑っていられるようなゲームではなかった。そういうタイミングな年だったとか、鬱な展開が自分好みだったのもあって、一番印象に残った。「Combat -Destiny-」っていうBGMも、今年聞いたゲーム音楽の中で一番好きだった。エンディングでこの曲が流れ始めた瞬間、「あ、駄目だ」ってなぜか察して、涙出た。

ミンストレルソングリマスタが、まだ100時間くらい遊んだところで、やっと意味がわかってきたところなので、もう少し遊んでいたら、結果は変わりそうだけれど、変わってしまう前に「TRIANGLE STRATEGY」に最高賞をあげちゃいましょう!!毎年サガばかりに最高賞あげてたらおもしろくないので。


■読書

今年読んだ本は、212冊で、過去最高の冊数だった。今年新たに買ったり図書館で借りたりした本は173冊で、読んだ本の方が多かった。これは、とにかく積読を減らすことに専念したから。というのも、今年はなぜかモノを減らすことに力を入れた年で、積読を無くすことによって、部屋から本も本棚も無くしたいという思いが強くなったからだった。ずっと、積読を入れておく専用の本棚があったんだけど、そんなものがあるから本は読まなくなるし部屋も狭いんだ、と考えるようになり、今年中にその本棚を捨てることが目標になった。夏以降は、積読が無くなるまで、新しい本を買うことを禁止にして追い込んでいった。結果、本棚を捨てることに成功した。

まあ、212冊も読んでおいて、このうち1割も頭には残ってないと思う。ビジネス書とか技術書とか、たくさん読んだけど、結局おもしろかったのはSF本だった。SFが一番おもしろいと思っているのは、10年以上前からそうだし、たくさん読んだところで何か自分の感覚が変わるものでもないな、って思う。結局「自分って、SFが好きだよね。」っていうのを単純に思い出しただけだった。年間で一番おもしろかった「三体」に最高賞をあげましょう!!



てか、最高賞って何!

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