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ひとくち独話集 part9
日々考えている、どうでも良いちょっとしたことをいくつかまとめて書く。
・街頭アンケート
昨日、歩いていたら、アンケートお願いしますとか言われて止められた。無視した。
covid-19が流行りだしたのはもう2年前。他人に近づかれることを散々避けてきたはずなのに、まだそんなことをやっているのか、って思う。
アンケートをオンラインに切り替えるとか、そんな時間はいくらでもあったはず。それなのに、そんな対応・対策すらできない会社に未来は無いし、協力しようなんて思うわけない。
・おすすめ
自分は、他人におすすめをしない。相手にとって有益かどうかまで責任取れないので。おすすめして、クソだったと言われるのも不愉快だし。おすすめされるのも苦手。万人受けするものが全く好きではないってのもある。
先日、ユニクロで、店員にすすめられて買っていったら、思っているものと違ったと、怒鳴っている客がいた。客は、自分で買うことを選んだのだから騒ぐのは違うってのはもちろんだし、店員は、確信がないならすすめない方が良いのでは、と思う。
twitterのリツイートって所謂、他人へのおすすめ的なことだと思うんだけど、自分は、リツイートしないし、他人のリツイートもまず見ない。リツイートするなら、それなりの覚悟と責任を持つべきでは、っていうのが自分の感覚。
何の責任も持てない人間にリツイートされた結果、嫌われたりミュートされているアカウントはかわいそうだなあ。
・本当のタネなしマジック
数年前、家族の行事で大勢の人間が集まった時、父親に、お偉い(以下、偉井)に挨拶に行くからついてこいと言われた。酌してどうのとかいう、古いタイプの飲みの席で、心から嫌だった。
偉井のところに行ったけど、父親も特に話題がなかったのか、
父「うちの子は、小さいころ手品が得意でね。
おい、偉井さんに何かやってみせて。」
とか言い出した。信じられないセンスの無さだと思った。
俺「急に言われても、何も準備してないのにできるわけねえだろ。」
父「何も使わないでできるやつでいいからやって。」
俺「そんなのねえだろ。」
偉井「おうおう、見せてくれや。」
10秒くらい止まって、しーーーんとなった後、一文字もしゃべらないで、ビールの王冠で手順もクソもないフェイクパスだけやって、一秒で自分の席戻った。父親の立場悪くなって欲しいと普通に思ってた。
いまだに「どうすればよかったんだろ」ってのと「昭和の宴会ってこんなに最悪なの」ってのを悪夢のように思い出す。
・罪の声
罪の声っていう小説読んだ。
主人公は30代の男。30年以上前に、グリコ森永事件の脅迫に使われた音声(動画サイトで実物聞いたことあるけどめっちゃこわい)が、幼い自分のものだったという話。幼い自分が、知らない間に大事件に関わっていたということで、捜査していくというフィクション。
たかだか30数年前、自分が5歳くらいの出来事だったら覚えてろよ!
としか思わなかった。
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