マガジンのカバー画像

ひとりで決めるゲーム音楽TOP100

100
運営しているクリエイター

2022年8月の記事一覧

再生

18位(ひとりで決めるゲーム音楽TOP100)

Wonderland Wars Marshalling Braves 自分は昔からゲムセンに通っていた人間だった。赤ちゃんの頃に見たストリートファイターⅡの衝撃から始まり、青春時代のKOFとメタルスラッグ、大学時代の麻雀格闘倶楽部。 でも、就職してからはなんとなくゲムセンから離れてしまった。行く時間が無い、が最大の理由(言い訳)だった。 ある夏休みだったと思う。帰省のために大宮から新幹線に乗る。駅にあまりにも早く着きすぎてしまい、新幹線の時間まで、改札を出てフラフラしていた。駅前のゲムセンになんとなく入ったところ、Wonderland Warsというゲームが目に入った。 シンデレラや桃太郎やピーターパンといった童話の登場人物(らしきもの)が戦うMOBAゲー。世界観はなんとなく好きだったんだけど、そんなことよりもとにかく聞こえてくるBGMがすばらしかった。あまりのBGMの良さに遊んでみたくなり、ちょっとだけのつもりで遊んでみた。今のゲーム(2015年当時)って、こんな感じなんだなって衝撃。このゲームを遊ぶために、自分はゲムセンに戻ってきたんだと思った。そこから、毎週末ゲムセンに通う日々が始まった。それくらいBGMを聞きたいと思わせる力がとんでもなかった。 遊んでいる間、ずっと最強レベルのBGMが流れ続ける。この「Marshalling Braves」は、VS画面っていうのか?自チームと敵チームの面々が揃った時の、お互いの顔合わせ的な画面の曲。そんな画面で使うにはオーバキルすぎない?こういう、同じメロディ繰り返す、わかりやすい曲が好きなんだよ。 当然、 「Battle In Wonder Forest」 「Snow White Fantasia」 あたりからハマって、「Garden Of The Dragon」が一番かっこいいと後になって気付いたり・・。 もちろん、他にイベント系でも大好きな曲は多すぎて、 「Desertland Symphonia」 「Dancing In The Battle Arena」 「The Villain Battle」 「Candyland Symphony」 「Castle In The Sky Blue」 ・ ・ ・ いや、そんなもん挙げ出したら全部になる! 全BGMのあまりの良さに、俺はサントラを全て手に入れている。 #ゲーム #ランキング #ゲームミュージック

再生

19位(ひとりで決めるゲーム音楽TOP100)

ロックマン6 ワイリーマシン戦 前回 20位の記事(https://note.com/gmogmog/n/n582aafd5af5d)で、「自分はこのゲームをクリアすることができない」と覚ったと書いた。ゲームを1日に30分しか遊んではいけないというルールがある自分には、ロックマン6はクリアできるわけがないゲームだった。 しかし、予想だにしていなかった、それを覆す出来事が起こってしまった。 その年のお盆、おばあちゃんの家に泊まりに行った。行ってもすることがないので、ファミコンとソフト数本を持っていくのが毎年恒例だった。その年は、ロックマン6を持って行った。おばあちゃんの部屋でロックマン6を遊んでいると、兄がとんでもないことに気づいた。 「この部屋にいれば、お母さんもおばあちゃんも見に来ないじゃん。」 いつもは、ゲームを30分遊んだら、お母さんに強制的に電源を切られてしまっていた。まさかの、そのお母さんが、離れた別の部屋でゆったりとした時間を過ごしていて、自分たちを監視していなかったのだ。自分は、当時小1だったけど、学校の宿題をしていかなかったことは一度もないし、遅刻もしたことがなかった。先生に怒られたことなんて当然一回もない、ただただまじめ児童だった。ルールを破るという考え方が全くなかったから、ゲームは1日に30分しか遊んではいけないというルールを超えるということがとんでもなく怖かった。けど、今しかないと思った。 いままで、ワイリーステージ3まではなんとか来たことがあったけど、ワイリーステージ4に来たのは初めてだった。もう絶対に退けないと思った。今日クリアしなかったら、もう一生無い。高揚していて、最後のエディが何をくれたかは覚えていない。だいぶテンションは高かったけど、大きい声でしゃべるとお母さんにバレるから、こそこそ声で話していた。 そして、ついにラスボス、ワイリーマシン6号との戦い。なぜか床がスクロールしていることだったり、マシンに敷き詰められたなぜかぐるぐる回るトゲ、なんといってもこのBGMが当時は不気味に感じた。でも、全クリに憧れて死ぬほど眺めていた、覇王マガジンの攻略本に、弱点が「シルバートマホーク」って書かれていたのを覚えていて、バトル自体は全く苦労せずクリアできてしまった。なんだかんだ、ルールを破っているという罪悪感が一番の敵だったと思う。次の日は、ゲーム15分だけにしておこう、とか、なんとか許されようとしていたのを覚えている。ゲームを一日1時間も遊んでいた、高橋名人派の人間には、この精神状態を理解できまい。 ひとつ大人になった出来事だと思う。 #ゲーム #ランキング #ゲームミュージック

再生

20位(ひとりで決めるゲーム音楽TOP100)

ロックマン6 ワイリーステージ ロックマン6は、自分が初めて買ってもらったロックマン。 赤ちゃんの自分にはあまりにも難しいゲームだった。8ボスを倒すだけでも何か月も掛かったと思う。というのも、当時の家のルールで「目が悪くなるから、ゲームは1日30分しか遊んではいけない」というものがあったから。今であれば「30分もあれば2、3日でクリアできるでしょ」って思うんだけど、当時はどのボスにどの武器が効くとか何もわからなかったので、全然進まなかった。ケンタウロスマンステージの、上で水が上下してる所とかまじで難しかった。 なんとか8ボスを倒して、Mr.Xステージまで行けたんだけど、ここからはパスワードが残せないので、1日(というか30分)でクリアする必要がある。穴やトゲなど即死トラップは赤ちゃんの自分にとってはとてつもなく難しく、せっかくここまで来られたのに、とても30分ではクリアできない・・と、がっかりしていた。 ある日、兄と協力してクリアすることを思いついた。兄がMr.Xステージを30分進めた後、俺がその続きから始めて、そこから30分を使い、合計60分にしてMr.Xを倒す。ガキなりに考えたその作戦で何日も繰り返し挑んだ結果、ついにMr.Xを倒すことに成功する。 「やったーーーー!!!」 俺が最年少でこのゲームをクリアしたのでは?ゲームの達人か?赤ちゃんなりにその時に色々想像したのを覚えている。 そして・・、今では当たり前の展開なんだけど、当時の自分には知る由もなかった事実がつきつけられた。Dr.ワイリーが全てを仕組んでいた。ここから、Dr.ワイリーとの本当の戦いが始まる・・。そして、目の前に現れた新たなマップ。 ??????????????????????? テキストを読んで理解できる脳もなかったし、和風の城が登場したとかそんなのも全然頭に入らなかった。そして、新しいステージが始まり、この曲が流れ始めた。 ガーーーーーーーーーーーーーーーン 本当に頭の中で、ガーーンっていう音が鳴ったと思う。クリアしたと思ったら、ここからが始まりだと・・??そして、横で見ていた親に「いつまでやってんだ!!!」と怒られた。「えええええええええええええ!!!!!」と言って、そこで電源を落とし、テレビに砂嵐が流れた。このゲームは自分にはクリアすることができないんだ、って本気で覚り、赤ちゃんの自分に「人生は厳しい」ということを教えたのだった。 #ゲーム #ランキング #ゲームミュージック

再生

21位(ひとりで決めるゲーム音楽TOP100)

ファイアーエムブレム無双 時を駆ける ファイアーエムブレム無双の、チュートリアルステージのBGMであり、最終ステージのBGM。このゲームの中で、この曲が圧倒的に群を抜いて良かった。このゲームのラスボス戦は、歴代FEシリーズのメドレ的な曲だったんだけど、それすらも全然印象にないほどに輝いた一曲。 無双シリーズって実はおもしろいと思ってない。バトルはボタン連打してるだけで、ザコを刈るだけの意味ないゲーであり、ピンチになって騒いでる人間のところに行って助けていればクリアできるだけのゲーと思ってる。でも、FEと無双がコラボしなければこの曲が生まれることはなかったのだから、人生は不思議だと思う(? #ゲーム #ランキング #ゲームミュージック