シン・ヱヴァを二年ぶりに見ての感想
感想というほどのものはないかもしれませんが。
今にしても思えば、一度目にシン・ヱヴァを観たときは、「告白してないけど初恋の人に好きな人がいることを間接的に知って失恋した気持ち」のようなものを感じました。
そして二年ぶりに自宅で観た感想は、「一度失恋した初恋の人に数年ぶりに同窓会で再会して、やっぱりその人には好きな人がいることを確認して、勝手に二度目の失恋のような感傷」を味わった気がします。なんて気持ちの悪い感想……別に実らせたかった訳でもないし、実るとも思ってなかった気持ちを、やっぱりそうなのかって再確認させられた気持ちになるのがシン・ヱヴァのラストでした。
けれど、久しぶりに見たヱヴァは、ガウスの槍を届けるためにマリが最後のヱヴァに乗る必要があって、マリの乗ったヱヴァが「最後のヱヴァ」になることに納得は出来た気がします。
だがやはり……最後のシンジ君の声で、折り合いを付けたのに、その気持ちを破壊されたような気持ちになる……公開当初は言えなかったけれど、やはりなぜ緒方さんじゃないんだと思ってしまうのは、これはもう一生続きそうだし、それはそれで仕方ないのかなとは思いますが。
さようなら、すべてのエヴァンゲリオン。
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