「勉強は量?質?問題」は意味ない
勉強 質より量
でググってみてください。大量に出てきます。
勉強 量より質
でググってみてください。ほぼ出てきません。むしろ逆に質より量のサイトが出てくると思います。
多くの人が「質より量が大事だ」と思ってるってことですよね
.....。
本当にそうでしょうか?
もし、この質or量という質問。
あらかじめ「量」を選択してしまうように仕向けられていたとしたら....どうですか?
人間には「曖昧さ回避」という心理的性質があります。
簡単に言うと「人間は確実な選択肢を選び、曖昧な選択肢は避ける傾向がある」
これは「エルズバーグのパラドックス」と呼ばれる有名な実験から提唱されたものです。
これをもとにすると、今考えている2つの選択肢は量または質です。
量とは、勉強時間、ノートの減り具合、シャー芯の残りなど色々あると思いますが、いずれも客観的で明確なものばかりです。
一方、質とは、理解度、集中力、効率、、、。
なんとなく言いたいことは分かりますが、いまいちピンときません。
量とは「確実な選択肢」、質とは「曖昧な選択肢」といえます。
この二択を迫られると、曖昧さ回避の原則からほとんどの人が確実な選択肢、すなわち「量」を選ぶのです。
これが「質より量」と言う人が多い理由ではないかと思います。
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