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【記録】新型コロナウイルスに罹患しました

みなさまいかがお過ごしでしょうか。
gmaです。

外の空気はなんて清々しいのでしょう!
匂いが感じられるのはなんで嬉しいんでしょう!

今月はじめにコロナ🦠に罹患しまして、
頑張って仕事復帰したものの週末は泥のように寝て過ごし、やっと本調子になってきたので、当時の出来事をここに記録します。

*はじめに
毎日医療機関ではたらく皆様。
役所、保健所などで対応にあたる皆様。
そしてお店や公共機関など、不特定多数の方と接しなければいけない皆様。
本当に日々お疲れ様でございます。
私ももともとは医療、福祉の現場に身を置いていたので、「いつかかるかわからない」ヒヤヒヤドキドキの毎日はとんでもなくストレスだろうな…と思いますし、自分が感染源になることで誰かの命の危険を脅かしてしまう恐怖とも闘っていらっしゃることと思います。本当に頭が上がりません。
今回注意喚起と、一つの記録としてコロナ罹患時の様子を記録いたします。

予兆

8/1(月)
在宅勤務。
なんとなく疲れている。きっとこれは週末遊びすぎたこと、引っ越し後の疲れだろうなと思い、
夕飯はスパイシーなものが食べたい。そう思い、地元の台湾料理に行く。塩漬けの卵に感激し、苦手だった紹興酒を克服する。

8/2(火)
在宅勤務。
月曜日にお酒を飲んだせいか、なんか眠い。
今日は野菜をたくさん食べたい。
冷蔵庫の残り物の野菜を全部使って自炊をする。

8/3(水)
持病の通院&会社へ出社。
山手線はまぁまぁ混んでいる。
やはりスパイシーなものが食べたくて、お昼はグリーンカレーを食べる。
ヘロヘロになりながら最寄駅に到着し、とりあえずお米が食べたくて、ジョナサンで大盛りご飯の定食を食べる。

8/4(木)
在宅勤務。
とにかく眠い。そしてお米が食べたい。
女子の日の前特有の異常な食欲に匹敵する食欲と、異常なお米欲。とにかく米が食べたい日。
夕飯作る気力なくて、出来合いのものを食べて寝ることにする。
そしてなんか暑い。もともと持病の影響で熱がこもりやすいのでこんなのよくある症状。
…と、この時はなんとも思わなかった…。
夜の体温▶︎36.9

発症

8/5(金)
朝の体温▶︎36.8
前日、なんか身体がこもった感じがしたので念のため在宅勤務にしてもらった。
起床時、エアコンつけっぱなしにした翌日みたいな喉がカサカサする感じと、耳の中がかゆい感じがあった。やばい部屋冷やしすぎたかー。と思いうがいをする。

10:00 
勤務開始。
この日は10:00から会議だったので、カメラオンで会議に参加。
あれ…頭が回ってない…?朝だからか?資料出さなきゃ、説明しなきゃ。。ねみぃ…

10:30 
熱い。身体が重くなってきた。
こっそり体温測ると37.2
あああ、やってもうた。という顔を見せずにこやかに会議を終える。

11:00 
上司にやばいかもしれない旨をSkypeで送りつける。
体温▶︎37.5 
やらねばならない仕事があったので、体力が続く限り仕事をする

11:15 
どんどん身体が重くなる。
身体が動くうちに関係各者に先に連絡。念のため解熱剤を服用。

12:00 
一部の仕事を手伝ってもらいぶああっと仕事を終わらせることに。
体温▶︎37.5 
熱いというか、身体が痛い。だるい。副反応の時のような感じ。

15:00ごろ 
身体がだるすぎて起きていられず、勤務終了。「体調不良で早退します」とだけ、雑なメールを関係各者に送りつけてPCを切る。
体温▶︎37.5 
ソファにダイブ即、身体が重すぎてこのまま眠ってしまった

15:30ごろ 
とりあえず検査だけでもしてもらいたいと思い、ネットで検索。
ここからが地獄の始まり。
コロナかも?という時のフローが記載した記事がネット上に乱立しまくっていて、何を見たらいいのかわからない。頭はぼーっとしていて、とにかく眠く、身体が鉛のように重く熱い。文字を追うのが無理すぎて何度も断念する。

結果的にこちらに電話。
その時の体温▶︎37.8 


◎東京都発熱相談センター 

官公庁のURLあるあるなのだけど、
電話番号をクリックしても電話に飛べなかったり、知りたい情報の情報ページに飛べなかったりする。体調悪すぎる時に電話番号を間違えないように打つことがとても大変な作業だった…


電話はすぐに繋がった。
自宅近くのクリニックをさがしてもらうことに。
最悪なことに、私はこの街に引っ越してきてまだ2週間。かかりつけのクリニックなどない…。初診で診てくれるクリニックがめちゃくちゃ少なくて紹介してもらったふたつのクリニックの電話番号をメモする。
隣駅のクリニックも紹介されたが、ウイルスかもしれない菌を撒き散らしながら電車に乗ったり、そもそもこの身体の重さで辿り着く自信がなかった。

16:00
紹介されたクリニックが16:00受付開始とのことで電話。「残念ながら本日の予約は全て終了しました」とのこと…。なんと…。

とにかくこのだるさと熱が何なのかを知りたい。
検査がしたい…。と思い、地元駅にあるすべてのドラッグストアへ電話。「残念ながら抗原キットは全て売り切れです」とのこと…。終わった…。
この時の体温▶︎38.4

仕方なく、今日あれこれするのは諦め(限界)
なんか食べて休むことに。
ただし、家には引っ越したばかりで備蓄してある食料や飲料は何もない…。水しかない…。
残りのHPは残りわずか。何か食べなければ…。
一人暮らしの宿命…。頼る人がいない。。

本当はダメだと思いながら、生きるためには仕方ない。。家から徒歩3分のスーパーに買い物へ行く。(まじでこの家に決めてよかったと心底思った)
惣菜と飲み物とアイスと食べられそうなものを爆速で買い込む。


※ここで、抗原キットがすぐに手に入れば
買い物を自粛することができたかもしれない。

※なお、クリニックへの電話にたどり着くまでに日々スマホを触る私でさえ1時間半くらいかかっている。ITリテラシーが低い方は諦めてしまうのではないか、と本気で思った。コロナが爆発している背景には、【コロナとわかるまでの手間と労力】が必ずあると思う。


18:00 
体温▶︎38.8
帰宅即、食べられるうちに何か食べねば、と思い半分横になりながらお惣菜のカツ丼(なぜかめっちゃ食べたかった)を食べる。味は覚えていない。寝床にグリーンダカラと水をセットし横になる。

19:00 
寒い…寒すぎる…
真夏なのにパーカーを羽織っても止まらない寒気
とにかく鉛のように身体が重くて寒い…。
モデルナの副反応に似たような感じだった。
このあと39.4まで熱が上がります。(記憶なし)

そのまま寝たり起きたりを繰り返し、朝を迎える

発症2日目

8/6(土)
朝9:00 体温▶︎38.9
寒気は健在。
喉が鬼痛い。喉〜耳の奥まで痛い。  
ついでにお腹も下している。

昨日指定されたクリニックに二カ所に電話をする。電話が繋がりにくいと聴いていたので、社用携帯と2台体制で電話。
…つながらない…つながらない…すぐ切れる…

9:10 
「本日の予約はすべて終了しました」
いつぞやのコンサートのチケット争奪戦を思い出した。

9:15 
もう一軒のクリニックにも繋がり、「本日の予約はすべて終了しました」と言われる。
絶望でふて寝。
ここで諦めて普通の風邪のように過ごす人、山ほどいるんだろな…とマジで思う。

とりあえずコロナかどうかだけ知りたい。
検査キットだけ欲しい。
無料配布はしてないのか?と思い、
【東京都 検査キット 無料配布】と検索。
すると以下記載が。

▪️症状がある20歳〜29歳→無料送付可能
▪️症状がある30歳〜→無料送付対象外

…絶望。

※2022.8.21現在
対象範囲が広がりましたので、
私のようなアラフォー×一人暮らしの皆さんも受け取りが可能になりましたので安心してください! 

10:00 
濃厚接触者確定
数日前に一緒に食事をした知人が陽性だったと連絡を受ける。
濃厚接触者ということで検査キットの受け取りが可能に!
かつ、オンライン診療でも「みなし陽性」の診断が可能かもしれない!
不幸中の幸いで、オンライン診察について調べ始めるのであった。

10:30 
【コロナ オンライン診療】と調べ、最初にこのページに辿り着く。

どこ見たらええんねん…
分かりづらすぎる…

次に【コロナ オンライン診療 東京都】と調べ、とりあえず上から見るも文字だらけで断念。
多分色々検索しまくり、結果的にこのサイトに辿り着く

熱はあるし体は重いし痛いし、判断力なんてなくなってるけど、「なんとなく信頼出来そうだったから」という理由でこのサイトの病院を探す、で最短で見てくれそうな病院を探す。

そこで週明け月曜日の朝、診察してくれるクリニックが見つかり、早速予約をする。(最短水曜日とかのクリニックも多くて、そんな待てない…というのが本音。)

とりあえず濃厚接触者確定したし、土日はおとなしく過ごす。というか、寒気と節々の痛さと熱でひたすら寝る。

発症2日目 夜

体温▶︎38.0台。
パーカーを着て布団をかぶって寝る。
鼻水と痰がらみが出始めて深く呼吸ができない。やや息苦しさを感じる。ゼーゼーと浅く早い呼吸で凌ぎながら眠る。
この日は結局何にも食べられず。

発症3日目

8/7(日)
体温▶︎37.0台〜時々38.0を超える程度
引き続き喉の強い痛みは健在。耳の奥まで痛い。
寒気がやっと治まり、その代わりに咳が出始める。声を出すのがつらいが、幸い一人暮らし。独り言くらいしか声を出す機会がないので、独り言を自粛して過ごす。
独り言言うくらい回復はしていて、夜は食欲が回復。Uber eatsで長崎ちゃんぽんを注文。なんか食べねば…と咀嚼し、必死で飲み込み、完食。

発症4日目

8/8(月)
10:00 オンライン診察を受ける。
熱は37.0くらいだったかな。微熱程度。
引き続き喉の強い痛みは健在。明るい方を向いてカメラに向かって口を開けて喉の赤みをオンライン越しに診てもらう。「あーだいぶ赤いね」と。耳の中まで痛いなら耳鼻科に行くことを勧められるも、「あ、熱出てるから診てもらえないわね。」と先生も状況をよくよく理解されてる。
濃厚接触者であることを伝え、私の症状から「みなし陽性」が確定する。
コロナは薬がないが、炎症を抑える薬や、解熱剤、ほかの感染症にかからないため予防で抗生物質など処方してもらえた。

自分で処方してくれる薬局を探して、
電話をかけ、薬をとりに行ってもいいか確認すると、当然🆖と。幸い近所だったので薬剤師さんが我が家に届けてくれることに。(本当に神…)
オンライン診察を受けた病院より、この薬局へ処方箋をFAXしてもらい、無事薬が我が家に届いた。
一歩も外に出ずここまでやってもらえたのは本当にありがたかった。

そして…在宅勤務開始。(笑)
どうしても出たかった打ち合わせがあったので、なんとか仕事しました。
ただ、熱は下がっても身体がだるすぎて起こしていられず、会議以外はソファで半分横になりながら仕事(笑)

一人暮らしで食料が何にもなくて、支援物資の申込みをしました。みなし陽性の診断を受けられたからこちらの申し込みも可能に。

発症5日目、6日目

8/9(火)〜8/10(水)
熱は平熱に。
だいぶ良くはなったけど、鼻水と咳は健在。不思議なのは痰がからんでも色が変わらない…。これがコロナか、と思った、、

発症から5日目の朝、うちサポ東京から申し込んだ支援物資が大量に届いた。
ここから5日間自宅療養をしなくてはならないから、本当に本当にありがたかった…。

これが二箱分届きました

しばらくパックごはん生活&栄養ゼリー生活が続くのでした。

発症7日目〜10日目

なんと、この日から夏季休暇。
無理して仕事に出ていたのは夏季休暇があるから…
熱もなく、時々咳も出る、ちょっとだるいけどよく眠れる。そんな四日間。
ひたすらYouTubeを見て、アマプラで【はたらく細胞】を一気見し、ああ、まさに体内の赤血球や白血球が闘っていると細胞たちに感謝をし、
支援物資を食べて過ごす。

実は8日目あたりからもう一つの症状が出ていて、ビタミン不足による口内炎。。。
口の中が口内炎だらけ&口角炎に…
何を食べてもしみる。。。

発症から10日目以降

夏季休暇明け、火曜〜金曜は普通に仕事をしましたが、体力が回復せず、、、
横になりたいとかはないものの、ずっと眠い、疲れると頭がボーっとする。集中できない、動くと息切れする、みたいな状態。
ただ、野菜が美味しい!!
自炊の気力はまだまだ湧かなかったからカット野菜様様でしたが物凄く美味しかった…
野菜が食べられるようになるとともに口内炎は改善するのでした。

まとめ

・備蓄はしておくべし!
・かかりつけ医をつくっておくべし!
・もしも抗原検査キットが買えるようなら、一つ手元に保管しておくべし!
・いつどこで、だれがかかってもおかしくないので、身体のちょっとした変化に気づいたら無理せず家から出ないで休むべし!
・ネットで検索するときは必ず、
【コロナ 発熱外来 東京都】のように地名を入れて検索するべし!
→管轄の自治体によって対応が異なるためです。
厚生労働省のページはわかりにくいので、管轄の自治体のページを初めから検索すると◎です!

…にしても
体調が悪い時にこんなに調べないといけないことがあるのかと、度々絶望しました。
たまたま濃厚接触者で同時期に陽性になった友人がいたから情報共有しながら過ごせて、一人暮らしでもそこまで不安はなく過ごせたけど、
たった一人だったらここまではできなかったかも。。。
東京都にお住まいの方、よかったら参考にしてください。
(個人的にはコロナ陽性までの判断をもっと迅速に対応すべきと思っていてITリテラシーのある方は全員オンライン診療にしたらいいと思う。で、抗原キットは速達で送ってもらって自分で検査をする。
スマホの扱いが苦手だったりする方だけ、直接診察してもらって検査をする。
こうやって切り分けたらこんなに蔓延しないんじゃないかって思ったし必要な人に医療がちゃんと届くんじゃないかなと思った。 

それにしても、今回お世話になったクリニック、薬局、うちサポ東京、配達員の皆様には感謝しかありません…


というわけで、
やーーっと本調子になってきた私でした。
とはいえ体力が落ちた感じは明らかなので、無理なく過ごしたいと思います。
むちゃくちゃ長くなってしまいましたが、
みなさまとにかく気をつけて。
かかってしまったら参考にしてみてください。

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