霊と藍空について(1)

 こんにちは。Glueです。見ての通り、完全にnoteにハマりました。多分しばらくnoteでの投稿は続くと思います()

 さて、今回は一度やってみたかった、曲のストーリー解説的なことをしてみようと思います。なんか楽しそう。
 今日解説するのは、なんとなく考察が少なそうだけどGlueの中ではかなりお気に入りストーリーの『霊と藍空』!
 拙い文章にはなりますが、どうか見ていってください🙇‍♂️

霊と藍空とはなんぞや?

 まずそもそもその曲何?って人もいると思います。そんな人へリンクをどうぞ↓(上からYouTube、niconico)

 はい、見ての通り露骨な宣伝です^^
 Glueのこと最近知ったぞ!って人はもしかしたら(もしかしなくても)聴いたことはないんじゃないでしょうか。
 Glue2期(ホワイトマインド以降)の曲にしては珍しく跳ねてない(スウィングしてない)ポップめな曲になってます。
 そして、Glueの曲を全部聴いてくれたリスナーさんは多分この曲に疑問を抱くでしょう。

「え、これと同じ曲じゃね?」

 そうなんすよ、『霊と藍空』とこの『レイアイ』は同じ曲。
 『霊と藍空』は『レイアイ』のRemixをした楽曲となります。
 でもなんでRemixしたんだ??とかRemixするならフツー初投稿曲(現在は非公開)じゃね?とか思う人もいるんじゃないでしょうか。
それについてはまた次の項で。

『レイアイ』と自分

 『レイアイ』を作った当時はまだまだ未熟で売れないボカロPでした。でも、この曲は自分で言うのもなんだけど好きだった。色んな人に届いてほしい。そのくらいの気持ちを込めて作った曲でした。
 ですが、現実は甘くない。たくさんの人に届くどころか、コメント欄にて、当時の自分の至らぬ点を指摘するコメントを頂き、ネット上で音楽をこのまま続けても良いのだろうか…とすごく悩みました。
 その為、投稿日の4月30日を境にしばらく投稿は控えよう、ということでお休みしていました。(12月31日に『Vague』で復活)
 ですが、やはり「『レイアイ』が好き」と言ってくれるリスナーの方もおり、自分としてもこのまま未練タラタラのまま終わりたくなかった。
 そのため、復活後はどのような曲が良いのか、より研究を重ねるようになりました。
 そして、3月14日投稿の、皆さんご存知『ホワイトマインド』で名が一般のリスナーの方々にも知られるようになってからは、成長した自分の『レイアイ』を聴いてもらいたいなと思い始め、Remixするに至りました。
 あと、Remixしようと思ったのはかふぃーさん(『霊と藍空』のイラストを担当してくださりました)のお陰でもあります。

 このRemixにすごく心打たれて、絶対投稿するぞ、と決意に溢れたのを、今でも覚えてます。
 思ってみれば『霊と藍空』はかふぃーさんにお世話になりすぎたな!?ほんとにありがとうございます!!!!

『霊と藍空』の冒頭の英語と漢字は何?

 ここからは打って変わって本題の解説に入っていきます。  まずは、冒頭の文字について。最初の「ピ-」音が流れる部分文字は英語で

  • 「since a year」

と書いています。
 これは単純に1年以来ということ、すなわち『レイアイ』のちょうど一年後の4月30日にこの曲が出たことを示しています。
 次に漢字。計8つの漢字が出てきます。

 まずについて。これらは深夜であるということの象徴として書いています。「零→深夜零時」「藍→藍色の空」みたいな感じで。
 次に。これはとある登場人物が探しているものですね。愛とはなにかを探すために、主人公を巻き込みます。
 次に。これは人名です。誰がわかるか設定上は主人公が麗という名前です。
 次は。これらの字は、割と結末に絡んできます。これは後述。
 最後の…も後述。 

 いや、ほぼ後述やん!w

割とストーリーに絡みすぎてた(あとから気づいた)ので色々めちゃめちゃになってますね。申し訳ないです。

霊と藍空の設定は?

 まず最初にこれを説明すればよかった。
何やってんだろう。完全に順序ミスです、はい。すみませんでした…
まずは登場人物から。

  • 麗(れい)…JK1。1人でスタバ行けるタ                           イプ。Twitterが好き。

  • リン…名前と性別以外が一切不明の少女。

の2人。少ないなあ!?
 
まあ、そこはいいとして。さてこれがどう絡んでくるのか。

 そして場所。街ではあるんですがなんと誰もいない街。塾の帰り、深夜になって帰ろうとする麗に、リンは魔法をかけて、誰もいない街に閉じ込めてしまいます…。

 『霊と藍空』の世界ってのが、何もなければ我々が住んでる現実世界とほとんど同じなんだけど、その舞台上で非現実的なことが起きるような、よくある設定です。時間が止まったり幻が見えたりします。

物語を説明すると?

 1年前(当時)の4月30日の深夜に麗の身に起きた不思議な出来事の話である。
 麗は、普段から通っている塾の帰り、深夜の街を歩きながら帰宅する途中、普段なら人がいるはずの街から、急に人が消えます。異変に気づいた時、麗の前に謎の少女が現れます。少女の名はリン。彼女は麗に対して、「アイはどこにあるの?」と問いかけます。しかし、麗はその問いに答えることが出来ませんでした。
 今日の深夜は雨が降るハズだったのに降らないどころか雲も動かない。麗はTwitterを見ることが出来ないのを悔やみはするものの、時間が経つにつれて、ここが1人で遊び放題のユートピアなのではないかと確信します。そうして1人の世界を楽しみ、夢中になっていきます。そうして普段の生活の感覚も忘れていきます…。 
 謎の少女、リンは「アイを一緒に探して」と言います。この世界に取り憑かれもはや依存状態となってきた麗は、その頼みに頷いてしまいます。そうして、リンの目に惹かれていくようにどんどんこの世界に呑まれていきます。仕舞いには、リンに「このままずっと一緒にいて」と言われてしまいます。このまま過ごしていく中でも、『アイ』についてを理解することはできませんでした。ですがリンの目的はそうではないように思えてきて…。リンの笑顔を見て、ただ麗と遊びたかっただけなのではないかと思い始めます。それではリンの「アイはどこにあるの?」という問いの真意は何なんだ。そうして思考がついていかなくなります。
 自分はこのままでいいのか、この世界に居たままでいいのか、何もわからなくなっていきます。もしも…の考え方が止まらなくなり、どんどん混乱していきます。問いの答えなど見えてくるわけがありませんでした。
 そんな時、月を見た麗は、太陽を、そして朝を思い出します。朝が来ない。そんな時、麗の心をズキズキした痛みが襲います。元の世界に戻るべきだという気持ち、これが痛みの原因だと悟り、麗は悩んだ末に、リンにこの世界からの解放を要求します。
 リンは悲しそうな顔をしながら、その頼みを受け入れます。魔法が解けていく瞬間を見て麗は喜びますが、リンの姿はどんどん透けていきます。それに気づいた麗は驚き、リンのもとに駆け寄り、涙します。そうしてリンは自分がもう死んでしまった幽霊であるということ、そして昔の麗の鏡のような存在だと麗に伝えます。最期にリンは言います。「これが『アイ』なんだね…。」と。そして、麗も同じくこれが『アイ』なんだと気づきます。
 解放された時は、5月1日0:00でした。
 そして時を戻して同時刻の同じ場所に麗はいました。そうしてリンに対して感謝と愛を伝えに行きます。もし会えるなら…とも考えますが、麗はリンのために作った歌を歌って、そうして空を見ると空の色は藍色でした。幽霊になったリンが見ているような気がしました。

こんな感じでしょうか。かなり難しい考察になると思います。

今日は疲れたのでこのくらいにしたいと思います。次回は歌詞をピックアップして部分的に解説をしていこうと思います!
見ていただきありがとうございました!

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