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サッカード素人の相模原市民にサッカーの楽しさを教えてくれたSC相模原の方々へ

天皇杯。1回戦突破。

5月22日、レモンガススタジアム平塚で行われた天皇杯1回戦、SC相模原は東京都代表の駒澤大学を下し、2回戦進出が決まった。

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開始早々に#27和田のゴールで先制するも、前半アディショナルタイムで駒大に同点ゴールを許し、なかなかに厳しい試合展開だった。

しかし、後半に#9ユーリのゴールで勝ち越してからは、駒大の攻撃をしっかりと弾き返し、比較的安定感のある試合運びをしていた。


普段のJ2リーグ戦とは違うメンバーの活躍も目立っていた。
特に、後半途中から投入した#22中山の活躍は顕著だった。

投入された直後に、相手陣内へ大きくボールが蹴り出されたのを確認したや否や、右サイドを凄まじいスピードで駆け上がり、駒大DFに追いつき、あっという間にコーナーキックを獲得したシーンは圧巻だった。

また、試合終了間際、相手エリア内のこぼれ球へ猛然と走り込んで、試合を決定づける3点目のゴールを叩き込んだ。
このシーンも今までの戦いでは見た事のないスピードで、得点の喜び以上に驚きが大きかった。

試合後の勝利監督インタビューで三浦文丈監督も、
「今日出た普段はあまり起用できていなかった選手も今後リーグ戦に組み込んでいく」
旨の発言をしていた。

天皇杯だけでなく、今後のSC相模原のJ2リーグでの戦いにも影響を与えそうな好ゲームだった。


試合後、サガミスタが集まったメインスタンドの間近まで来て、天皇杯本戦初出場・初勝利を果たしたチームが皆で挨拶をしてくれた姿を見て、元気をもらえた。
特に、ユーリや清原がドラムに合わせてサガミスタと一緒に手を叩いていたのは物凄く嬉しかった。

メインスタンドのみの客席開放となったため、平塚に詰め掛けたたくさんのサガミスタの手拍子やハリセン、サガミハラクラップがレモンガススタジアムの屋根に反響して形容し難い一体感を生み出していた。

文丈監督も、
「これだけのサガミスタの皆さんに駆け付けてもらった。選手には気持ちのこもったプレーをしなきゃいけないと話した。」
と話していた。そのときにスタンドから大きな拍手が送られていたのも印象的だった。

インタビューを終えてスタジアムを後にする監督にまた大きな拍手が送られて、文丈監督がスタンドに拍手を送り返していた。

サポーターから拍手が送られて、選手や監督・コーチ・スタッフが拍手を送り返す。
何度見ても、気持ちの良い光景で、気分が晴れ晴れする。



明けて5月23日。
SC相模原の公式ツイッターがこんな投稿をしていた。


本日5月23日は
#恋文の日

…ということで!選手にサガミスタへのラブレターを書いてもらいました
皆さんからのお返事をお待ちしております
#SCS選手へのラブレター
をつけてツイートしてください
選手が書いた心を込めたラブレターも抽選でお送りします!


このツイートを見て、数ヶ月SC相模原の記事を上げておきながら、選手への感謝の気持ちを全然伝えられていなかったことに気付いた。

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非常に良い機会なので、このタグに便乗して、今日は特に自分が好きな6人の選手・コーチ・監督に向けて、感謝のメッセージを書きたいと思います。



藤本淳吾選手(#4)へ

僕がSCSにハマったのは藤本選手のおかげと言っても過言ではありません。
大宮戦での劇的な逆転弾、サッカーがこんなに楽しいスポーツだと知れたきっかけになりました。あのユースの選手達と喜んでいた姿も含めて、プロ中のプロな所作にいつも感嘆してしまいます。
普段の試合でも、プレーの緩急、厳しくチェックに行くときやボールを奪いに行くときのスイッチの入り方、またパスの閃きなど、サッカーの奥深さを毎試合藤本選手を見て感じさせられています。
これからも、SCSのお手本となりつつ、サガミスタを魅了するプレーをたくさん見せてください。ずっと応援します。


夛田凌輔選手(#2)へ

夛田選手をちゃんと認知したのは、実はツイッターでした笑。僕が上げた大宮戦の記事をご自身のアカウントでリツイートしてくれたことがきっかけです。
本当に何も分からなかった数ヶ月前に上げたJ2初勝利の記事を夛田選手に拡散していただいて、そこから色々なJクラブの方やスポーツビジネスに携わっている方から感想を頂戴するようになり、感謝の念に堪えません。本当にありがとうございます。
選手としても、実直で献身的なディフェンス、ハードワークを怠らない姿勢を見て好きになりました。
試合にも出突っ張りで身体のコンディションなど大変でしょうが、これからもかっこいいハードワーカーで在り続けてください。ずっと応援します。


三浦基瑛選手(#16)へ

今シーズン初出場を果たし、好セーブを連発していた三浦選手。
第2節群馬戦、初出場で20本以上のシュートを打たれながらも、何度も飛びついて懸命にゴールを守りクリーンシートを達成した姿に、サッカーを見て初めて心打たれました。キャリアを切り開こうとする貪欲な姿勢、若いながらもチームを鼓舞する姿勢が大好きです。
三浦選手の懸命な姿を見て、自分も頑張らなきゃなといつも思わされます。これからも応援させてください。


ユーリ選手(#9)へ

僕の初めてのサッカーの推し選手へ。
あなたが初めて出た試合を見て、そのプレースタイルにあっという間に魅了されました。
体幹をフルに使った独特なフォームのロングスロー、圧倒的なフィジカル、繊細なパスワーク、ボールに向かって突進するときの凄まじい野獣感。どれも圧倒されました。
コワモテな見た目とは裏腹に、人懐っこい性格も見ていてとても好感が持てて好きです。天皇杯1回戦でも、前半が終了し、ロッカールームに引き上げる際に審判のジャッジを称えに行ったり、試合終了時に駒澤大学の監督・スタッフ・サブ選手達一人一人に挨拶をしに行くシーンが印象的でした。
常に厳しいマークに遭い、コンディションが難しい状態が続いていますが、これからもずっと獰猛で果敢で優しいユーリ選手を見せてください。

Eu vou te apoiar para sempre.
Rezo pela felicidade de Yuri!!


渡辺彰宏GKコーチへ

守備時にベンチの前で大きな声で指示を出す姿、試合前練習で強靱な身体から強烈なシュートやクロスを上げまくる姿に最初は驚かされました。
アウェイの試合では、試合前のGK練習の際に選手と一緒にスタンド前までやってきて、大きな声で「今日も応援お願いします!」と言ってくれるのが凄く嬉しいです。
勝利後に挨拶に来てくれるときの渡辺コーチの弾けるような笑顔を見ると、勝った喜びが倍になります笑。
これからも大きな体と大きな声と笑顔で、チームを引っ張る姿を見せてください。ずっと応援します。


三浦文丈監督へ

僕がSC相模原の応援を始めたときの監督が文丈監督で本当に良かったです。試合後に細かなコメントを出してくれると勉強になるし、常にサポーターに感謝のメッセージを発信し続ける監督が大好きです。
試合中、ベンチの前で何度も「セカンドーー!!」と声を張り上げたり、大宮戦でみんなで飛び跳ねながら喜んでいたりした勝負に熱い姿、
そして、試合中常にピッチを観察し続け、しきりにベンチに戻りボードを動かしながら思考を巡らせている冷静な知将としての姿が対照的で、文丈監督に着いていきたいと毎試合思わされます。
これからも文丈監督のクールで熱いサッカーを見せてください。いつまでも応援しています。


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こんな形で今回は番外編のような記事になりました笑。

次節、ホーム愛媛戦からJ2残留に向けてまた厳しい戦いが続きますが、選手や監督を信じて応援するしかないですね。

相模原の街で、地元のクラブのために戦っている選手達を見たら、そう思うしかないです。


酸いも甘いも受け入れて、これまでの敗北の悔しさもバネにして、冬に皆で笑えることを信じています。

スタジアム、選手、スタッフ、クラブ、
全部好きです。

もう言う必要が微塵も無いくらい努力と準備を重ねていることは重々承知していますが、感謝と共に今回は伝えたいです。


SC相模原の皆さん、いつも本当にありがとうございます。
J2残留目指して、頑張れ相模原!!

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