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海外のカフェで働く日常

noteを始めた理由というのがそもそも忘備録というか、自分のストレスを発散させるためなので、大体このnoteの内容は勤め先やら某国の人との関わりになってしまうのである。

いつの間にやら図らずも、日本で会社員として働いていた時よりも長く勤めている。しかも向いてないと思っていたサービス業。
勤め先は従業員数約25人ほど(変動激しい)、給仕だけだと12人ほど。
欧州某国の観光地、湖に近く市街地のど真ん中パッと見老舗のカフェである。
建物自体はさすがヨーロッパで1800年代に建てた、美しい建物。
パッと見老舗と書いたけれど、実はこのカフェ出来て21年ほど。
しかしながらアンティークの什器、ランプ、美術品やらあり、隅には週に一度地元のマーケットで仕入れるバラの花束を豪華に飾ってあるのでとても老舗な雰囲気なのだ。
ウィーンのかの有名なホテルザッハーとおんなじくらい長くやってます、みたいな見た目。

オーナーは大変な大金持ちのもとシェフで、年の半分は某アジアの国に行っている。
私の直接のボスは共同経営者である彼の娘、経理一般を握るは彼の妻、家族経営なのだ。

で、仕事はすっごく忙しい。
気がつけば手元のフィットネストラッカーの万歩計機能が、平均で1万8千歩行く。
土曜日にシフトなんか入った日には2万3千歩とかになってて驚愕。
よく動いてる給仕長なんか3万歩はいってるんじゃなかろうか。
給仕は長く勤める人が多いので私を含め皆ほぼ中年である=そろそろ労わってほしい。
新人でたまに若い子が入ってくるのだけれど、あまりの忙しさに驚愕して長く続かないという事象が発生する、なので高齢化が進んでいるのである。

客層は良い。
地元のハイソなお爺様やお婆様、マダムや男性。
常連も多く、お金も持っていそうな感じの、あまり絡まれる心配のない雰囲気。
しかし、一般庶民代表みたいな私からすると、なかなか複雑なお金持ち同士のプライドの戦いやせめぎ合いなどが垣間見することがあり、なかなか恐ろしい。
一緒に働く仲間は私も含めほぼ外国人で、色んな国から来ていてかなり自己主張の激しい感じなので、ほとんどの事は割と流せる私からするとなかなか突っ込むところが満載である。

こんな人たちに囲まれた日常を綴っていきたいと思う。


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