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成長という呪縛

社会人になって早10年くらい経とうとしているが、最近は会社でもリスキリングという流れが出てきている。


ITパスポート取得やプログラミング、アンガーマネジメントなど研修制度が整備され始め、業務時間内でも自由に受講していいよ!という感じ。(一定の限度はあるが)


私はひねくれているので、皆が取得しているITパスポートなんか取っても、どうせ他にとっている人がいるのであればその人に聞けばいいや、と放棄中。


そもそも皆が同じような勉強をして、同じような資格を取って意味があるのだろうか。
皆それぞれ興味のある勉強をしている人がいて、組織として総合的に色んな専門家がいた方がよいのでは?


ITパスポートなんて全員が持ってるべき基礎知識だろ!と言われたらマジでぐうの音も出ないが、それでも取らない所存。


とはいえ、リスキリングの潮流に乗って自己啓発本もたくさん出ており、本屋でそういう本を見ていると「成長しようとしないやつはクソ」と言われているような気がしてしまう。


私自身、何もしていないわけではないが、何かインプットをしていない期間が続くと確かに少し不安になったりする。本当に何もしていないけど全く不安を感じない人っているんだろうか。仕事で十分自分の成長を実感できていると感じないのか。



皆何かしら勉強している(と思われる)のに、私は今日昼まえにだらだらと起きてチャーハンを作ってちくわを入れてみたら美味しいなどと満足しただけである。なのでせめてnoteを書いて現実逃避をしている。


日々を暮らすだけで精一杯でリスキリングの時間も無ぇ!とか別にそこまででは無いのだが、自由時間をリスキリングに費やすのはハードルが高い。それこそ自分の好きなことだったらいいのだけど。


会社の研修もITとかだけじゃなくて、色んな分野について研修制度を整えてくれたらなぁと思う。



会社で用意してくれる研修なので、もちろん業務に直接関係あるものに限られてくるんだけど、時代を味方につけてITが大事だから!と脳死で言っている気がしてならない。いや、まぁ大事には違いないんだけどさ。


こうやって言い訳しているといつの間にか置いていかれるんだろうなぁ。
最後まで一緒に走ろうね?とか、やべー全然勉強してねー!とか言ってる奴ほど裏切ってくるので、表面を見てても皆どのくらい頑張っているのか正直わからない。



まぁ私は周りを向上心無いやつで固めているのでその辺はあまり心配していない、盤石な布陣である。




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