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エヴァ新劇場版 第11使徒の正体を考察

エヴァンゲリオン(ヱヴァンゲリヲン)新劇場版において第11使徒の存在が未確認で映画は終劇しています。では、第11使徒の正体は何だったのか?を考察していきたいと思います。

以下はネタバレを含んでいます。新劇場版シン・エヴァンゲリオンまでを見ていない方は注意が必要です

●前提

①.新劇場版の劇中で倒された使徒を確認

    序:第4、5、6(合計3体)

    破:第3、7、8、9、10(合計5体)

    Q:第12、13(合計2体)

    第1使徒はアダム(アダムス?)

    第2使徒はリリス

    となっており、契約内容を確認できないが倒す対象外になっている?※13番目に落ちたカヲルくんの話は別考察で

    倒された順番から確認できる事は使徒は発見された順番に通し番号が付けられていると断定できる。また、倒さなくても次の使徒が出てくることも確認できます。これは第3使徒が時系列で第6使徒の後に倒されている結果から断定できる。

    ●.使徒は通し番号で順番に倒さなくてもOK

    ●.第11使徒は新劇場版:破〜Qの空白の14年間の間に確認された可能性が高い

    ●.通し番号が仕様なら、第12使徒が確認されている理由から第11使徒も確認されている事が確定される(存在しないという事にはならない)

    

②.リリスとの契約として10体の使徒を倒す必要がある。これを完遂せずにフォースインパクトを起こす事はゼーレやネルフにとって有り得ない?

劇場版:破で加持リョウジがニアサードインパクトが起こった際に「数も揃わぬうちに初号機をトリガーにするとは、ゼーレが黙っちゃいませんよ!」と言っている。これは使徒を倒した数が足りない状態でサードインパクト?を起こす事をゼーレの計画外と判断できます。この時点で第10使徒を取り込んで倒したと認定されても合計で8体の使徒しか倒してない事になる。この後に初号機は空から降臨したMark6に乗った渚カヲルにカシウスの槍で刺され強制停止となる。これはゼーレが渚カヲルに指示した可能性が高い。


③、マルドゥック計画における使徒本体のコントロールの研究

新劇場版:破でベタニアベース内でエヴァンゲリオン仮設5号機が、封印されていたとされる第3使徒と戦いますが、この第3使徒に関して以下の事が分かります

    ●.使徒の頭部にエントリープラグのような物が付いている

    ●.身体が拘束具のような物で折りたたまれている

    ●.加持リョウジが、第3使徒を細かく切り刻んだ結果、人類では使徒を止められないと職員に話している

    これらから推察されるに、第3使徒は何らかの方法で鹵獲され、身体を細かく研究されたと判断できます。またエントリープラグのような物が付いている事から第3使徒をコントロールする試みが行われていたと思われます。この使徒自身をコントロールする計画がマルドゥック計画と推察されます。


●結論

    第11使徒の正体はエヴァンゲリオン第13号機ではないか?という結論です。


    まず、10体の使徒を倒す必要があるが通常は出現する順番に倒していけば10体倒せるはずが、渚カヲルを13番目の使徒に落とす事で、渚カヲルを10体目の使徒に仕立て倒している。渚カヲルを殺す必要があったとしても、更に10体目の使徒に仕立てる必要がある理由が存在する。

    それは第11使徒をエヴァンゲリオン第13号機のベースとして使っているからではないか?ゲンドウがフォースインパクト及びアディショナルインパクトを起こす為に第13号機を使用するには10体目の使徒を別に作る必要があった為と推察されます。さらに言えば、リリスかアダムスの肉体を第11使徒に合体させて作った機体であると推察される。リリスの可能性が高い?

    第13号機だけ、エヴァンゲリオン第という使徒にも付いている(第)という字が付いている

    第13号機がMark6から槍を2本抜いた後に覚醒した際、光の輪が2つ出ている。2体の合体機体だから?

    加持の策略により頓挫したマルドゥック計画が空白の14年の間に再開され、使徒をベースにしたエヴァンゲリオンの開発が進んだ可能性が高い。この布石として劇中でマルドゥック計画の話をする必要性があったと推察されます。

    マルドゥックとはWikipediaによるとバビロニア神話に出てくる世界と人間の創造主として存在する神の事で容姿は目が4つ、耳が4つあるとされています。第13号機の外観を見ると目は4つ有り、耳のように下部へ広がる部分が初号機より両方に一つずつ多く4つ有ります。また、マルドゥックの腹はリリスの太鼓と表現されている事からリリスを合体させて作った可能性も高いと推察されます。


尚、第11使徒をどのように鹵獲したのか?に関しては謎ですが裏死海文書を見ているネルフやゼーレはどの様な使徒が来るのか予め分かっています。

冬月が新劇場版:破での台詞

第9使徒登場時

「やはり侵食タイプか、厄介だな」

第10使徒登場時

「第10の使徒、最強の拒絶タイプか。予想以上の破壊力だな」

※俺知ってるでぇ感が否めない冬月先生

また裏死海文書には外典が存在していて、ゼーレ側はそれも確認しているとなれば、第11使徒が1番鹵獲しやすい使徒である事も把握していた可能性は高いです。

以上になります。長文を読んでいただきありがとうございました。良ければ右下の「♡」を押してもらえると励みになります。他の記事もあるので興味があれば読んでみて下さい。








    

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