第1回サイコロツーリング_諏訪湖

 おはようこんにちはあるいはこんばんは。
 このgdgdツーリング記事を待っている方は少ないと思いますが、5月に投稿した第1回サイコロツーリングの行き先である諏訪湖に行ってきましたので、備忘録を兼ねたツーリングレポートでございます。

 行き先決めの記事を読まれていない方はこちらをどうぞ。

 ちなみに3か月も経ってしまったのは、まあ昨今の世界情勢でガソリンが高騰しているのと、コロナの流行状況を鑑みて二の足を踏んだからです。
 ソロツーなら殆ど人と接しないとはいえ、どうしても出かけ辛いんですよね。
 と、言い訳じみた前置きはこれくらいにしておきましょう。


■ ツーリングプラン

 前回の行き先決めの時にもちらっと書きましたが、筆者居住地から諏訪湖に行こうとすると、最短ルートは八王子JCTから中央道に入るルートです。ですが、八王子JCTは万年渋滞しています。
 筆者はすり抜け行為が嫌いなので、すり抜けではなくこの渋滞を回避する方法を考えました。
 考えた結果、夜出て朝帰ってくることにしました。
 詳細ルートはこんな感じ

 【往路】
 首都高→東名→足柄SAで休憩(仮眠)→御殿場IC→国道138号→東富士五湖自動車道→中央道→諏訪湖SA
 走行距離目安:262km

 【復路】
 中央道→首都高(最短脳死ルート)
 走行距離目安:196km

 予定総走行距離:458km

 途中で給油しないといけないのと、眠気との戦いになりそうですが、距離的には日帰りできる距離ですし、まあきっと何とかなるさ。


■ いざツーリング!!

 8月9日、仕事終わりにそそくさと準備しまして、18時40分頃自宅を出発。
 旅のねいろはフラゲしたB’zの新作アルバム「Highway X」です。

 まずはガソリンがあんまり残ってなかったので、ガソリン満タンにしてから首都高に入ります。最初はスイスイでしたが三軒茶屋周辺が大混雑。ここをそれなりの時間をかけて通過。想定内なのでモーマンタイ。
 用賀から東名に入った後は大和~海老名の混雑は覚悟して走ってたのですが、海老名周辺は混雑していない代わりに東名リニューアル工事で断続渋滞が発生。別に急いでないのでのんびり渋滞を越えていきます。
 ついでに言うと、トラックも多いし工事区間抜けるまではいつ渋滞で止まるかもわからないので、かっ飛ばさずにのんびりクルージング走行です。

 そんな感じで東名リニューアル工事区間を越えて、ルート分岐で右ルートに入ったあたりからちょっと寒いな…?と思い始める。これが悲劇?の始まりだったのです。悲劇ってほどじゃないですけど。
 ちなみにこの日の筆者の服装は、Tシャツに夏物のライダースジャケットと各種防具。本当はアンダーシャツも着ようかなと思ったのですが、夏用アンダーシャツがなぜか行方不明だったのと、昼間にアンダーシャツあると暑いかなあ…と思って超軽装です。

 20時58分、足柄SAに到着。この時点の走行距離は112.3km。
 ぽっかりと月が浮かんでいますが雲の流れはとてつもなく速い。小雨も降っています。雨降るって言ってたっけ?
 足柄SAには温泉施設と同施設内に休憩室が備わっているので、ここで汗を流して2時間ほど仮眠。
 0時40分再出発。御殿場ICで下りるはずですが、何故か御殿場ICを通り過ぎろとナビが言うので、頭に「?」を大量に浮かべながら御殿場の次の駒門ICで下ります。

 ここから下道~国道138号を経由して東富士五湖道路に入るのですが、まあ下道なので暗い。そして寒い。びっくりするほど寒い。流石富士山のおひざ元。そしてナビが御殿場に戻るルートを指し示します。おい何でだよ。だったら御殿場ICで下せよ。

 暗い下道を暫く走り、国道138号に入る頃にはびっくりするほどの濃霧が発生(静岡で夜に雨が降ったのが原因)。そして引くほど寒い。
 どんどん富士山に近付いているので、ありえない程寒い。今何月だっけ?と思うレベルで寒い。

 濃霧の中、凍えながら一寸先も中央線も見えない道を行きます。
 ド深夜なせいで他の車もなく、サイドミラーには漆黒しか映りません。おいサイドミラー仕事しろ。

 寒いしマジで先が見えない恐怖で速度を落としながら走ること2~30分。ようやく東富士五湖道路の入口に到着。有料道路なのでこれで暫く明るい道を走れるなと思っていたら、まさかの街灯なし道路。光源は自分のバイクのヘッドライトオンリー。あとヘッドライトを受けて輝く反射板のみ。
 光源―――――!!!!!!!!!!!

 山間部+極寒(下道の気温計で24度。雨あがりの深夜の山間部なせいで体感20度切ってたと思う)+光源なしというトリプルコンボで泣きそうになりながら東富士五湖道路を走っていると、視界の端にちらつく横に長く細く伸びる光が。
 なんだあれ、と思ったら富士登山客の皆さんの灯り。ああ、僕以外にも起きてる人いるわ、とちょっと安心しました。

 寒い寒い暗い寒いと思いながらも30分ほど走れば、霧も晴れて標高も下がり始めたので寒さも和らぎました。灯りの消えた富士急ハイランドを通り過ぎながら中央道に合流。こちらは交通量がダンチで多いので街灯が無くても明るいです。やったね。

 ここから先は特に面白いこと渋滞もなく、3時16分、目的地の諏訪湖SA(下り)に到着。無駄な下道走らされたせいで、往路走行距離は293km。
 眠くなることもなくてよかったです。


■ 諏訪湖で日の出を見よう

 まずは諏訪湖SAのどこから日の出を見るのがいいのか、場所をチェック。
 色々カメラを構えてみて、テラスエリアの端の端、温泉施設(諏訪湖SAにも温泉施設があります)のあたりが一番いいかなあと目星をつけます。

視界としてはこんな感じ。ブレブレだなあ。


 流石にちょっとお腹が空いたので、3時半に背徳のラーメンズルズル。
 一息ついて、4時過ぎにコーヒー片手に先ほど目星をつけた場所に移動。
 この日の諏訪湖の日の出は5時8分。日の出1時間前からカメラを構えてタイムラプス撮影に挑みます。ただ、この日の諏訪湖の天気は曇りのち晴れ。日の出の時間帯は曇っている可能性が高いです。嫌な予感しかしねえ。

 少しずつ明るくなる諏訪湖の空を見ながらコーヒーを飲みつつ、時々目を閉じて仮眠。4時半過ぎには大分明るくなっていました。ただまあ、雲、雲、雲。
 諏訪湖SAからは諏訪湖+美ヶ原~八ヶ岳連峰が見えますが、今回カメラをセットした場所では画角的に諏訪湖+美ヶ原が中心になるのに、美ヶ原には重たい雲が。しかも雲のせいで、明るくはなっていきますが朝焼け!みたいな空色の変化も特になく。

マジで美ヶ原あたりの雲がこのまま動かなかったので色々悟った朝4時半


 結局5時20分過ぎまで待ってみましたが、太陽がこんにちわすることもなかったので、道が混雑する前に帰ることにしました。カナシイ…。
 それなのに帰る準備を終えてバイクに跨ったら太陽がおはようございます。なんでだよ!
 バイク降りようか考えましたが、諏訪湖SA(上り)でガソリン入れるついでに朝日の写真を撮っていくことにしました。
 タイムラプス?残念ですが露光調整を自動にするの忘れてて白飛びしました。没です。


■ 家に帰ろう!

 中央道や首都高が混む前に帰ります。
 諏訪湖SAを出て、岡谷JCTの先、岡谷ICで中央道を下りてUターンして再び中央道へ。諏訪湖SA(上り)に寄って写真を撮って、ガソリン入れて、6時に帰路に着きます。

ごりっごりに加工した諏訪湖の日の出。ごりっごりに加工したよ。(大事なことなので2回)


 往路と違ってトラブルも何もなくすんなり東京まで戻ってきました。と言いたいですが、最後の最後、府中あたりから突然の渋滞。完全に止まっていたので、しょうがなく下道に下りましたがこちらも渋滞。府中~永福あたりまでトロトロトロトロ走り、渋滞を抜けてからはスイスイ走って9時半頃自宅着。

 下道に途中切り替えた関係で、復路の走行距離は220.5km。
 総走行距離は513.5kmとなりました。

 復路は本当に渋滞以外は何もなく。
 あえて言えば、長野から山梨、東京と戻ってくるたびにバリア張ってんの?って位、越県した瞬間に気温が上がっていき(往路はこの逆)、東京に戻ったあたりで暑いんじゃクソが!!!!と叫びそうになったことと、山の手通りで信号待ちしているときに見上げた空に浮かんでいたのが、刷毛で刷いたような薄雲で、あーー、暦の上ではもうすぐ秋なんだなあとなんかしみじみしたくらいです。


■ 終わりに

 実は夜通しツーリングは今回が初めて。眠気で事故ったらどうしようかと最初はひやひやしていましたが、びっくりするほど乗車中は眠くなることもありませんでした。無事に終わってよかった。
 あと、今回は渋滞に巻き込まれたくない一心で夜走ったので、長野の美味しいものは堪能できていません
 次行く時は、信州そばか馬肉か信州サーモン食べたいなって思います。

 またどこかのタイミングで第2回サイコロツーリングの行き先を決めたいなと思いますが、9月~10月は予定がてんこ盛りで、少なくとも10月のF1日本GP以降じゃないと遠出はしないかなと。
 もしかすると11月にもう1回行くかもしれませんが、11月だと今度は試験があるのでそれはそれで行かないかもしれません。

 そんな感じで次回未定ですが、次も楽しんでいただけると嬉しいなと思いながら今回のレポートはここで終わりとさせていただきます。
 長々と読んでいただきありがとうございました!

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