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‘22年2月14日 サブスクからのお勧めにまんまと...

「ザ・シークレットマン」

http://secretman-movie.com/info/?page_id=5

監督 ピーター・ランデズマン
制作 リドリースコット
出演 リーアム・ニーソン、ダイアン・レイン

1970年代のアメリカ、ニクソン政権下で起こったウォーターゲート事件を追うFBIと新聞社。新聞社に機密情報を提供していた、ディープスロートと呼ばれた当時のFBI副長官マーク・フェルトを主人公にした実話に基づく映画。
原題は「Mark Felt: The Man Who Brought Down the White House」

ペンタゴンペーパーズを見た後に、その流れで、ウォーターゲート事件関連の映画を。もちろんサブスクからのお勧め映画紹介にまんまとハマった。

前に見た「ペンタゴンペーパーズ」と言う映画では「誰かが権力を見張らないといけない、それがジャーナリストの負っている責任、だから今、行動に移さないといけない、国中に話題になっている国の欺瞞を報道し続けなければ、権力に怯えた 負け続ける、報道の自由を守るのは報道しかない」と言うことを、ポスト紙の編集長 社長、役員たちが葛藤する様々な会話シーンのセリフに織り込まれていたが、この「ザ・シークレットマン」ではFBIがアメリカで何のために存在するのか、間違いを起こした権力に従うのか、正義を守るのか、FBIの中立性とは?
そんなことを現場のFBIとして真面目な捜査員が、主人公の頑固な仕事一徹のマーク・フェルト副長官らが葛藤する映画だった。

「ペンタゴンペーパーズ」と「ザ・シークレットマン」は監督は違うものの、完全にセットだ。
そりゃサブスクのお勧めに出てくるはずだ と実感。

リーアム・ニーソンって役者は黙って立ってる画、その顔だけで、難しい人、深いことを考えている人のように思わせることが出来る俳優だなあと思うけれど、その雰囲気がウォーターゲート事件の捜査機密情報を新聞社に流していた、ディープ・スロート と言われた FBI副長官マーク・フェルト役にハマってる気がした。そして、副長官の嫁役のダイアン・レイン 彼女の絶妙な演技があることで、リーアム・ニーソンが語らずとも、その役柄の人間性が見えてくる。
いいバランスだったな。

映画のラスト間近に政府側の情報提供者として、1シーンだけイギリス俳優のエディ・マーサンが出てきた。エンドロールのクレジットでは確か「agent man Eddie Marsan」となってた。
なんだか嬉しい。

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