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【24/1/16】地域の企業が外需を取り込むには? 

おはようございます!
GSJ代表の深野です。

前回、GSJが支援する外需型の地方創生について
話をしました。

今回は、具体的に地域の企業が
どうすれば地方創生につながるのか?

という話をしたいと思います。

そもそも、なぜ一企業に地方創生ができるのか?
と、考える方もいると思います。

では、地域の企業が
誰も地方創生に取り組まなかったら
どうなるでしょうか?

行政が対応できるなら、
とっくに問題は解決しています。

では、大企業がやれば…
そう考えるかもしれません。

しかし、上場している大企業は
株主のために経営をしています。

つまり、社長が取り組みたくても
簡単にはできないわけです。

では、地域の企業はどうかというと、
経営者の考え方次第です。

そして、実業と関連した部分で
取り組むことで、できることはあります。

微力であっても、
多くの地域の企業が取り組めば、
結果的に大きな変化につながります。

話を元に戻します。

では、地域の企業がどうすべきか?

これまで都会から地方へ
富をひっぱってくる多くの取り組みが
行われてきました。

これもひとつの選択肢です。

一方で、GSJが提案しているのは
外需型の地方創生です。

つまり、海外の需要を
その地域に持ってくることです。

そのためにGSJでは、
ニッチな技術をもった地域企業が
海外と直接ビジネスをする必要があります。

はじめに
その企業の国内市場における本当の強みを
分析します。

あなたの企業は、
なぜ顧客に選ばれていますか?

あなたの顧客が
継続的に取引をする理由は何ですか?
他社から御社へ切り替えた決め手は?

どういう顧客のどういったニーズであれば、
競合他社に対して圧倒的な強みによって、
ビジネスを勝ち取ることができますか?

では、ちょっと考えてみてください…

結論からいうと、
これだけではダメです。

なぜなら、
自分たちが強みだと思っていても、
決めるのは顧客だからです。

顧客に聞いてみない限り、
本当に評価されていることは分かりません。

長年、国内の同じ業界で、
安定したビジネスを続けていると、
こういったことを真剣に考えなくても
ビジネスが回っている企業が多くいます。

特に、地方で長年安定したビジネスをしている企業は
その傾向が強いです。

大手企業の成長と共に
自社も成長してきので、
あまり考えなくてもよかったわけです。

ところが、大手企業の撤退や、
その地域でのビジネスを縮小してしまうと、
不安定になります。

さらに、ここ数年、
様々な業界に変化が起きています。

身近な事例のひとつが
自動車のEV化です。

これによって、
部品点数が減り、エンジン開発の需要が
大幅に縮小しました。

2022年の前半ころから、
自動車業界からの相談が
急に増えています。

変化へ対応できず、
新規開拓ができずに困っている企業です。

もし、そのような状況であれば、
先ほど述べたように自社の強みついて
しっかり分析をすべきです。

では、この分析が
なぜ海外につながるのか?

と、思われたかもしれません。

海外との直接取引をするということは、
新規開拓営業をするということです。

つまり、国内において
自社の強みを活かして新規開拓できなければ、
海外でもできません。

だからこそ、
変化の時代の今、
自社の強みを確立する必要があるのです。

次回はさらに具体的に話します。


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