しめ縄ワークショップ
クリスマスが終わると、お正月準備!
今年はワークショップを開催して、子どもも一緒に賑やかにつくっています、
自然栽培の古代米の藁を使い、飾りには自宅の南天の葉とご近所からお裾分け頂いた赤い実。
この赤い実の枝は、自宅の窓からいつも借景させていただいているもので、先日亡くなられたおじいちゃんのご家族にいただいたものです。
それぞれ思い入れのある素材を使って、新年をしっかりとお迎えできるように心を込めて藁を撚って(よって)捩り(もじり)ます。
藁のふんわりとした良い香りに包まれながら、藁を湿らせたり、柔らかくほぐすところは、子どもも一緒に作業。
しめ縄は、結界を意味するものだそうです。
神社のしめ縄なら、神様の領域と人間の俗世界を結界する。
お正月飾りとしてのしめ縄は、厄や禍からの結界を意味する。
そして、歳神様が宿る場所でもあるとされています。
なんとなくお店で買って、なんとなく飾っていたものも、その背景を知ることで、いつもと違った見え方になります。
今年一年に感謝し、新年も良い年になるよう願いながら、みんなで手を動かす時間は、とても豊かな時間となりました。
12月28日までに、歳神様をお迎えするためのお掃除をして、飾ります。
でも忙しくてなかなか手が回らないこともありますよね。
29日は二重苦、31日はお迎えする歳神様に失礼であるという一夜飾りで、縁起が悪いので、28日までにできなければ、30日にしましょう。
飾りを外す時期は、松の内まで。
地域によって異なるようですが、関東では1月7日が多く、関西では1月15日までとすることが多いようです。
できれば、ゴミと一緒に出すのではなく、近くの神社などで行われるどんと焼きに出しましょう。
お正月にお迎えした歳神様を、どんと焼きの炎と一緒に見送る意味があるとされています。
100年後のお正月はどうなっているんだろう、とラジオで言っていましたが、どんな形であれ、お正月を清らかにお迎えする心は、いつまでも残っていて欲しいなと思います。
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