マガジンのカバー画像

グロービス・テック・マガジン

96
グロービスではどのようにプロダクトを開発しているかをPdM、エンジニア、デザイナー、データサイエンティストなどの視点から発信します。
運営しているクリエイター

#Ruby

RubyKaigi2024 参加レポート:Day3

こんにちは!グロービス技術広報です。 この記事では、RubyKaigi2024 の3日目の様子をお届けできればと思います。 Ruby Committers and the World毎年お馴染みの、Ruby コミッターたちが集まって議論するのを眺める会です。 司会の方が用意された話題に沿って進行してくださり、それぞれの話題でコミッターたちがわいわい盛り上がって議論していました。 ときには「この構文とこの構文どっちがいいと思いますか?」と聴衆に挙手でアンケートをとる場面もあり

翻訳者の角谷さんをお呼びして研鑽Rubyプログラミング読書会を開催しました

グロービスにて業務委託で勤務しています五十嵐(@igaiga555)です。グロービスではいくつかの読書会が開催されていて、2023年9月からは「研鑽Rubyプログラミング」の読書会が開催されています。今回は同書の翻訳者である角谷信太郎さん(@kakutani)をゲストにお迎えして開催された特別会についてのレポート記事です。 (ちなみに、この前に行われていた読書会では笹田さんのWEB+DB PRESSでの連載「Rubyのウラガワ」を読んでいました。そのときの笹田さんをゲストにお

QAエンジニアがバックエンドエンジニアにジョブチェンジする話

はじめにこんにちは! グロービスでナノ単科のバックエンドの開発を担当しています、nanoチームの矢島です。 以前、この記事にもあるようにテスト自動化を担当するQAエンジニアをしておりましたが、バックエンドエンジニアにジョブチェンジしました。 今回の記事では、「QAエンジニアからバックエンドエンジニアになること」を通して得た知見を皆様に共有したいと思います。 QAからバックエンドになった背景キャリアの最初は、第三者検証会社のテスターからIT業界に入り、テストエンジニア、テス

Rubyコミッター笹田さんとRubyKaigi2023の予習会&復習会を開催しました

はじめにグロービスで業務委託勤務しています五十嵐(@igaiga555)です。グロービスではRubyKaigi2023をめいっぱい楽しむべく、前回の「Rubyコミッター笹田さんと学ぶRubyのウラガワ」 につづいて笹田さん(@koichisasada)をゲストにお迎えして社内でRubyKaigi2023の予習会、復習会を開催しました。 予習会RubyKaigi2023開催前に行われた予習会では、タイムテーブルを見ながらいくつかピックアップして概要を解説してもらいました。笹田

Rubyコミッター笹田さんと学ぶRubyのウラガワ

こんにちは、グロービスの法人開発チームでエンジニアをしている森谷です。 新卒でSIerに入りサプライチェーン管理の開発を5年弱した後、縁あってグロービスに入社し4年目となりますが、毎日楽しく開発に従事しています。 グロービスでは勉強会が多く開催されており、興味のある勉強会に自由に参加することができます。私自身もデータベース設計、ソフトウェア設計、テスト技法、スクラムなど様々な勉強会に参加してきました。 今回、Rubyコミッターの笹田さん(@koichisasada)が雑

Ractorで並列処理を試みる

はじめまして、グロービスのサーバーサイドエンジニアをしている大澤(@qwyngg)と申します。 Ruby3、そしてRactorがでましたね! さっそくrbenv global 3.0.0して試していこうと思います。 Ractorとは?並行性のあるコードを書くための新機能です。RubyKaigiでGuildという名前を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、そのGuildが名称を変えてリリースされました。 名前の通りActorモデルを参考にした機能だそうです。