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映画で楽しく英語学習!abceedの映画機能おすすめ学習法

abceed開発チームです。
突然ですが皆さん、abceedに『ミッション・インポッシブル』『アイアンマン』『マネーボール』などの大ヒット映画を使って英語を学習できる機能が付いていることをご存知でしょうか?

約90作品の映画を使って学習可能

この記事では、abceedの〈映画・ドラマ〉機能について、学習の意義と基本操作、学習方法、学習に特におすすめの作品を紹介します!


映画を使った英語学習の意義

「映画を使った英語学習」と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか?「教材としては使いづらい」「資格試験対策には必要ない」「一回の学習に時間がかかる」と思われる方もいると思います。

abceedの充実した機能で、映画を教材として最大限活用できる

従来、映画は教材としての使い勝手がよくありませんでした。字幕を切り替える操作が面倒だったり、聞き直したい個所の頭出しが思い通りにいかなくてイライラしたり…… とにかく使いにくくて、日々の学習に取り入れることが難しいものでした。

しかし、abceedでは、映画を教材として最大限にご活用いただけるよう、様々な機能を充実させていますので、どなたでも快適に学習を行うことが可能です。

充実した学習機能

映画学習は資格試験にも役立つ

また、映画の会話スピードは、資格試験(TOEICや英検など)のリスニング音声よりも、格段に速いです。そのため、映画を使って学習することは、アスリートが高地トレーニングで心肺機能を強化するのと同じく、リスニング力を底上げします。映画のスピードに慣れたら、テストのリスニング音声はゆっくりしたものに聞こえるはずです。

さらに、TOEIC 800点以上や英検準1級以上を目指すには、ネイティブが普段使っているこなれた表現を身に付ける必要があります。それには、ネイティブのリアルな会話で構成されている映画コンテンツを使った学習が特に効果的です。

映画学習は資格試験にも役立つ

スキマ時間で映画を使った学習が可能

映画学習は本編をフルで見る必要があるので時間がかかる、というイメージをお持ちの方もいると思います。
abceedでは、「フレーズ学習」「今日のワンフレーズトレーニング」を用意しており、映画本編をフルで見なくても、フレーズ単位や1分程度のシーン単位で学習を行うことが可能です。

映画本編を全て字幕無しで見れるようになるのはハードルが高いですが、まずは1分程度のシーンを字幕無しで見れるようになる事を目指して学習してみましょう!

短いシーン単位で学習ができる

「映画を使って学習してみたい!」という気になってきませんか?それでは、基本操作と学習方法を紹介します!

動画プレイヤー機能の使い方

abceedでは、学習に便利な機能が付いた動画プレイヤーで映画の本編をフルで再生することができます。ここでは動画プレイヤー上でできることを紹介します。

フレーズ/シーン関連機能

学習に便利な機能が付いた動画プレイヤー
  • フレーズリスト:画面右に表示されているフレーズのリストから、フレーズ単位で好みの位置から再生を開始することができます。

  • 解説・語注:左下の [i]アイコンで、フレーズの〈解説・語注〉をすぐに確認できます。辞書を引くことなく、重要語句を学習できます。理解が難しい表現には解説も付いています。

  • ブックマーク:左下の ☆ アイコンで、フレーズをブックマークできます。くり返し学習したいお気に入りフレーズのリストを作れます。

メモとシーン再生
  • メモ:左下の [≡] アイコンで、各フレーズへのメモを残すことができます。自分で調べた情報などを残しておけば、あとで復習することができます。

  • シーンから再生:学習しやすい単位である〈シーン〉に分割しています。10分の隙間時間でも勉強したいシーンを選択し、手軽に学習を開始できます。

各種再生機能

  • シーク:画面下のタイムバーで、再生位置のシーク(指定)が可能です(スマホでは画面を指で長押ししたまま左右に移動)。

  • 3秒巻き戻し・早送り:[3↩️] [↪️3] ボタンでは、3秒単位で巻き戻し・早送りが可能です。意味や音声が理解できなかったり、表現が気になったりした場合に、少しだけ巻き戻して聞き直せるので便利です(スマホでは画面の左右の端をダブルタップ)。

  • フレーズ送り・フレーズ戻し:[|<] [>|] ボタンでは、フレーズ単位で巻き戻し・早送りが可能です。フレーズ単位で学習したい場合に便利です(スマホでは画面を左右にスワイプ)。

  • 再生速度:0.5〜2倍の間で変更可能です。発音が聞き取りづらい場合には低速に、復習時に負荷を高めたい場合には高速に設定することが可能です。

  • 字幕表示:学習の段階に応じて〈英・日〉の切り替えが可能です。

  • リピート再生:🔁ボタンで〈リピート再生〉をオンにすると、該当フレーズをくり返し再生します。詳しく聴きたい場合や音読したい場合に便利です。

動画プレイヤーの魅力が伝わりましたでしょうか?
続いて、具体的にどのように学習を進めていけばよいのか、を目的別に紹介します!

目的別学習方法の紹介

ここでは「発音・リスニング力強化」「語彙力・リーディング力強化」の2つの目的別の学習法を紹介します。

[発音・リスニング力を強化する学習手順]

これらのスキルを強化したい方は、映画を「字幕なしで鑑賞できる状態」を目指しましょう。

映画には、さまざまなアクセントが登場するので、発音・リスニングを学習するのに最適です。特に以下の手順で学習すると、自分の弱点となる音声を洗い出すことができ、効率的にスキルを伸ばせます。

映画でリスニング力を強化する学習手順

[語彙力・リーディング力を強化する学習手順]

これらのスキルを強化したい方は、映画を「英字幕で鑑賞できる状態」を目指しましょう。

映画は、英語話者が実際に使っている表現の宝庫です。幅広い語彙や文法事項を学習できます。さらに、語句やフレーズと映像をリンクさせられるので、記憶への定着も促進されます。以下の学習手順は、まず語彙と文法を字幕を読んで理解し、その上で、英文理解の速度を高められるよう設計しています。

映画で語彙力を強化する学習手順

〈フレーズ学習〉機能の基本操作

abceedの映画機能には、映画本編をフルで再生する以外に、より教材での学習に近い〈フレーズ学習〉機能が搭載されています。これは、ワンフレーズごとに映像が流れ、音声を聞き取れるか、そして意味を理解できるかをチェックする機能です。

「わかる」「わからない」に仕分けすることで、苦手なフレーズの洗い出しを効率的に行うことができます。また、〈フレーズ学習〉の訳では、映画本編で意訳となっている箇所を直訳に調整しているため、より英文に近い意味を確認することができます。
※ フレーズ学習機能は一部作品で利用可能です。

〈フレーズ学習〉ボタンがあればフレーズ学習機能が利用可能

[基本機能]

基本機能は、abceed上での単語帳学習に付いている機能とほぼ同じです。

・わかる/わからない:フレーズを仕分けて次のフレーズへ進みます
・解説:訳と解説・語注を確認可能です
・再生速度:音声を確認したい場合に、0.5〜2倍速に変更可能です
・再生ボタン:フレーズが発話される場面を再生できます

フレーズ学習画面

〈フレーズ学習〉機能を使った目的別学習方法

〈フレーズ学習〉機能を使うメリットは、フレーズごとの習得度を確認しながら網羅的に学習できる点です。使い分けとしては、普段使いには動画プレイヤーを、1フレーズずつていねいに学習を進めたい場合にはフレーズ学習をおすすめします。ここでも、目的別に学習手順を紹介します。

[発音・リスニング力を強化する学習手順]

〈フレーズ学習〉機能を使うと、聞き取れているかテストしながら効率的にリスニング学習を進めることができます。動画プレイヤーの場合と基本的な学習の流れは似ていますが、フレーズごとの網羅的なリスニングトレーニングが可能です。

フレーズ学習でリスニング力を強化する学習手順

[語彙力・リーディング力を強化する学習手順]

〈フレーズ学習〉機能を使うと、リスニング力もテストしながら読解学習を進めることができます。動画プレイヤーの場合と基本的な学習の流れは似ていますが、フレーズごとに直訳を参照しながら細かく学習することが可能です。

フレーズ学習で語彙力を強化する学習手順

〈今日のワンフレーズ〉について

映画1本を通しで学習する時間はとれない方のために、映画の中から特に覚えておきたいフレーズが使われたシーンだけをピックアップしたのが〈今日のワンフレーズ〉機能です。細かなニュアンスや適切な使用方法を、具体例を添えて解説しています。解説を読んだ上で、実際のシーンを視聴可能です。忙しくて映画全体に取り組むのが難しいときに、学習習慣の維持に役立ちます。ぜひ、ご活用ください!

今日のワンフレーズが毎日更新される

〈今日のワンフレーズ〉トレーニングの活用方法

〈今日のワンフレーズ〉のトレーニングでは、英語コーチがお勧めする学習手順を機能に落とし込んでいるため、その流れに沿って学習するだけで1つのシーンを深く定着させることができます。学習は4つのStepで進みます。
なお、トレーニング機能は現在iOSでのみ利用可能です。順次AndroidとWebにも実装していく予定です。

ワンフレーズトレーニングのStep
流れに沿って学習するだけでシーンを深く定着させられる

学習に特におすすめの作品

現在abceed上では約90作品の映画が利用可能ですので、どの映画を使って学習すればよいのか、悩まれる方も多いかと思います。
前提として、自分が好きな作品で学習するのが一番ですので、既に好きな作品がある場合、そちらで学習を進めてください。

ここでは、特にこれといった作品が無い方向けに、学習に特におすすめの作品を紹介します。

アイアンマン

アイアンマン(2008)

なんといってもトニー・スタークという主人公のキャラクターが魅力的で、英会話のロールモデルとしておすすめです。アクション映画のためセリフ数が少な目で学習のハードルが低く、動きが多い分、内容をイメージと結びつけて記憶に定着させやすいです。

ピーターラビット

ピーターラビット(2018)

動物たちの豊かな感情表現が特徴で、発音も聞き取りやすいです。原作との違いに驚かされるお話ですが、子どもから大人まで楽しめる内容になっていて、日常会話の学習におすすめです。ストーリーは1時間半程度で短いため、通しで学習するのにも向いています。

ターミナル

ターミナル(2004)

祖国クラコウジアの戦争によりニューヨークの空港から出られなくなってしまった主人公が英語を学んで成長していくストーリーです。英語初心者の方でも付いていきやすい内容で、簡単な映画から始めたい方におすすめです。

ゴーストバスターズ

ゴーストバスターズ(1984)

比較的子ども向けの作品のため、発音が聞き取りやすくリスニング学習に向いています。シーンごとにコメディ要素があり集中力が続きやすいです。abceed上に3作あるシリーズ作品を通して学習いただくことで、英語力の向上を実感いただけると思います。

最後に

映画を使った学習機能の魅力が伝わりましたでしょうか?
映画には、多くの語彙・文法・発音・背景知識が登場します。それらをエピソードや映像と関連づけて記憶できるため、学習内容の定着率が高いです。これまで紹介した手順で学習すると、リスニングとリーディングの技能を実践レベルまで高められるのはもちろん、語彙力やスピーキング力の向上にもつながります。多くの方の英語学習の目標は、英語を使ってコミュニケーションをすることだと思います。abceedの映画機能は、その目標達成のお手伝いをいたします。
まずは一度、是非映画機能を使ってみてください!

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