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【コラム】皇室ウォッチ部

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平成の間皇室にまるで興味のなかった30代女性が勉強しながら書く皇室ウォッチコラム。美智子さま世代の皇室ライター&皇室評論家()さんが撒き散らす記事に辟易してはじめました。
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#留学

金で他人に論文を書かせる天皇。秋篠宮家より前にそれを始めた人がいた

秋篠宮家のご長男が(あるいは母である紀子さんが)東大への推薦入学を熱望し、その実績づくりとして悠仁さんが筆頭著者とする共同論文を学者と執筆、今夏に国際学会で発表を行うということに対し、「それってズルじゃね?」「倫理的に許されるの?」と疑問が紛糾しているが、今回に限っては不思議と腹もあまり立たないというのは、秋篠宮家のあまりに醜い所業の数々に呆れる底が抜けてしまっているからだろうか。   それに比べて、令和の天皇皇后両陛下は自己研鑽の大切さを体現してくれるな。と英国訪問でのお姿

スーパー帰国子女雅子さま水準についていく純ジャパ還暦の天皇陛下は普通にすごい

このタイトルで、いつか書こうと思っていたnote!!!前回noteで、内向きな大人(客観的に日本の現状を認識せず、“選ばれる国ニッポン”の心地よいナラティブと近隣アジア諸国よりも日本は洗練された存在であるという耳障りの良い言葉を流布する大人)こそが、内向きな若者を育てているんじゃー、と書いた。 ところで私は、内向きな大人と、そうではない大人を包含する誰もが知っている日本の組織をひとつ思いつく。皇室である。 外向きな──つまり国際感覚を持ち、ひらけた姿勢を持つ──筆頭格、そ

メディアの形容詞が追いつかない。元留学生が両陛下の親善訪問を独自解説

記憶に新しい英国訪問の最終日、天皇陛下と皇后さまは、母校であるオックスフォード大学を『私的に』訪ねられた。『』をつけているのは、私がそれを、私的とも言われる親密さを兼ね備えた、どう考えてもパーフェクトな公式訪問だったと思っているからだ。 宮内庁およびメディア数社は、主に皇后陛下のされることに「私的」とつけないと死ぬ体質なのか、「私的に」「私的に」「私的に」と連呼するが、国家元首や首相が外遊に行く場合、訪問日程のなかで現地の名門大学に赴くことは、極めて慣例的なことである。