見出し画像

豊かに生きるために必須な考え方と行動メカニズム – 資産形成は人生そのものを表す

こんにちは。

コロナの影響なのか資産形成に関心を持つ方が多くなっているようです。そんな中でもほとんどの方が知らない海外金融について書いています。金融商品のラインナップ自体の違いは大きいですが、お金、資産に対する考え方も大きく異なることで諸外国との差が開いているのではないでしょうか。


ますます開く富の格差


最近の日経の記事で、積立×長期投資への関心が高まっているという記事が出ていました。

画像1

コロナ禍で、特にお勤めの方に言えるのですが

将来のことをちゃんと考える方

リモートワークをいいことに、仕事も将来のこともサボっている方

にハッキリ分かれてきていると感じます。いつになったら海外行けるかなー?コロナ収まるかなー?と今に流されて生きているうちに、どんどん他者に置いていかれることになります。

未来を見直す時間ができたことによって将来のこととしっかり向き合い、資産形成を始める方が増えてきたのは良いことですが、それでも

画像2


と考え、特に人生における重要なことは人生の早期からやっておきたいものです。そして今日の本題、資産形成に対する考え方は人生を表しているというお話です。


人生を決定づける時間管理マトリクス


多くの人が共通して思う

どうしたら人生を豊かにできるのか?

その答えの一つがココにあります。この話は、タイムマネージメント(時間管理術)のテクニックとして第34代アメリカ大統領ドワイト・D・アイゼンハワーの仕事術(重要性と緊急性でタスクを分類することで有名)を元に、スティーブン・コヴィー著作の『7つの習慣ー人格主義の回復』で体系化されたものです。

私達、特にビジネスパーソンは、常に緊急事項に振り回されています。しかし、人生を豊かにすることの多くは緊急性はないが重要なものばかりです。「重要」とは、人生にとって重要ということですから当然ですね。ただ、それは重要でありながら、目的意識無しにはそれを計画する時間を捻出できなかったり、実践できなかったりします。そして

「緊急ではないが重要なこと」は人生の質に直結する

とも言えます。

「重要なこと」と「緊急なこと」を区別する
あなたの日々の行動やタスクが、「緊急なこと」なのか「重要なこと」なのかを区別しているでしょうか。これを明確に区別することは、時間という限られた資源の中で、夢や目標を達成し、人生の成功を手に入れるための第一歩です。

画像3


です。私たちの人生を豊かにし、本当の充実感をもたらすのは、「緊急」なことよりも「重要」なことを成し遂げた時です。全ての活動を「緊急」と「重要」という観点であなたの行動を分析すると、

画像4


という4つに分類できます。これが「時間管理のマトリクス」です。

画像5

時間管理マトリクス
それではそれぞれの領域について見ていきましょう。

第1領域:「緊急かつ重要」
締切のある仕事、差し迫った問題の解決、病気や事故への対応など、回避不可能なものばかりがこの領域に入ります。この領域の事項が増えると人生のコントロールができなくなり、常に外的要因によって時間を奪われ続けるのが特徴です。

第2領域:「緊急ではないが重要」
資産形成や健康増進をするための自己投資、自身のスキルアップや外国語習得、人間関係やコミュニティつくりなど、確実に人生を豊かにすることばかりがこの領域に入ります。この領域の事項は、やったほうがいいことはわかっているが、すぐにやらなくても特に現時点では問題がないため後回しにされたり、忘れられがちです。そしてこの重要なことを後回しにす習慣により問題は生み出されるのです。

またこの領域の事項は、成果が出るまでに一定の時間を要するため、主体的に日々を生きていなかったり、夢や目標がなく、自己管理ができないと、手を付けなかったり途中で諦めたりするものが多いです。日本ではこの領域を頑張っている方を、「意識高い系」と揶揄したりと、多くの人は人生を豊かにしようと思っていない、また人生が豊かになるとは思えないらしく、この領域を大切にすることなく日々を惰性で生きます。

重要なことをやっている人とやっていない人の差は開くばかりですので、よってこの領域は

富の格差にも直結するのが特徴です。

第3領域:「緊急だが重要ではない」
重要ではない多くの電話や、無意味な会議、突然の訪問など、自分にとっては重要ではないけれども、自分以外の誰かにとっては重要である場合があるため、「重要なことをやっている」と錯覚しやすいものがこの領域に入ります。

緊急性があることは、重要なことだと錯覚しやすいので、それは本当に重要なことなのか?自分以外でも代わりはいるのではないか?と区別をするのに慣れるまでは自問することが必要になってきます。

この領域の事項が増えると「いい人」にはなれますが、人生のコントロール権を他人に奪われた状態に陥りやすいため、人生の豊かさや成功を手に入れることはありません。

「世間体を気にして生きる」日本人がハマりやすい領域と言えます。

第4領域:「緊急でも重要でもない」
噂話などの暇つぶしや、ボーッとする時間、何もしない通勤時間や待ち時間、目的のない遊び、SNSやスマホを見続ける時間など、単なる時間の浪費にあたることがこの領域に入ります。

第1領域と第3領域の「緊急なこと」で日々追われている方は、緊急性のあることから開放されたいと思っているため、緊急性のあることからの逃げ場所である「緊急ではなく且つ重要でもない」この領域に費やす時間も多くなりがちです。

この領域から生み出されるものは何もなく、ストレス解消やただ一時の欲を満たすためのものであるため、人生を豊かにしようという第2領域の時間が多い方は特にこの第4領域が少ないか、少なくしようとコントロールしています。

人生を豊かにするためにムダな時間ですから、この領域はできる限り排除するのがいいでしょう。

「重要なこと」を始めるのに早すぎることはない
あなたにとって実行するべきことはどの領域にあるでしょうか?

第2領域の「緊急ではないが重要」な活動は、問題が発生することを見越してその予防をしたり、夢や目標を叶えるための長期プランを考えたり、重要な会議やプレゼンテーションに備えたり、豊かな人間関係を築くことです。

長期的な視野に立つと、あなたの人生にとって本当に必要なのは「緊急ではないが重要なこと」の領域であることが一目瞭然です。


第2領域を疎かにすると負のスパイラルに陥る
第2領域の「緊急ではないが重要」なことを後回しにしたり疎かにすると、いつしかそれは緊急性を帯び、「緊急かつ重要」な第1領域の問題として襲いかかります。

画像6


などです。そして

第1領域で緊急性のあることばかりに振り回される
→現実逃避で第4領域の行動が増える
→さらに第2領域の時間が減る
→第1領域で緊急性のあることが増える…

と負のスパイラルに陥り、これではいつまで立っても人生を豊かにすることができなくなってしまいます。

画像7

特にこの図に挙げたように

お金・健康・人間関係

については人生の悩みのほとんどはこの3つが原因と言われていますから、人生の早期に解決することや、日々これらの積み重ねを怠ってはいけないなと思います。


まとめ


今回は珍しく、金融の情報のシェアというより人生のお話をしました。しかし、こうやってみるとやはりお金と人生は切っても切り離せないものだなと感じていただけたのではないでしょうか。

私は20代前半でこの考え方を知り、積極的に取り入れ、そのように行動してきたつもりでしたが、それでも今回この記事を書いていて、できていないなと思うことや、もっと早くやっておくべきだったなと思うことも多々あります。

人生は歳を重ねるごとに、さらに豊かになり、常に向上していくものであるべきだと思います。私もさらに日々を律して人生を向上させてまいります。

資産形成についてお知りになりたい方はお気軽に以下より相談してみてください。

画像8



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?